【ラスト8話】京に攻めるか大坂城に籠城か?堺雅人主演 30日NHK大河「真田丸」第43回予告動画
幸村(堺雅人)は京にいる家康(内野聖陽)に対しこちらから攻め入るべきと主張するが後藤又兵衛(哀川翔)ら他の大将は大坂城に籠城すべきと主張!意見の対立が解消されぬまま、秀頼(中川大志)が最後の決断を下すのだが…NHK総合30日(日)夜8時より「真田丸」第43回「軍議」を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。
■堺雅人「真田丸」クランクアップ
1年2カ月に渡り撮影が続いた「真田丸」、主演の堺雅人が10月27日(木)クランクアップした。本編も信繁が幸村になり、九度山村を脱出して大坂城に入った。徳川勢も大坂に攻め入り、いよいよ真田幸村最後の大仕事が始まる。30日放送の第43回を入れて残りあと8回(最終回は12月18日放送)。早く幸村の赤い鎧姿を見たいのだが、それは物語の終わりをも意味する。
■大坂五人衆
最後になってこれだけクセのあるメンバーを揃えるとは、そこがまた「真田丸」のすごいところなのだが。後藤又兵衛役の哀川翔、毛利勝永役の岡本健一、長宗我部盛親役の阿南健治、明石全登役の小林顕作と顔を見ているだけで「濃い」人たちが揃って、大阪城内でワイワイ大騒ぎしている。できれば、この五人衆でスピンオフをつくってもらいたいほど、キョーレツなメンバーだ。
「真田丸」のラストを飾るに相応しい個性派俳優たちの活躍を、最後まで心して見届けたい。
■前回のあらすじ
大坂城に多くの牢人たちが集まったが全体をまとめる総大将が決まっていなかった。秀頼(中川大志)は真田幸村(堺雅人)に総大将を任命しようとするが、後藤又兵衛(哀川翔)は「後から来たヤツが偉そうにするのは気に入らない」と異議を唱える。結局話がまとまらないまま時間だけが過ぎていく。
そこで幸村がある提案をする。真田幸村、後藤又兵衛、毛利勝永(岡本健一)、長宗我部盛親(阿南健治)、明石全登(小林顕作)の5人に10万ずつの兵を託し5人それぞれが大将となり、秀頼が総大将となればいいと。口うるさい又兵衛もその意見には賛同、ここに「大坂五人衆」が誕生した。
一方、佐助(藤井隆)は幸村から預かった文を信之(大泉洋)のもとへ届ける。信之はその文をもって、幸村が豊臣に付いたことを知る。もう少し早くそのことを知っていればと悔やむ信之。その直前、嫡男・信吉(広田亮平)と次男・信政(大山真志)を徳川家康(内野聖陽)の配下として大坂に送り出してしまったのだ。
佐助が運んだのは信之宛の手紙だけではなかった。堀田作兵衛(藤本隆宏)に、大坂に来て欲しいと幸村からの手紙を渡す。作兵衛はもともと徳川配下にいることが気に入らなかったため、喜んで幸村のもとへ行くつもりだった。
ところがそれを知った信之が作兵衛の前に立ちはだかる。幸村のもとへは行かせないと刀を抜く。作兵衛は長槍で応戦するも腕は信之のほうが上だった。作兵衛に「それでも行くか?」と念を押し、作兵衛が行くと答えると信之は、とどめを刺そうとしたところ…。
持病のしびれが悪化し、刀を落としてしまった。作兵衛はそれを信之が大坂行きを許可してくれたものと勘違いし「ありがとうございます」と深々と頭を下げて行ってしまった。残された信幸は「ちがう!ちがう!」と懸命に否定したのだが、その声は作兵衛に届かなかった。
■第43回「軍議」あらすじ
徳川軍が大坂に攻め入る中、秀頼(中川大志)は真田幸村(堺雅人)、毛利勝永(岡本健一)、後藤又兵衛(哀川翔)、明石全登(小林顕作)、長宗我部盛親(阿南健治)ら五人衆を集め軍議を開く。幸村は京にいる家康を攻めるべきと主張するが、ほかの者たちは大坂城に籠城すべきと主張。いよいよ、秀頼が最終決断を下すのだが…。
NHK大河ドラマ「真田丸」第43回「仲間」は10月30日(日)NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第43回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。
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