奇跡の実話最終章へ!余命半年の告白…不良たちの恩返し!日曜劇場「仰げば尊し」第7話予告動画と第6話詳細あらすじ

2016年09月03日20時15分ドラマ

無事に全国吹奏楽部コンクールの県大会に進むことのできた美咲高校吹奏楽部だったが、樋熊(寺尾聰)の病気は進行し、ついに生徒たちに病気のことを話すことに…そして、樋熊はある決断を下す!最終回前話、夢を教えてくれた樋熊へ生徒たちが恩返しする!寺尾聰主演、TBS日曜劇場「仰げば尊し」明日9月4日放送の第7話の予告と、前回第6話の詳しいあらすじを紹介!予告動画は番組サイトで、最新話はTVerにて見逃し配信している。

樋熊の病気と共に木藤良(真剣佑)の留学問題が描かれた前回。終盤の大きな山場だった第6話では、木藤良役の真剣佑のサックを吹くシーンも登場した。おまけにそれが大ヒットドラマ「のだめカンタービレ」のおなじみの楽曲とあって、ネットでも大いに盛り上がった。ちなみに、木藤良が吹いたのは「ラプソディーインブルー」(作曲:アメリカのジョージ・ガーシュウィン)。「のだめ」で主人公の野田恵がマングースの着ぐるみを着た、Sオケが演奏したあの楽曲だ。

また、前回は木藤良と青島(村上虹郎)のイケメン2人が友情の殴り合いをするシーンもあった。青島をはじめ、高杢(太賀)、桑田(佐野岳)、安保(北村匠海)たちが他を思いやったり、自分たちの夢を語ったりと樋熊に出会ってからの不良たちの成長ぶりもたっぷり観ることができた。
次回は、そんな不良たちが樋熊に夢を見せようと奮闘する。

吹奏楽経験者たちには懐かしい審査結果発表の場面も登場する。「金・ゴールド」の声を美咲高校の生徒たちはどんな表情で聞くのか?そして、樋熊はどんな決断を下すのか?残り2話。目が離せない。

■前回(第6話あらすじ)
担当医から父(寺尾)がすい臓がんだと聞かされた奈津紀は、樋熊に手術を受けてほしいと頼むが、樋熊は吹奏楽の地区大会を前に手術はできないと、手術しない治療法を選び、生徒たちにも病気のことを伏せるように奈津紀に頼んだ。奈津紀は校長にも体調を崩したと報告。吹奏楽部を見直した教頭は、保護者が期待しているので万全の体調で臨むようにと樋熊を労わってくれた。3日の休みを取ることにした樋熊だったが、生徒たちが心配で学校へ。ほっとする生徒たちに、「みんなの心を一つにした“美咲サウンド”を聞かせられるよう、まずは地区大会を突破しよう」と鼓舞。

音大への進学を決心した渚(石井杏奈)は、奈津紀に個人レッスンの先生の紹介を頼み、コンクールに向けて女子部員たちとおそろいのミサンガを作って願掛けをすることに。青島たちも、コンクールの後の学生生活について話した。そんな中、木藤良(真剣佑)だけは悩んでいた。全国大会の日程と留学受験が重なっていたのだ。みんなと一緒に音楽ができることが嬉しい木藤良は、留学を諦めることに。だが、「留学に未練があるのでは?」と気遣う樋熊の言葉に迷っていた。

そんな木藤良の気持ちに気づいた青島は、部員たちの前で木藤良を殴り、「自分の道を前に進め」と檄を飛ばした。決心のつかない木藤良は、「みんなと一緒に音楽がやりたい」と初めて青島を殴り返して部室を後にした。

動揺するみんなに青島が「木藤良に後悔してほしくない」と頭を下げ、成り行きを見守っていた樋熊が「木藤良が出て行ったとしても心はつながっている。それが心がひとつになることだ」と諭した。渚は願掛けのミサンガをみんなに配った。

地区大会本番前日、木藤良に代わって井川(健太郎)がファーストを担当し、課題曲「天空の旅」と自由曲「エル・カミーノ・レアル」の仕上げ練習に入った。規定時間12分以内に収まり、音も揃ってきたことに笑顔の樋熊だったが、病魔は少しずつ樋熊の体を蝕んでいた。

そして、気持ちの整理がつかない木藤良を見つけた樋熊は、青島たちがみんなに頭を下げて「木藤良を許してほしい」と頼んだこと、渚から預かった希望と友情の証のオレンジのミサンガを渡し、「別の道を歩いても心は一つだ」と木藤良の背中を押した。

ところが、その夜、樋熊は再び倒れた。翌日、地区予選当日。続々と保護者たちが集まる中、樋熊と奈津紀が現れない。心配するみんなの前にやっと樋熊が現れた。

■第7話
いよいよ「全国吹奏楽コンクール」の地区予選大会が始まった。大勢の観客が見守るなか、樋熊(寺尾聰)と美崎高校吹奏楽部による渾身の美崎サウンドが会場に響き渡る。
美崎高校吹奏楽部は無事に県大会の切符を手にした。青島(村上虹郎)や高杢(太賀)、桑田(佐野岳)ら歓喜に沸く部員たちに加え、渚(石井杏奈)や井川(健太郎)の家族たちも惜しみない拍手で健闘を称えた。一方、音楽留学に向けてレッスンに励む木藤良(真剣佑)は、安保(北村匠海)らからのメールで予選突破を知りホッとする。

その喜びもつかの間、病院で診察を受けた樋熊は、担当医の御堂(霧島れいか)から腫瘍が転移している可能性があると告げられる。それでも生徒たちを想い、手術を拒む樋熊の気持ちを察した奈津紀(多部未華子)は、予選突破を祝う打ち上げの場で、樋熊が癌手術を受けるため県大会に出られないことを告げ、代わりに奈津紀が指揮を執ると宣言。動揺を隠せない吹奏楽部員たちだったが、樋熊の励ましと奈津紀の覚悟を前に、県大会突破の決意を固めた。

強豪がひしめく県大会まであとわずか…再び樋熊の指揮で演奏する日を夢見て、美崎高校吹奏楽部員たちの新たな挑戦が始まった。

日曜劇場「仰げば尊し」日曜日夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。主演は寺尾聰、共演は多部未華子、尾美としのり、升毅、石坂浩二ほか。真剣佑、 村上虹郎、石井杏奈(E-girls)、北村匠海(DISH//)、太賀、佐野岳、矢本悠馬、健太郎、藤原薫、水上京香、岡崎紗絵ら期待の若手俳優が多数出演する。TVerで見逃し配信している。

仰げば尊し│公式サイト
TVer

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