優(山田涼介)ショック!兄隆一(桐谷健太)と梓(倉科カナ)結婚へ!フジ31日「カインとアベル」第3話予告動画
同じプロジェクトチームで仕事をしている梓(倉科カナ)に少しずつ好意を寄せていた優(Hey! Say! JUMP山田涼介)だったが、梓は兄・隆一(桐谷健太)の婚約者だった!優は兄のため笑顔で2人を祝福するのだが…フジテレビ31日(月)9時より「カインとアベル」第3話を放送!予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。
■巨匠・平幹二朗逝く
山田涼介演じる主人公・優の良き理解者で祖父であり、高田総合地所の創業者で会長・高田宗一郎役の平幹二朗氏が10月22日亡くなった。享年82。故・蜷川幸雄とタッグを組み、日本の演劇界を常にリードしてきた平幹二朗は「カインとアベル」にとってドラマの重厚感を持たせる役割を担っていた。
もともと第3話には高田宗一郎のシーンはなかったそうで、第4話以降、代役を立てることがフジテレビより発表されたが、まだ(10月30日時点)配役は発表されていない。存在感がある平幹二朗がいなくなった「カインとアベル」がどうなるのか、ストーリー展開に影響があるのか、今後の動向を見守りたい。
■山田涼介の茶髪に賛否両論
SNSをはじめネットでは優(山田涼介)の茶髪が賛否両論を呼んでいる。たしかにデベロッパー、不動産系の会社員であそこまで茶髪(一部では金髪とも)のサラリーマンはめったにいない。インタビューで山田涼介が「チャラリーマンって感じで」と答えていたが、あそこまでチャラいサラリーマンは大手広告代理店のクリエイティブ系ぐらいではないだろうか。
とはいえ、ドラマなのでそういう細かい重箱の隅をつつくようなことを言ってはつまらない。デキのいい兄・隆一(桐谷健太)と優を分かりやすく比較するための演出である。
むしろ、あそこまで父親から兄だけがえこひいきされているのに、優がグレずに素直ないい青年に育っていることに好感が持てる。兄との実力の差を受け入れ、かつ兄に対して尊敬の念を持っている優。普通ならそんなデキのいいアニキに憎しみを覚えてもおかしくない。優は意外と、度量の大きい好青年といえるのではないだろうか。
一話ごとにトラブルが発生し一つずつ乗り越えて成長していく優。一方で少しずつ崩壊の道へ落ちていく隆一。2人の関係がどこで逆転するのか気になるところだ。
■前回のあらすじ
アウトレットモールのプロジェクトチームに戻った優(山田涼介)は、梓(倉科カナ)と、設計部の長谷川(小林隆)の3人で、モールの設計を担当してくれる世界的権威ある建築家・神谷仁(竜雷太)のもとを訪れた。神谷は、扱いにくい人物として業界では有名。案の定、プロジェクトチームの計画案には目も通さず、好き勝手にやらせてもらう、それがイヤならこの話はなかったことに、と言い放った。
実は神谷と優と隆一(桐谷健太)の祖父で高田総合地所の創業者・高田宗一郎(平幹二朗)とは学生時代からの友人で、今回のプロジェクトに優が参加していると聞いた宗一郎は神谷に「優と一緒に仕事をして、どんな印象だったか教えてほしい」と頼んでいた。
後日、神谷から渡されたイメージ画は素晴らしいものだったが、イタリア・トスカーナの石材を輸入して作れと指示された。予算をはるかに上まわってしまうため、なんとか神谷に代案を受け入れてもらおうと、優、梓、長谷川は必死になる。
長谷川は団(木下ほうか)から、神谷との交渉の責任者としてどう責任を取るつもりだと責められてしまった。長谷川は入社以来ずっと設計部に所属し、自身もこの仕事を大変気に入っていた。できればこのままずっと設計部にいたいと願っていた。そんな長谷川にとって神谷は神的存在であり、一緒に仕事ができることは願ってもないことだった。だが、長谷川はこのプロジェクトからはずされてしまった。
しかし長谷川は、神谷のイメージ画をベースに代案を考えていた。優も一から設計のことを勉強した。そして長谷川案を持って残された優と梓は再び神谷のもとを訪れた。
優は神谷に長谷川案を提出する。それは神谷の世界観を壊すことなく、象徴的な塔を石材ではなくガラスの塔にするものだった。神谷は優に「おれを説得するつもりか?」と問い、優は「はい、説得しようとしています」と答えた。物怖じしない優の態度を気に入ったのか、神谷は長谷川案を受け入れてくれた。
後日、神谷は宗一郎に優のことを「お前の若いころそっくりだ。多くの人が進む道と真逆の道を進みたくなるタイプだ」と評した。それを聞いた宗一郎は嬉しそうに微笑んだ。
プロジェクトは順調に進んでいるが、長谷川は今回の件の責任を取って、茨城に左遷された。優は隆一に猛抗議するも「人事が決めたことだ」と一括されてしまう。それがサラリーマンの悲しい性…。優は茨城に発つ長谷川を見送った。
一方、隆一は父・貴行(高嶋政伸)から任されているバンコクでの事業でトラブルが発生し、金策に奔走していた。地元企業に巨額の債務が発覚。貴行は「手を引いてもかまわない」と言ったが、隆一は乗り越えられるとふんでいた。そんな隆一の苦労の甲斐あって、なんとか債務不履行を免れた。
隆一は、この仕事の目処がついたら父に会わせたい女性がいると言い、そこで彼女との結婚を承諾してもらうつもりでいた。
めずらしく優は父から食事に誘われた。喜んでレストランに行くと、そこには父・貴行(高嶋政伸)、隆一、そして梓がいた。
■第3話あらすじ
隆一(桐谷健太)から近々、梓(倉科カナ)と結婚すると報告され驚きを隠せなかった優。同じプロジェクトチームで仕事をし、少し心が梓に傾いていた優だが、笑顔で2人を祝福した。
一方、バンコクでのトラブルを回避した隆一だが、地元企業にさらなる債務があることが発覚した。しかも前回を上まわる巨額の債務に隆一は…。
そして優のプロジェクトにも新たな壁が立ちはだかるのだが…。
フジテレビ10月31日(月)夜9時「カインとアベル」第3話を放送。出演は月9初主演となる山田涼介(Hey! Say! JUMP)、桐谷健太、倉科カナ、木下ほうか、日野陽仁、山崎紘菜、西村元貴、戸塚純貴、高嶋政伸、大塚寧々、南果歩ほか。
番組公式Twitterアカウントは「@getsu9_c_and_a」。第3話予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。最新話は番組放送終了後、FOB、ならびに民放公式テレビポータル「TVer」にて見逃し配信。
◇フジテレビ月9「カインとアベル」番組公式サイト
◇民放公式テレビポータル「TVer」公式サイト
【2016年・秋ドラマ一覧】【「カインとアベル」関連・各話あらすじ】