カルカン、若い女性とおじいちゃんの心温まるWEB限定ムービー「18歳のおじいちゃん」を公開

2016年09月15日11時45分商品・CM

マース ジャパン リミテッドは、同社のキャットフードブランド「カルカン」で、9月19日の「敬老の日」に先立ち、WEB限定ムービー「18歳のおじいちゃん」を公開した。

動画は、若い女性とおじいちゃんが親しげに話しているシーンから始まる。彼女がキッチンでコップに水を注ぎながら「どう、調子?」と聞くと、縁側にいるおじいちゃんは「まぁ、なんとか生きてるよ」と答える。
彼女がコップをおじいちゃんに手渡しながら「また、すぐそう言う」とあきれると、おじいちゃんは「この年で、五体満足っていうわけにもいかないだろ」と笑う。
彼女が「18年前・・・」と昔を懐かしむと、おじいちゃんは「なんだっけ?」と聞き、彼女が「雨の日・・・、コンビニの駐車場で・・・」と言うと、おじいちゃんは「あれから、もう18年か・・・」と思い出す。彼女が「私に助けを求めるような目で・・・」と言うと、おじいちゃんは「腹が減ってただけだ」と言い訳する。
彼女が「昔はよくけんかして帰ってきて」と振り返ると、おじいちゃんは「覚えてないなぁ。まっ、いろいろ迷惑かけたと・・・」と感謝する。彼女が「迷惑だと思ったことは1度もありません」と言うと、おじいちゃんは「自分勝手でわがままで、都合のいいときだけは甘えてくる」と言いながら彼女に膝枕してもらう。
おじいちゃんは「18年かぁ。体もがたがくるわけだなぁ」と感慨深げに言い、彼女は「長生きしてね。長生きしてください」とやさしく言うと、おじいちゃんは「してますよ」と答える。
彼女が「だからぁ」と言うと、おじいちゃんが猫に変わり「分かってますって」と応じる。彼女が「18年間、ありがとう。これからもよろしくお願いします」と猫の体をやさしくなでてあげると、猫も「こちらこそ」と改めて挨拶する。

現在、日本の猫の平均寿命は、平成22年度(2010年)の14.4歳から平成27年(2015年)に15.7歳となっており、ここ5年間で1.3歳ほど長寿化が進んでいる。8歳以上の高齢の猫を飼っている家庭も全体の4割を超える。
また、猫の年齢を人の年齢に換算すると、猫の14歳は人の約70歳、15歳は約76歳、人の年齢に換算すると、ここ5年間で約6歳も伸びていることになり、人の高齢化以上に猫の高齢化が進んでいることが分かる。世界一の長寿国と知られる日本は、ネコ長寿国でもある。
敬老の日の前に公開された同動画は、「大切な猫がいくつになっても幸せで、これからも一緒に暮らしてほしい」という家族の思いをテーマとして、18歳の高齢猫をおじいちゃんに見立て(猫の18歳は人の約88歳に相当)、高齢猫と飼い主が長年にわたってともに過ごしてきた年月を思い出しながら、お互いに感謝を伝えあう様子を描いた。

YouTube「18歳のおじいちゃん 18-year-old grandpa」