都議選各党の戦いは?東京密着のローカル局が徹底取材-TOKYO MX

2009年06月30日10時15分暮らしと文化
視聴サイトへ

国政の前哨戦として注目が高まる都議選は7月3日に告示される。圧倒的な支持を経て再選した石原知事による都政には、新銀行東京の問題や、支持が充分に得られない中での五輪招致、さらには移転予定地から大量の有害物質が出たことで不安が募る築地市場の移転問題など、問題山積である。
都民はもちろんのこと、他の道府県からも注目が集まっている東京都議会議員選挙について、地元ローカル局のTOKYO MXが各党の選挙戦をリポートでまとめている。

TOKYO MX NEWSでは一週間にわたって都議会各会派の選挙戦やマニフェストなど政策内容についてリポートで報じている。MX NEWSによると、各党の政策や都議選での目標は下記の通り。

民主党は新銀行の存続反対や築地市場の移転反対を公約に掲げ、都議会第一党を目指している。
自民党は現在都議会において最多議席を有するが、現在国政では自民に逆風が吹き荒れている。次の選挙では50議席台へ回復し、都議会第一党を維持することを目指し、五輪招致や景気回復を訴えている。

公明党は国政と同様都政においても自民党と連携し、石原知事を支持。景気対策や福祉に重点を掲げ、立候補者23名全員の当選を目指している。
共産党は、福祉を増進し暮らしを守ることと、税金の無駄遣いを一掃することを重点政策に掲げ、現在保有する13議席への積み増しを目指している。
地域政党・生活者ネットワークは、子育てや介護など生活者目線での都制転換を重点政策に掲げ、立候補者5名全員の当選を目指している。

都議会議員選挙は7月3日に公示され、同月12日に投開票が行われる。

<首都決戦2009>民主、新銀行・築地市場移転にNO
<首都決戦2009>自民、逆風の中で総力戦
<首都決戦2009>公明、全員当選に向け
<首都決戦2009>共産、福祉政策で与党に挑む
<首都決戦2009>生活者ネットの戦い