ユ・アイン兄とぎこちなくなって…【六龍が飛ぶ】ムヒュル役ユン・ギュンサン紹介&オフィシャルインタビュー(前半)予告動画
同時間帯の視聴率トップを独走し、2015SBS演技大賞 12冠受賞した超話題作「六龍が飛ぶ」でコミカルな演技と見事なアクションでムヒュル役を演じたユン・ギュンサンのオフィシャルインタビューが到着したのでご紹介!DVDは2016年11月2日よりレンタル、11月16日からDVD-BOXを発売開始、作品公式サイトに予告動画が公開されている。
■ムヒュル役
祖母と8人の弟妹を養うため名を挙げようと武術の修行を積んだ。たびたびバンウォンの窮地を救い、ひょんなことから出会ったプニとともに咸州(ハムジュ)へ。のちに4代王・世宗の最側近となる。
★ユン・ギュンサン(1987年3月31日生、187cm)
俳優デビューは2012年近衛隊のトクマン役を演じた「シンイ―信義―」。俳優デビュー前にはモデルの経験もあり、洗練されたルックスとアクションに注目が集まる。2014年「カプトンイ」の出演をきっかけで「ピノキオ」のオーディションでキ・ジェミョン役を掴んだ。キーマンとなる難役を演じて日本でもブレイク。 その後も「ドクターズ~恋する気持ち」「君を愛した時間」など話題作に立て続けに出演。映画にも『ノーブレッシング』(13)、『情熱みたいなこと言ってるね』(15)に出演。
「六龍が飛ぶ」のムヒュルでは長い手足を使った剣アクションと純粋な人柄に注目。この役で「2015SBS演技大賞」のニュースター賞を受賞した。
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――ムヒュル役のオファーを受けた時の最初の印象をお聞かせください。
『六龍が飛ぶ』は、『根の深い木』のキム・ヨンヒョンさんとパク・サンヨンさんが脚本を書いた作品です。『根の深い木』のプリクォール(前日譚)ということで、ムヒュル役のオファーを受けたときはとてもありがたく光栄でしたが、不安も感じました。『根の深い木』ではムヒュル役をチョ・ジヌン先輩がとてもカッコよく演じていらっしゃったからです。心配、期待、ときめき、そんな気持ちでした。
――ムヒュルの役作りにおいて特に気をつけた点はどんなところですか?
役柄についての説明を受けて、演じる際は純粋でなければならないと考えました。ムヒュルの純粋な姿をどんなふうに見せるべきかということについて悩みました。刀剣に対する純粋さ、愛に対する純粋さ、政治的な純粋さ…そういうところが僕が最も突き詰めて考えた部分だったと思います。
――アクションに関してはどんな準備をしましたか?
撮影開始前からアクションスクールに約3カ月通って、アクションの練習をしました。そこで学んだことも多かったですし、『六龍が飛ぶ』は長いドラマでしょう? 8カ月のあいだ撮影をしましたが、現場で演技をしているうちに身についた部分もかなり多かったです。
――以前に出演された『シンイ-信義-』も高麗時代の末期を描いた作品でした。『六龍が飛ぶ』でも再び高麗末から朝鮮時代を舞台とした作品に出演されましたが、いかがでしたか?
高麗末から朝鮮初期、この時代は本当にとても多くのことが起こった時期です。チェ・ヨン将軍の時代から始まってイ・ソンゲ将軍の時代まで…。『シンイ-信義-』に出演したときはチェ・ヨン将軍の下で働いていました。この時代はとても多くの事件が起こり、たくさんの血が流れましたが、その中でイ・バンウォンに仕える剣士としてどんな姿に光を当てるべきか、その点に関していろいろと考えました。ただ、時代背景について気を遣いながら演じた部分は多くなかったと思います。(未来のことはわからないので)今を生きながら自分が生きている時代について心配することはないでしょう? 特にムヒュルは自分のスタイルを持って生きる人物だったので。
――どんなところに時代劇の魅力を感じますか?
史劇の魅力は、僕たちが体験することのできない時代だというところですね。社会の階級的な部分、王と臣下、剣士といった関係をはじめ、刃を持って戦う関係性など、歴史の中の出来事は実際に自分が感じて経験したことがないので、そういったところが最も大きな魅力ではないかと思います。
――ムヒュルはどんな魅力を持っていますか?
ムヒュルは政治色もなく、財物に対する欲もなくて、何の欲もない、本当に純粋な人です。女性のこともよくわかっていません。刀剣だけしか知らず、家庭を何より大切にできる本当に純粋な人なんですね。それがこのドラマにおけるムヒュルの魅力だったのではないかと思います。
――撮影中に苦労したところはありますか?
天候との戦いがとても大変でした。真冬のロケでは吹雪のせいで機械にトラブルが生じて撮影ができなくなったこともありましたし、あまりの寒さで先輩も後輩も関係なく、どの俳優も口が回らなくなってセリフを言うのが大変だったこともありました。天気との戦いがおそらく最も苦労した部分だったんじゃないかなと思います。
――――このドラマは、錚々たるメンバーで撮影されましたが、共演者との印象的な出来事やエピソードはありましたか。
演技に関してもエピソードはたくさんありましたが、ありすぎて選ぶのが難しいですね。ものすごく仲良く過ごしていたんですよ。おもしろかったことと言えば、僕が遼東に行って帰ってくるシーンがあって、あれこれと撮影するシーンが多かったのですが、その間、僕とユ・アイン兄さんは撮影現場でなかなか会えなかったんです。お互い撮影するシーンが違うので離れている状況でした。そうこうしているうちに時間が経って久しぶりに会ったのですが、共演シーンを撮ってみたら、すごくぎこちなくなっちゃったんです(笑)。それで2人きりで会って「なんか気まずいね(笑)」と冗談を言い合って、アイン兄さんも「ぎこちないけど、ゆっくりまた仲良くなろうよ!」と言ったりしていたのですが、そんなふうに過ごした時間が今考えてみると、とてもおもしろかったなと思います(笑)。
――シン・セギョンさんの印象はいかがでしたか?
シン・セギョンさんはとても明るくて茶目っ気もあって、気さくだし、すごく性格がいいです。現場で初めて会ったときはとても心配でした。「どうやって仲良くなればいいんだろう? いつ仲良くなれるかな」って。でも、長い期間、一緒に撮影をしているうちにものすごく仲良くなって、今では、とてもいい妹分です。演技においては僕よりも先輩なので本当にたくさん助けられました。(彼女から)いい気をもらえたと思います。
――ユン・ギュンサンがSNSにアップしていた共演者との写真も話題になりましたが、特に気に入っている1枚はありますか?
一枚一枚がとても大切な思い出なので、いちばん気に入っている写真を選ぶのはちょっと難しいです。インスタグラムにアップした写真はあまりにも大切な思い出すぎるので。(シン・セギョンさんに飲み物を渡している写真がニュースになりましたが…)あ、コーヒー! あの写真を演出したのは僧侶のチョンニョン役のハン・サンジン兄さんです(笑)。僕にポーズを指示して、セギョンには「お高くとまった表情で! (ユン・ギュンサンのほうを)見ちゃダメだぞ」と言って撮ってくれた写真なんです。一枚一枚がとてもおもしろい写真です。当時のことを思い出しますね。
――名場面や名セリフを選ぶとしたら?
『六龍が飛ぶ』には僕から見ても名場面と名セリフがかなりたくさんあると思います。僕が個人的にとても好きなのは第36話のイ・バンウォンと圃隠先生(チョン・モンジュ)の最後のシーンです。(史実でイ・バンウォンとチョン・モンジュが交わした)「何如歌」と「丹心歌」を脚本家の先生が新たに解釈してお書きになった場面があります。その場面を見てとても驚きましたし、とても素晴らしかったです。
――ムヒュルのセリフの中ではどんなものが記憶に残っていますか?
もちろん、いちばん記憶に残っているのは「剣士、ムヒュル!」です。『根の深い木』でもそうでした。でも、僕はムヒュルのセリフの中でいちばん好きなのは(イ・バンジにイ・バンウォンを守りたい理由を聞かれて)「小さな縁が集まって道になった。その道を進むだけだ」。そのセリフがまさにムヒュルらしかったと言うべきか、よかったと思います。小さな縁が集まって作られた道をそのまま進むという、そのセリフが僕はいちばん好きでした。
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■商品情報
◆レンタルDVD 日本TV放送版 11月2日より順次リリース
(全33巻/各2話収録(最終巻のみ1話+特典収録) /品番:PCBG.73011〜73043)
◆セルDVD-BOX 韓国オリジナル版 11月16日より順次リリース
(全5BOX/全50話収録/各5枚組(各BOX・10話収録)/品番:PCBG・61665~61669)
※ 特典映像:メイキング映像/キャストインタビュー/日本版予告編/韓国版番宣番組等
発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン
販売元:ポニーキャニオン
◇DVD公式サイト
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