仁祖、屈辱の三跪九叩頭!無料BS初放送「華政(ファジョン)」第55-56話あらすじと予告動画
清の皇帝の使臣として現れたカン・ジュソン(チョ・ソンは)は、和議の条件として世子を人質として差し出せと伝える!今回は、歴史にも刻まれた屈辱の“三跪九叩頭の礼”も描かれ、仁祖役のキム・ジェウォン、最高の演技が見られる!「華政[ファジョン]」明日8月24日(水)からの第55話と56話のあらすじと見どころを紹介!予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。
【「華政」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景やキャストの魅力、各話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介している。時代背景や光海君、仁祖についての紹介も「(2)時代背景・実在の人物紹介」でしているので参考にどうぞ。
※BSフジでは全65話TV放送版で放送するので、以下、あらすじが若干ずれる場合があることをご理解ください。
■キャスト⇒相関図DVD公式サイト
光海君役:チャ・スンウォン
ファイ=貞明公主役:イ・ヨニ
綾陽君役:キム・ジェウォン
ホン・ジュウォン役:ソ・ガンジュン
カン・イヌ役:ハン・ジュワン
■第55話
仁祖の反対を押し切って人質として出向こうとする昭顕世子だが、ジュウォンは世子に、交渉をしている隙を突いて総攻撃を仕掛けようと提案する。清との交渉の場で世子の替え玉を使い時間を稼ごうとするが見破られてしまう。さらに、南漢山城ではイヌがつれてくるはずの援軍を待っていたが、イヌもジャジョムからの援軍を得られず敗退し、江華城でも雨により鳥銃部隊の銃が使えなくなり作戦は失敗に終わる。追い詰められた仁祖は清に対して降伏することを決意し、清の宿営地にて三跪九叩頭の礼(さんききゅうこうとうのれい)をさせられる。
ジュソンの思惑どおり人質として清に送られることとなった昭顕世子と鳳林大君は、貞明公主とジュウォンに、再び戻って朝鮮を変えてみせると誓い、清へと旅立つのだった…。
そして、8年後…。
冒頭、仁祖と世子との会話で、仁祖の父としての言葉が辛い。仁祖との会談の後のカン・ジュソンの憎々しい表情をお見逃しなく。
さすがの鳥銃部隊も雨には勝てない。天は清の味方をしてしまった…。雨に打たれながらの激しい嘆き、重臣たちの前での静かな涙、そして三跪九叩頭で流す血涙…今回は、仁祖役のキム・ジェウォンの最高の演技が続く。※屈辱の降伏については、「屈辱の王・仁祖と朝鮮王朝中期を考える!」で詳しく解説。
さて、父王の血涙を見て同じ屈辱を感じた世子と大君の2人の王子が、8年間の清の国でどう変わっていくのか…清に対する変化がこの後の2人緒王子の運命を分ける。
チャ・スンウォンのファンの方は、今回も回想シーンで光海君が登場するのでお見逃しなく。
■第56話
清の人質となっていた昭顕世子と鳳林大君は、8年後にようやく朝鮮への帰国を許される。しかし昭顕世子たちが清にいる間に、仁祖は病に伏し、朝廷はジャジョムが牛耳っていた。
王宮へ戻った昭顕世子は、以前から計画していたジュソンとジャジョムたちの一掃を実行に移す。世子は、ヨンゴルテに貞明公主を会わせ、明から清に乗り換えたジュソンの商団が粗悪な銀を鋳造して莫大な富を得ていることを教えて、協力を仰ぐ。清と商団との闇取引の日、イヌ率いる官軍が商団の摘発に乗り出す。世子はついにジュソンと手下は捕らえる。同時にジャジョムたちに摘発の計画がバレないよう罠を仕掛けていた。同じ頃、昭顕世子が帰国したことで息子崇善君と自分の身に危険を感じ焦ったヨジョンは、仁祖の意識を回復させるため医官のヒョンイクを訪ねる。
清での8年間で、世子(ペク・ソンヒョン)とヨンゴルテ(キム・ジュンベ)の関係が変わっているので注目しよう。チャン・ヒョク主演の「推奴-チュノ-」では、この二人を「清潭洞<チョンダムドン>スキャンダル」スホ役のカン・ソンミン と、「武神」蒙古のタングト役のユン・ドンファンが演じている。ちなみにイ・ミノが演じた鳳林大君役は「推奴」では「不滅の李舜臣」で光海君を演じたイ・インが担当している。
イヌが貞明や世子と行動を共にするということは、父であるジュソンを倒すこと。イヌの辛い心境を誰よりも知るのがジュウォン。2人で交わす会話もお聴き逃しなく。
さて、今回は、ジュソン商団の摘発があるが、珍しい銀の鋳造場面が見られる。もっとも粗悪品だが…。
BSフジの放送にあわせて各話のあらすじと見どころ、時代背景などもご紹介しているので視聴の参考にどうぞ。
【作品詳細】【「華政」を2倍楽しむ】
◇BSフジ「華政」番組公式サイト
2016.05.26スタート 月~金14:59-15:59 無料BS初放送
◇「華政[ファジョン]」DVD公式サイト