十郎左衛門(福士誠治)ら、内蔵助(石丸幹二)に覚悟の談判!「忠臣蔵の恋」第6話予告動画と第5話詳細あらすじ

2016年10月28日18時27分ドラマ
©NHK

仙桂尼(三田佳子)に諭され追腹切腹を思いとどまった十郎左衛門(福士誠治)たちは、浅野家の国家老である大石内蔵助(石丸幹二)を説得するために赤穂へ!いよいよ内蔵助役の石丸幹二が本格登場!NHK土曜時代劇「忠臣蔵の恋」(全20話)、10月29日放送の第6話「覚悟」のあらすじと前回(5話)の詳しいあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中。NHKオンデマンドで見逃し配信。

「忠臣蔵の恋」は諸田玲子氏の小説『四十八人目の忠臣』を原作に、赤穂浪士討ち入り事件の成功に隠されたある四十八人目の女性の恋を全20話を通して描く時代劇。

いよいよ。大石内蔵助が本格登場する。“大石内蔵助”は、これまで大河内伝次郎、阪東妻三郎、片岡千恵蔵、松本幸四郎、長谷川一夫、山村聡、三船敏郎、萬屋錦之介、宇津井健、緒形拳、里見浩太朗、丹波哲郎、松本幸四郎と昭和の名優たちが演じた、史劇俳優なら一度は演じてみたい大役だ。
平成になってからも、TBS「忠臣蔵」でビートたけしが演じたのを皮切りに、今月22日に82歳で亡くなった俳優平幹二朗、仲代達矢、江守徹、松方弘樹、高倉健、北大路欣也、中村勘九郎、佐藤浩市、中村吉右衛門、松平健、中村梅雀、橋爪功らが演じている。

今回、 「忠臣蔵の恋」でこの大役を任されたのは石丸幹二。東京藝術大学音楽学部声楽科出身の石丸は、1990年、劇団四季『オペラ座の怪人』のラウル役で舞台デビュー。以来、同劇団の看板俳優として活躍した。テレビでは、2013年のTBS「半沢直樹」で主人公と敵対する銀行マン浅野役でヒール役を担当し、翌年同局「ルーズヴェルト・ゲーム」では会社の野球部存続のために奔走する優しき総務部部長三上役でテレビでも人気を博した。時代劇でもNHKBS時代劇「薄桜記」、大河ドラマ「花燃ゆ」、テレビ東京「新春時代劇 信長燃ゆ」などに出演し、そのふり幅の広い演技力で視聴者を魅了している。

歴代の名優が演じた大石内蔵助の役を石丸がどう演じるのか、明日の放送がたのしみだ。

忠臣蔵■前回(第5話)おさらい
浅野家は断絶、内匠頭(今井翼)は即日切腹、阿久利(田中麗奈)は髪を落として落飾した。侍女頭の滝岡からこのことが発表された。阿久利はつまときよ(武井咲)を呼び寄せ、つまにはこの後も阿久利の傍に、きよには「耳となって」これからも家臣たちの動向を知らせるよう頼んだ。その夜、夫である内匠頭の墓参も許されなかった阿久利は、深夜にひっそりと実家・赤坂今井の三次(みよし)浅野家に戻り俗名をすて瑶泉院と改めた。

翌日泉岳寺に赴いたきよは、十郎左衛門(福士誠治)が髻を切り、吉良が生きているなら殿のあだ討ちも辞さぬと口走知るのを聞いた。尋常でないその姿に、自分も同じ使命のため力になりたいと申し出たが、十郎左衛門に拒まれてしまった。

その後、浅野家上屋敷の後始末をした家臣たちが泉岳寺に続々と集まってきた。堀部安兵衛はいきり立つ父・弥兵衛を制して、殿の墓前で殿の無念を晴らすと誓った。

その夜、きよは仙桂尼(三田佳子)から、瑶泉院となった阿久利の耳となるということは、生涯をかけて尽くすこと。男たちは怒りに任せて何をするかわからない。一番の大事は浅野家を守り抜くこと。女にもできることがあるはずと、諭される。
きよは、二度と引き返せない世界へ踏み込む決心をし、浅野家家臣として生きると誓った。

翌日、明け渡しとなった浅野家を出て父の住む浅草の林昌軒に戻ったきよは、十郎左衛門が大石内蔵助を説得するために赤穂に発つと聞き、会いにいった。これからも奥方様に仕えること、変わらず十郎左衛門をお慕いしていると伝えたきよは、必ず帰ってきてほしいと、十郎左衛門に頼んだ。

tyuusinngura■第6話「覚悟」
江戸からの早駕籠が届き、ようやく赤穂も事件を知る。赤穂城を開城するか、抗議の切腹か籠城かと、大石内蔵助(石丸幹二)と重臣らが対立する。大石に談判しようと赤穂へ出かけた十郎左衛門(福士誠治)は、業を煮やす。一方父の元に身を寄せるきよ(武井咲)は、十郎左はもう生きて戻ることはないのではと、命を懸けた忠義を思い知る。

NHK総合土曜時代劇「忠臣蔵の恋 四十八人目の忠臣」(全20回)は毎週土曜日午後6時10分より放送。再放送は翌週月曜日午後4時15分から。出演はNHK初主演を務める武井咲、福士誠治、今井翼、田中麗奈、中尾明慶、佐藤隆太、笹野高史、陽月華、中村倫也、皆川猿時、大東駿介、石丸幹二、平田満、伊武雅刀、三田佳子ほか。NHKオンデマンドにて見逃し配信。

NHK総合 土曜時代劇「忠臣蔵の恋」番組公式サイト
NHKオンデマンド公式サイト

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