金ロ、地上波初!トム・クルーズ×クール・ジャパン!日テレ2日『オール・ユー・ニード・イズ・キル』予告動画
日本のラノベ(ライトノベルズ)がハリウッドでトム・クルーズ主演映画化!時間のループに巻き込まれたウィリアム(トム・クルーズ)がエイリアン侵略に出撃し死を迎えるまでの2日間を何度も繰り返す!2日(金)夜9時より金曜ロードショー『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を放送!予告動画は番組公式サイトで公開。
画期的なことである。日本のライトノベルがハリウッドで映画化、しかも主演がトム・クルーズ! この事実は日本の出版界を真摯した。原作は桜坂洋著『All You Need Is Kill』(2004年、集英社スーパーダッシュ文庫刊)。マンガ化(全2巻)もされ、作画は『DEATH NOTE』の小畑健で集英社から刊行されている。
原作は近未来を舞台にしたSF小説。異星人が地球に送り込んだ「ギタイ」と呼ばれる敵と戦う人類の物語で、主人公キリヤ・ケイジは「ギタイ」と闘う兵士で、激戦地にて死亡するが、気づくとなぜか自分が死ぬ30時間前に戻ってしまう…というループものである。
原作小説は2009年、アメリカで翻訳版が『Edge Of Tomorrow』として刊行され、それが映画プロデューサーの目にとまり、2010年ワーナー・ブラザースが映画化権を獲得。原作では近未来の日本が舞台になっているが、映画版では設定、登場人物が大幅に変更されている。しかし、基本プロットとなる「時間ループ」は変わっていない。
過去にも日本のコンテンツが欧米でヒットした例は数多くある。とくにコミックは「MANGA」と呼ばれるほどの大人気で、新刊は日本発売とほぼ同時に欧米でも刊行されている。コミック同様小説も、村上春樹、よしものばなななど、数多くの作品が欧米で翻訳されているが、ライトノベルズと呼ばれるジャンルの小説がアメリカで翻訳され、それがトム・クルーズほどの大スター主演で映画化されるなど、異例中の異例である。
メガホンを取ったのは『ボーン・アイデンティティー』(2002)、『ボーン・スプレマシー』(2004)、『Mr&Mrs.スミス』(2005)を手がけたダグ・ライマン。超一流アクション映画監督と、ハリウッドの大スターが日本のラノベを実写映画化した。これは見逃すわけにはいかない!
■あらすじ
近未来の地球…「ギタイ」と呼ばれる宇宙からの侵略者により、人類は滅亡の危機にさらされていた。人類は統合防衛軍を配置し、ギタイと闘うも劣勢を強いられていた。
主人公ウィリアム・ケイジ(トム・クルーズ)は軍のメディア担当で報道官として活躍していたが、戦場行きを拒否したことで上官の不興を買い、二等兵に降格のうえ、歩兵として最前線に送られてしまった。
実践経験が何一つないウィリアム、初めて着る機動スーツに戸惑いながらもせ戦地へ赴くのだが、案の定、すぐに命を落としてしまった。
しかし、気が付くとウィリアムは出撃前に戻っていた。そしてまた戦地で命を落とし、気が付くとまた出撃前…戦闘経験ゼロだったウィリアムも、徐々に経験値を高めていくのだが…。
【オール・ユー・ニード・イズ・キル】(2014)
監督:ダグ・ライマン
脚本:クリストファー・マッカリー/ジョズ&ジョン=ヘンリー・パターワース
原作:桜坂洋著『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
出演:トム・クルーズ(森川智之)/エミリー・ブラント(東條加那子)/ビル・バクストン(大塚芳忠)/ブレンダン・グリーソン(勝部演之)/ジョナス・アームストロング(西凜太朗)/トニー・ウェイ(金光宣明)ほか。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』DVD&Blu-rayはワーナー・ブラザース・ホームエンターテインメントより好評発売中。
日本テレビ9月2日(金)夜9時より金曜ロードショー、地上派初『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を放送。出演:トム・クルーズ(森川智之)/エミリー・ブラント(東條加那子)/ビル・バクストン(大塚芳忠)ほか。予告動画は番組公式サイト、ならびに映画公式サイトにて視聴できる。
◇日本テレビ「金曜ロードショー」番組公式サイト
◇映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』公式サイト