冒頭病室のシーンから号泣必至となった寺尾聰主演、TBS日曜劇場「仰げば尊し」最終回は、みごと自己最高の12.2％を記録して有終の美を飾った！見逃した方のために最終回詳しいあらすじを紹介、TVerにて見逃し配信している。
また感動のドラマを丸ごと楽しめる公式ミュージックガイドブックの9月3日（土）の発売を記念して、抽選で20名様にプレゼント。応募受付は19日（月）まで。詳しくは番組公式サイトで。

初回11.4％とまずまずの滑り出しとなったTBS日曜劇場「仰げば尊し」だったが、11.7％、9.9％、9.9％、9.3％、9.3％と、6話まで視聴率が伸び悩んだ。だが、7話で二ケタに戻し10.6％、そして最終回12.2％の数字をたたき出した。（視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区）

ストーリーテラー役となった渚（石井杏奈）の語りも胸に響いた最終回、視聴者は冒頭からラストまで涙腺緩みっぱなしだったようで番組公式サイト「掲示板」には、「久々にドラマを見て号泣した」「最終回めっちゃ感動しました」「美咲サウンドに出会えてよかった」など、感動の声が多数寄せられていた。樋熊の気持ちを汲み取った高杢（太賀）の機転で樋熊が指揮を執った関東大会の演奏はたっぷり聞かせてくれた。審査発表は視聴者も固唾をのんで発表に聞き入った様子が掲示板の書き込みからも見て取れた。

Twitterには、寺尾聰と真剣佑、村上虹郎、北村匠海、太賀、佐野岳が肩を組んだ楽しそうな写真や出演者たちからのコメントも多数ツイートされている。
生徒役を演じた若い俳優陣も美咲サウンドに出会えたことに感謝し、ドラマをリードしてくれた樋熊役の寺尾聡や奈津紀役の多部未華子たちとの濃密な4か月が大切な宝物になったようだった。

■最終回（第8話あらすじ）
手術から目覚めた樋熊（寺尾）の元に県大会突破の知らせが届いた。全国大会を目指すために留学を延期した木藤良（真剣佑）にも「お帰り」と優しい言葉をかける樋熊。だが、奈津紀（多部）は、樋熊の病状はもはや手の施しようがなく、手術でも腫瘍の摘出はしなかったことを担当医から聞いた。
樋熊の復帰を待ち望む生徒たちは奈津紀経由で伝えられる樋熊の教えを頼りに猛練習に励む。それでも気弱になる生徒たちに、奈津紀は、今の樋熊にとっては「みんなとつくる美咲サウンドが“心の火”だ」と教えて鼓舞した。だが、青島（村上）と木藤良は奈津紀のどこか元気のない様子に気づき、手術が意味のなかったことだと知った。青島たちは、自分たちが樋熊に広い世界を見せてやろうと誓った。

そんなある日、樋熊は関東大会のステージに立てないと、奈津紀が部員たちに伝えた。青島たちは落ち込む部員たちに喝を入れ、みんなで関東大会突破に向けて練習を再開。
青島も、自分の病状を把握したうえで何とか関東大会に向けて頑張るが、とうとう癌が肺にまで転移してしまった。さすがに落ち込む樋熊を青島たち5人が元気づけた。
関東大会には、明宝高校も来ており、生徒たちの緊張はMAX。その時、高杢（太賀）が樋熊を連れて現れた。驚く奈津紀だったが、樋熊にタクトを渡し12分間を任せた。

樋熊が指揮をする美咲高校の演奏が始まった。樋熊の言葉を書き込んだ楽譜を前に部員たちは高らかに美咲サウンドを奏でた。美咲高校はみごと「ゴールド・金賞」。残念ながら全国大会への切符を手にすることはできなかった。沈んだ空気の中、全国大会の切符を手にした明宝高校の顧問が現れた。美咲高校にアドバイスをくれ、一番胸に響く感動を与えてくれたのは美咲高校だったと称えてくれた。

樋熊は、全国の壁は厚かったが、37人で奏でた美咲サウンドは最高だった。お前たちは私の誇りだと告げ、後を奈津紀に託した。それがみんなが見た樋熊先生の最期の姿だった。2015年秋。美咲高校吹奏楽部の部室に部員全員が集まった。奈津紀は、美咲高校に行く父を止めたこと、だが、みんなに出会えて父は幸せだった。父に夢をくれてありがとうと、感謝の言葉を伝え、写真に納まった樋熊のために全員で「仰げば尊し」を演奏した。
2016年関東大会。奈津紀が指揮する美咲高校はみごと全国大会出場を果たした。卒業した木藤良は音楽アカデミー、青島は音楽の先生になるため大学を目指し予備校通い。他のみんなもそれぞれの道を歩き出していた。

日曜劇場「仰げば尊し」最終回は9月11日に放送した。主演は寺尾聰、共演は多部未華子、尾美としのり、升毅、石坂浩二ほか。真剣佑、 村上虹郎、石井杏奈（E-girls）、北村匠海(DISH//)、太賀、佐野岳、矢本悠馬、健太郎、藤原薫、水上京香、岡崎紗絵ら期待の若手俳優が多数出演。TVerで見逃し配信している。

◇仰げば尊し│公式サイト
◇TVer

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