1兆円市場、太陽熱発電ビジネスの最前線を追う―テレ東WBS

2009年06月24日19時05分社会
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太陽から降り注ぐのは光だけではない。新たな再生可能エネルギーをめぐるビジネスの最前線を追ったテレビ東京・ワールドビジネスサテライトの特集「1兆円市場“太陽熱”をつかめ」(6月22日放送)の動画が、番組公式サイトに配信されている。

オバマ大統領が掲げるグリーン・ニューディール政策が追い風となり、風力、太陽光に続くエネルギーとして、アメリカでは今、太陽熱による発電がにわかに脚光を浴びている。ロサンゼルス近郊、広大なモハヴェ砂漠の一角に、ずらり敷き詰められた1万枚を超える鏡。太陽熱発電のモデルプラントでは、すでに5メガワット、2500世帯分の発電が生み出されている。

プラントを運営するベンチャー企業・イーソーラーには、IT界の巨人・グーグルが10億円の出資をしている。さらに地元自治体でも、ソーラー関連企業を規制緩和により積極的に誘致しようと動き出した。エネルギー効率と雇用創出の一石二鳥を狙う計算だ。また、火力発電と比べて高コストとなる太陽熱発電の費用低減を図るための部品開発・生産も活発に行われている。

一方、元々世界で初めて太陽熱発電を成功させた日本。世界市場に割ってはいる余地はないのか。

1兆円市場“太陽熱”をつかめ テレビ東京・ワールドビジネスサテライト