<根の深い木>の前日譚として演じたムヒュル…【六龍が飛ぶ】ユン・ギュンサン オフィシャルインタビュー(後半)予告動画
11月2日よりレンタル、11月16日からDVD-BOXを発売開始する「六龍が飛ぶ」でムヒュル役を演じたユン・ギュンサンのオフィシャルインタビューの後半をご紹介!作品公式サイトに予告動画が公開されている。
⇒インタビュー後半へ
――ムヒュルは11人の大家族でしたが、家族役のみなさんとの思い出はありますか?
僕はこのドラマで本当にとても多くの俳優の方々と親しくなりましたが、いちばんウルッと来たのは、最後の撮影と打ち上げを終えたとき、ミョサンおばあさん(ソ・イスク役)とホン・デホン師範(イ・ジュンヒョク役)と一緒に写真撮ったときです。インスタグラムにもアップしましたが、その写真を見たときは本当に胸にこみ上げてくるものがありました。8カ月間いろいろと面倒を見てくださって、とても愛してくださいました。家族と一緒に撮ったすべての場面、すべてのシーンが本当に愛しくて、本当にありがたくて、本当に温かかったことを思い出します。
――ご自身の役以外で、好きなキャラクターはいますか。
僕はこのドラマで描かれたイ・バンウォンというキャラクターに強く惹かれました。変化していく姿が本当に魅力的だったと思います。自分の信念に従って政治に打ち込むうちに家族を殺すことになり、味方を殺すことになって、狂気じみた姿を見せるようになりましたが、最後に再びムヒュルの前に戻ってきます。その変わっていく姿を見ながら――僕はやはりいちばんたくさん見てきたでしょう。ドラマの役柄上もそうですし、一緒に撮影をするシーンも多かったので――イ・バンウォンというキャラクターが本当に素晴らしいと感じました。
――『六龍が飛ぶ』はご自身にとってどのような作品になりましたか?
『六龍が飛ぶ』は僕にとって、SBS演技大賞ニュースター賞を授けてくれた作品。僕と共に30代の扉を開いてくれた作品でもあります。初めて出演した全50話の長編ドラマ。僕にとってあまりにも意味深い作品なので、一言では言い表せません。とてもありがたくて幸せをくれた作品です。
――日本の視聴者の皆さんに向けて、本作の見どころについてご紹介をお願いします。
時代劇というジャンルですが、史実をベースにしつつも、僕が演じたムヒュルやプニ、イ・バンジなど架空の人物を織り交ぜて作り出された作品です。ちょっと大変かもしれませんが、この時代の歴史について少しでも知っておくと、さらにおもしろく見ていただけるような気がします。僕は「歴史的な出来事をこのドラマではこんなふうに表現したんだな」「この部分はこんなふうに描かれたのか」と比較しながら見るのも楽しかったです。そうやって見ることができるのも魅力の一つではないかと思います。
――今後演じてみたい役柄や挑戦したいジャンルは?
僕はやたらと欲張りなので(笑)、かなりいろいろな役柄をやってみたいです。本当に悪い役も演じてみたいですし、本当に卑劣な役、裏切り者の役もやってみたいです。友達との熱い友情語や深い愛の物語も演じてみたいですね。欲がありすぎて、何か一つこれをやりたいと挙げることはできません(笑)。
――ふだんから役作りの上で特に気をつけているのはどんなところですか?
脚本家の先生と監督と頻繁にコミュニケーションを取ろうとするほうです。その作品を演出される方と台本を書いてくださった方なので、その方々の頭の中にあるキャラクターについて、どんな姿に光を当てたいと願っていらっしゃるだろうか、どんな表現を求めていらっしゃるだろうか? そうしたことを話し合いながら役柄への理解が少しずつ積み重なっていく気がします。こういう演技を望んでいらっしゃるんだな、こう演じればよさそうだな、と。そしてまた「僕はこんなふうに考えましたが、どうでしょうか?」とお話しして、「それでいこう」と言われる部分もあれば、「そこは違うよ、ギュンサン。こういう状況ではこの人物はこうすると思う」と言われることもあります。そうしたやり取りを通じてキャラクターを構築していくタイプです。
――『六龍が飛ぶ』では監督や脚本家とどんなお話をされましたか?
『根の深い木』のムヒュルを見ると、大人になってからもとても純粋でやや無知な姿も出していました。でも、剣士として完成されたムヒュルの姿だったんですね。そんなお話をしてくださいました。今回の作品ではまだ完成される前、とても若い頃の、これから完成へと向かっていく純粋なムヒュルを見せてほしいというお話がありました。
――『根の深い木』のムヒュルはイ・ドの護衛兵士でしたが、『六龍が飛ぶ』でイ・ドに会ったシーンを演じたときはどんなお気持ちでしたか?
感慨深かったです。僕は『根の深い木』を全話とても楽しく見たんですよ。前作でイ・ドがムヒュルをからかうシーンも見ていたので、あのシーンを演じたときはとても楽しかったです。(イ・ドがまだ幼いので)少なくとも僕をからかうことはなさそうです。将来はイ・ドにかなりからかわれて、ムヒュルがどれほど振り回されることになるかということを知っていますが(笑)。あのシーンはとてもおもしろかったですし、何だか心が温まったというか、「本当に温かく締めくくられるんだなぁ、このドラマは」という気持ちになりました。
――日本についての印象をお願いします。日本でのエピソードもあればお願いします。
旅行ではまだ一度も行ったことがないんです。日本にはミュージックビデオの撮影のために行きました。『Curious』という曲のミュージックビデオを東京と沖縄で撮影したんです。名前を忘れてしまいましたが、沖縄のものすごくきれいな水族館…ちゅ…美ら海水族館? そこで撮影をして東京でも撮影をしましたが、とても楽しかったです。(好きな食べ物は?)あれこれたくさん食べてみましたが、日本食が口に合いました。日本のお菓子も大好きで、帰ってくるときは東京バナナを何箱も買ってきましたよ(笑)。お菓子も好きだし、食べ物も口に合って、いい思い出です。
――ユン・ギュンサンさんは猫好きなことでも有名ですね。
猫を2匹飼っています。以前は犬も1匹いたのですが、僕が一人暮らしなのでどうしても寂しがってしょんぼりしてしまって……。いまは実家にいて、両親が世話をしてくれています。今はトミとクンイという猫2匹と暮らしています。
――ドラマをご覧になる日本のファンに一言お願いします。
こんにちは。『六龍が飛ぶ』でムヒュル役を演じたユン・ギュンサンです。僕たちのドラマ、日本のファンのみなさんにはどんなふうにご覧いただけるでしょうか。スタッフと俳優一同、夏から撮影を始めて、冬を過ぎてもなお苦労をして大変でしたが、とても楽しく幸せに、お互い「よっしゃ! ファイティン!」と励まし合いながら撮影をしました。温かく見守っていただき、楽しくご覧いただけたらうれしいです。僕もたくさん愛してください。ありがとうございます。
⇒インタビュー後半へ
■商品情報
◆レンタルDVD 日本TV放送版 11月2日より順次リリース
(全33巻/各2話収録(最終巻のみ1話+特典収録) /品番:PCBG.73011〜73043)
◆セルDVD-BOX 韓国オリジナル版 11月16日より順次リリース
(全5BOX/全50話収録/各5枚組(各BOX・10話収録)/品番:PCBG・61665~61669)
※ 特典映像:メイキング映像/キャストインタビュー/日本版予告編/韓国版番宣番組等
発売元:フジテレビジョン/ポニーキャニオン
販売元:ポニーキャニオン
◇DVD公式サイト
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】
■「六龍が飛ぶ」関連商品をamazonで探す■