【韓国芸能】イ監督が語る「大長今」秘話!破れかぶれで決まったイ・ヨンエのチャングム!

2009年06月18日13時00分芸能

日本でも爆発的な人気を博した韓国歴史ドラマ「大長今 チャングムの誓い」のイ・ビョンフン監督が、そのキャスティングについて興味深い話をしている。このニュースをNAVERニュースが動画で報じている。

韓国ドラマは、「冬のソナタ」「秋の童話」などに代表される純愛路線で日本に爆発的なブームを作ったが、この「大長今 チャングムの誓い」に代表される歴史ドラマ(史劇)路線で、その人気を定着させた。

イ監督は、次期作として「大長今2」というコードネームで新作「同伊(ドンイ)」を企画している。この「ドンイ」は、三大悪女のチャン・ヒビンと真っ向から戦った“スクビン”という女性を描いた作品だ。スクビンはムスリ(宮廷の雑役係)出身ながら、その心根の優しさから朝鮮王朝の18代王である粛宗に愛され、遂には21代王・英祖の生母となった女性。
彼女については、ナビコンの特集・『韓ドラ』ここが知りたい!、「 韓国三大悪女-『張禧嬪』チャン・ヒビン」で詳しく紹介しているので参考にされたい。

*** 以下、記事翻訳 ***

[ニュースデスク]
史劇の大家イ・ビョンフン PDが自身の史劇人生と作品の後日談を盛りこんだ本を出した。女優イ・ヨンエが渉外順位7位だったという内容があるが、何の話だろう?
記者が直接聞いて見た。

◀VCR▶
平均視聴率46%、世界64ヶ国に輸出されたドラマ「大長今」のキャスティングはどのようにされたのか?

イ・ビョンフンPDが一番初めにソン・ユナに大長今役を提議し、その後、ソン・ヘギョ、チャン・ジニョン、ミョン・セビンら6人の女優にキャスティングを断られたと告白した。

◀INT▶ イ・ビョンフンPD/「大長今」演出
「とても大変だろうし、撮影も長期間で女優たちが嫌やがった。寒さも阻むことができない。」
自暴自棄になったPDは、破れかぶれでトップスターのイ・ヨンエにシナリオの下書きを渡したのだが、これがPDと女優両方に最高の名声を抱かせてくれるきっかけとなった。

史劇は基本が 6ヶ月、一旦始まれば1日に3、4時間も眠れない強行軍になるため、PDは撮影場の雰囲気を盛り上げることにも神経を使わなければならない。

◀EFFECT▶イ・ビョンフン PD(撮影現場)
「全然老けないな、君は...」

◀INT▶ イ・ビョンフン PD
「怒ると罰金を出すことにしたんですが、自分が一番多く怒るんでそれを無くしました」
ドラマ「イサン」で、チョン・ヤクヨンをとても軽薄に描写して、多くの記念事業会から抗議を受ける等、実在人物を扱う経験からの難しさも吐露している。
最近では、英祖(朝鮮王朝21代王)の生母と宮中音楽である「掌楽院」を扱った次期ドラマ「ドンイ」の準備で多忙のイ・ビョンフンPDは「水刺間(スラッカン)」と「図画署」のように、自分たちの(歴史の)ことながらも、意外と知らない歴史的空間を国民たちに紹介することが、史劇人生のやりがいだと語った。

イ・ビョンフン PD 演出秘話‥"イ・ヨンエは 7順位"