事件の鍵は一枚のCD!汚れたピアニストの悲しきエンディング…日曜劇場「IQ246華麗なる事件簿」第4話 予告動画-TBS
日曜劇場「IQ246 華麗なる事件簿」第4話、天才VS汚れた美人ピアニスト!タワーマンションで起きた「天空の密室殺人」!沙羅駆(織田裕二)が見つけた手掛かりは、ジャズCDの中にあるたった一枚のクラシックCDだった…!織田裕二VS国仲涼子!日曜劇場「IQ246 華麗なる事件簿」第4話は11月6日(日)夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。
9日より韓国での放送も開始される事が決定し、ますます話題の「IQ246」。視聴率でいえば、先週放送の第3話は1,2話から少し数字を下げて10.1%と少々物寂しい結果になってしまってが、それでも平均視聴率は「ドクターX」に次ぐ2位。ある程度安定した人気を保っていると言えるだろう。
第3話の最後で明かされた“13”につながるであろうヒント“マリア・T”。どこかシャーロック・ホームズの因縁の相手・モリアーティーと響きの似たこの単語は一体どのような意味を表すのか。来週以降も見逃せない。
さて、そんなドラマも中盤に差し掛かり第4話。先週も美しき女性・観月ありさが登場したが、第4話にも、美しき女性が登場する。
4月クールに日曜劇場で放送されたドラマ「99.9」で、産休から復帰した女優・国仲涼子がピアニスト役で登場する。「99.9」でも変わらずの美貌が話題となったが、今回も予告動画からでも、その美しい姿が見て取れる。
今話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で再度その美しさに注目が集まる新垣結衣も出身である美人の里・沖縄県出身で、御年37歳。2001年に朝ドラ「ちゃらさん」でヒロインを演じてたちまち話題に。それ以降、数多くのドラマに出演してきたが、そんな彼女の印象は、やはり「ちゅらさん」えりぃであろう。
その印象も無理はない。「ちゅらさん」といえば、朝ドラの代表格。平均視聴率は22.2%、最高視聴率は29.3%を記録した、日本ドラマ界においても伝説の作品だ。その人気ゆえ、なんと4シリーズ目まで作られたのだから驚きである。
天真爛漫で天然。けれど一途で軸を持っているとっても魅力的なヒロイン・恵里。国仲にとって最大の当たり役であり、彼女にしか演じられなかったであろうこの役柄は、実際に、素の国中に近い存在であるという。
だからこそ、そのイメージから脱却するのはなかなか難しいはずだが、彼女はそれ以外にも多くのキャラクターを見事に演じきっている。
例えば、「結婚できない男」では、偏屈な主人公をお隣から支えるポジティブさだけが取り柄のイマドキ女子を。かと思えば、「ホタルノヒカリ」で演じたのは、完璧なステキ女子。向井理との結婚後、初レギュラー出演作となった「デート~恋とはどんなものかしら~」では、これまでの国仲の清楚なイメージをガラッと変えるような、人情味あふれる元ヤンキーという役柄を見事に演じてみせた。
と、このようにまさにカメレオン女優として様々な役柄になりきる国仲だが、2015年に第1子を妊娠、出産。2016年にゲストとして「99.9」に出演。ドラマに帰ってきた。
そこで演じたのは、なんとも冷静で賢い女性。今回の「IQ246」では?
沙羅駆とのバトルが楽しみだ。
日曜劇場「IQ246 華麗なる事件簿」第4話は11月6日(日)夜9時から放送、予告動画は公式サイトで公開中。
■前回事件
事件の発端は1つのメール。「完全犯罪のやり方教えます。 13」。
賢正(ディーン・フジオカ)の高校時代の同級生である美晴(観月ありさ)は、夫・滝乃川(高木渉)が浮気し、さらには財産を全てその浮気相手にあげると言っているのを聞いてしまう。そんな所でのメールに思わず、すがってしまったのだ。
13の指示により美晴が声をかけたのは、以前、借金返済の猶予を求めて夫に泣きついていたある工場の経営者・下村。”強盗の仕業に見せかけて夫を殺してくれれば、借金の倍、成功報酬を払う”と告げる。
美晴の指示通り、リビングで滝乃川を刺し殺す下村。しかし、その下村の後ろには、美晴の姿が。なんと彼女は、花瓶で男の下村を殴り、殺害したのだ。
犯行を終えた美晴はうやうやしく賢正に電話し、現場に警察と沙羅駆(織田裕二)が訪れる。
警察の見解では、滝乃川を逆恨みした男と取っ組み合った結果だということになるが、沙羅駆は美晴を疑い、彼女の家に訪れる。そして、次第に彼女を追い込んでいくのだが、賢正は、彼女を庇おうと沙羅駆の推理に物言いを付ける。すると、沙羅駆は賢正に”暇をやる、今すぐ出て行け”と告げるのだった…。
一方、美晴は正体不明の相手から来る“私はあなたがしたことを知っている。“という電話におびえていた。そんな中、滝乃川の告別式で電話の正体は自分であると、下村の妻が言ってくる。下村は何かあったときのために電話の音声を録音していた、と。そして、口止め料にはもらった金額では少なすぎる、と…。
沙羅駆は賢正なしで監察医、森本朋美(中谷美紀)の元へ。下村の殺害に使用されたツボについて調べを進める。滝乃川家の資産に対し、そのツボが安物すぎることがずっと気がかりになっていたのだ。
そしてそのツボについて、思いがけぬ真実が明らかになる。
沙羅駆は早速、美晴と賢正の元へ向かい、不可解なツボについて語る。ツボに残った滝乃川の指紋を見てみると、どうやら“誰か"に握らされたようなのだ、と。
それを聞いた賢正はまたも沙羅駆に物言い。沙羅駆が“私よりもその女を取るのか?"と尋ねると、なんと“そう取ってもらっても構わない"と返す。
賢正の元を去る沙羅駆を見届けると、美晴は賢正にだけは本当のことを話す、といい、下村を殴ったのは自分だと認め、その上で、“ある人”に脅されているから助けて欲しい、と言い出す。
美晴と下村の妻は優雅なランチの席で向かい合っていた。賢正によって注がれたシャンパンで乾杯すると、下村の妻は、美晴に下村を殺した理由を尋ねる。すると彼女は、”私はお金しか信用できない”と語り、突然苦しみだした下村の妻に対しても“あなたの事も信用できないから死んでもらうことにしたの”と不敵に微笑むのだった。
賢正に抱きつく美晴に、“気付いてほしかった”とつぶやく賢正。
そこへ沙羅駆が悠然と現れ、これまでの下村の妻の言動はもちろん、賢正の行動も全て沙羅駆の指示だったと明かす。美晴は、テーブルに置かれた賢正からのメッセージ・ストロベリーフィールド(花言葉は“変わらぬ君に愛を”)に気づくこと無く立ち去るのだった…。
すべてが一件落着した夜。沙羅駆はノートパソコンの前で叫ぶ。
“ドブネズミみたいにコソコソと這い回らず、本当の姿を見せたらどうだ“マリア・T”っ!”と。どこか見覚えのあるボブカットの女性は、気付かれたことに驚いたような素振りを見せ…。
■第4話あらすじ
ある日、都内にある地上50階建てタワーマンションの最上階の一室で、大学病院の外科系統括部長を務める医師の土門賢治(金田明夫)の他殺体が発見される。凶器はどうやら土門の部屋にあった置物と果物ナイフの二つ。現場状況から土門は読書の最中、不意に背後から置物で頭部を殴られ、その後に果物ナイフで背中を二度刺されたのだろうと推測された。
土門は半年前に妻と死別しており、子供もおらず一人暮らし。金品などが盗られている状況から強盗殺人だと判断したのだが、犯行時刻とされる時間帯にマンションの十数台ある防犯カメラには不審人物は映っていないうえ、最新のタワーマンションの完全なオートロック。土門の部屋につながるエレベーターはコンピューター制御で50階に行くには暗証コードが必要。この完全な密室で起きた強盗殺人事件を、マスコミは「天空の密室殺人」だと騒ぎ立てる。
事件の情報を嗅ぎ付け賢正(ディーン・フジオカ)や奏子(土屋太鳳)と共に現場に乗り込んできた沙羅駆(織田裕二)は、現場を検分し遺体に掛けられていたメガネと果物皿にあったグレープフルーツ、そしてジャズのCDばかりが並べられている棚の中に1枚だけある未開封のクラシックのCDに着目する。沙羅駆はこの殺人は強盗に見せかけた身近な人間による犯行ではないかと仮説を立て、怨恨の線で犯人を追うべきだと判断する。
そして沙羅駆はいくつかの手掛かりを頼りに、土門の部屋に残されていた唯一のクラシックCDの演奏者である女性ピアニスト・二本松由里(国仲涼子)に事情を聞きにいくのだが…。
◇TBS 10月16日スタート「IQ246 華麗なる事件簿」番組公式サイト
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