地上派初!日本国降伏、玉音放送が国民に届くまでの長い1日!テレ朝14日『日本のいちばん長い日』 予告動画

2016年08月14日12時00分ドラマ

1945年8月14日の御前会議で日本降伏が決定!翌15日、国民に「玉音放送」が届くまでの歴史的長い1日を描いた物語!役所広司、本木雅弘、山崎努、堤真一、松坂桃李ほか…テレビ朝日14日(日)夜9時「日曜洋画劇場」地上派初となる『日本のいちばん長い日』を放送!予告動画は番組公式サイト、映画公式サイトで公開。

1945年8月15日正午より、日本放送協会(現在のNHKラジオ第1)から放送された、昭和天皇による終戦の詔書。日本国民に降伏を伝えるもので、以降、この日を「終戦の日」と呼ぶようになった。以降、毎年日本武道館にて祈念式典を行い、正午に黙祷を行う。

昭和天皇のお言葉は事前にレコード録音され、15日に放送された。国民には前日より「15日正午より重大発表あり」と告知され、これを聴くよう指示された。放送そのものは、劣悪なラジオの放送品質のため音質が悪く、さらに天皇陛下独特の節回しの朗読、さらに一般人には馴染みのない言葉(漢語)が多く使われていたことから、国民の大半は放送内容を理解することができなかった。放送直後、アナウンサーによる終戦詔書により、日本敗戦を理解したとされる。

当時の昭和天皇は今生天皇の「日本国民の象徴」的存在ではなく、まさに「現人神」だった。今でこそ、国民は天皇陛下の肉声を聴く機会がたくさんあるが、当時の国民は玉音放送が昭和天皇の肉声を聴く初めての機会だった。現在の「象徴天皇制」は戦後からであり、今のような「国民に寄り添った皇室」は当時の日本ではあり得なかった。

14日放送される映画『日本のいちばん長い日』は、1965年刊行された半藤一利著のノンフィクション書籍が原作で、刊行当時は大宅壮一編となっていた。1995年、文藝春秋より半藤名義で『日本のいちばん長い日 運命の八月十五日 決定版』として再版された。過去には岡本喜八監督により映画化(東宝よりDVD化)されており、原田眞人監督版は2度目の映画化となる。

■原田眞人次回作は岡田准一×役所広司
本作にて監督・脚本を務めた原田眞人の最新作が先日告知された。累計580万部突破の大ベストセラー、司馬遼太郎原作『関ヶ原』(上・中・下、新潮文庫)を映画化。石田三成役に岡田准一(V6)、徳川家康役には『日本のいちばん…』で阿南陸軍大臣役の役所広司が出演。撮影は8月より滋賀県でスタート。公開は2017年秋に予定している。

【日本のいちばん長い日】(2015)
監督・脚本:原田眞人
原作:半藤一利『日本のいちばん長い日 決定版』(文藝春秋刊)
出演:役所広司、本木雅弘、松坂桃李、堤真一、山崎努ほか。
『日本のいちばん長い日』DVD&Blu-rayは松竹より好評発売中。

■あらすじ
太平洋戦争末期の1945年7月、連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。降伏か、本土決戦か、連日閣議が開かれるが結論は出ず。その間に広島、長崎に原子爆弾が投下され事態は一層悪化する。
日本は降伏を選択せざるを得ない状況下で、降伏に反対する若手将校らはクーデターを計画するのだが…。

テレビ朝日 8月14日(日)夜9時より「日曜洋画劇場」にて地上派初『日本のいちばん長い日』を放送。監督・脚本:原田眞人、出演:役所広司、本木雅弘、山崎努、堤真一、松坂桃李ほか。予告動画は番組公式サイト、または映画公式サイトにて視聴できる。

テレビ朝日「日曜洋画劇場」番組公式サイト
映画『日本のいちばん長い日』公式サイト