「六龍が飛ぶ」第1話あらすじと予告動画:“一之龍”イ・ソンゲの秘密暴露!<奇皇后>や<シンイ>につながる寸劇!

2016年11月15日10時00分ドラマ
©SBS

2015SBS演技大賞 12冠受賞「六龍が飛ぶ」の待望のDVD発売およびKNTVでの一挙放送が明日11月16日よりスタート!新たな理想国家を建てるため立ち上がった6人の生き様を描くドラマの中で、第1話では“第一之龍”であるイ・ソンゲの封印したい過去が明らかになる!第1話~4話まではメインキャストたちの少年時代が描かれるが、成長後の伏線となるエピソードが満載!気になる第1話のあらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

歴史を知らなくても楽しめるが、ドラマを深く楽しみたい方は、【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で時代背景やタイトルの意味、キャストのインタビューなどをまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

六龍イ・ソンゲ(チョン・ホジン扮)■第1話あらすじ
イ・ソンゲは高麗の辺境(東北地域)を守る無敵の武将。五男のバンウォンはそんな父を尊敬し、父のようなザントガル(モンゴル語で最強の男)になりたいと夢を抱く少年。勉強よりも武術を磨き戦に出たいと言うバンウォンに、ソンゲは裏切り者を目の前で処刑し、戦の厳しさを目のあたりにさせる。

一方、都・開京ではイ・ソンゲを都堂(最高の行政官庁)に呼び入れる王命が下ったという話が伝わる。 申し入れをしたチョン・モンジュ側は喜び、反対勢力のイ・インギョム側が一気に緊張を高める。隠居した太后の復活と臣下たちが一気にイ・ソンゲ側につくことを恐れたイ・インギョムは対応策に追われ、イ・ソンゲの上京を待ち望んでいた臣下たちは明との戦を防げると喜ぶ。だがイ・ソンゲを信じるなと水を差すチョン・ドジョンに臣下たちは動揺する。

3日後に開京に向かうというイ・ソンゲに頼み込んで、同行することになったバンウォンは腕の立つヨンギュと都に先入り。都見物の途中に物乞いの子供たち(ストリートチルドレン)に身ぐるみはがれてしまい、そこでタンセとプニ兄妹と出会う。兄妹は母親を探すために上京し物乞いの仲間になっていた。
六龍イ・インギョム(チェ・ジョンウォン扮)ところが、ある文書を見たことがきっかけで3人は、高麗最高の権力者であるイ・インギョムの屋敷に忍び込むことに。

インギョム邸から追い出されたバンウォンが、インギョムの非道ぶりを父たちに報告している時、都からチョン・モンジュが訪ねてくる。保身のために元と和親を結び明と戦おうとするインギョムたちを倒したいというモンジュに協力すると、ソンゲ。

インギョムはソンゲを宴に招待し、衝撃内容の寸劇を演じさせる。寸劇を見るソンゲの表情が…。

■見どころ
冒頭、メインキャストの3人が洞窟で出会う。バンウォンは喜びの表情だが、一方のタンセは何やら企んでいる様子。このあたりの事情はしばらくの間お預け。

ドラマ序盤は子役たちの熱演に注目しよう。バンウォン役を演じたのは「ピノキオ」でイ・ジョンソク、「馬医」ではイ・サンウの少年期を任されたナム・ダルム。タンセ(後のイ・バンジ)役は「ママ~最後の贈りもの~」でソン・ユナの息子役を演じたユン・チャンヨン。2人は、「華政(ファジョン)」でもイ・ソンミンと ソ・ガンジュンの少年役で共演した人気子役だ。しっかり者の妹プニ役は「パパはスーパースター!? 」でイ・ユリの娘役を演じたイ・レが演じている。

父に戦の厳しさを教えられたバンウォンに兄(次男)バングァたちが“赤い狼(チョ・ソセン)”について語るシーンがある。この話をしっかり憶えておいて、今話ラストの寸劇を観よう。

バンウォンたちがインギョム邸に忍び込むきっかけとなる文書には何が書かれているのか?そして、文書にある印にどんな意味があるのか?
高麗貴族インギョムの冷酷非道ぶりが“美味しい豚肉”だけでみごとにえがかれている。

回想シーンに登場するイ・ソンゲの父イ・ジャチュン役を演じるのは「イ・サン」で英祖役、「善徳女王」で真興王役を演じたイ・スンジェ、若き日のソンゲの義兄弟の契りを結んだ赤い狼(チョ・ソセン)は「善徳女王」でチルスク役をアン・ギルガンが演じた。

■豆知識
①「奇皇后」や「シンイ」につながる寸劇
イ・インギョム邸の宴会での寸劇で話題に上る恭愍王(コンミンワン)と奇轍(キ・チョル)。恭愍王は「シンイ-信義-」でリュ・ドクファンが演じた高麗31代王のこと。元(モンゴル)の支援を受けて即位したが、元の衰えに乗じて親元派の奇轍を殺害した。ちなみに奇轍の妹は元の順帝第二皇后で「奇皇后」でハ・ジウォンが演じたヒロイン、順帝はチ・チャンウクが演じたタファン。
また、芝居の中で「“胡服弁髪”を脱ぎ捨て…」とあるが、このシーンはドラマ「シンイ-信義-」第9話でドラマチックに描かれている。
※詳しくは、【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】の「(2)時代背景、実在の人物、豆知識」を参照されたい。

②裏切り者の木子って誰のこと?
これはイ・ソンゲ将軍の姓“李”を分解したもの。つまり、李将軍を指す。
もともと李家は、高祖父の代に元の支配地において元の地方官だった。しかし、李子春は元が高麗出身の移住民に対して差別政策を実施したことに憤り、元に背を向けて高麗側についた。
李成桂は父子春と共に高麗の旧領地で元の占有地だった双城地域で勢力を築き始めた。そして、高麗が李子春の助けで双城にあった元の総管府を陥落させた後、高麗の辺境を守る主翼として成長していったのだった。

六龍チョン・モンジュ(キム・ウィソン扮)③チョン・モンジュは実在の人物?
チョン・モンジュは実在した高麗末期の儒学者・鄭夢周(1337年 - 1392年)、号は圃隠(ポウン)をモデルにしている。
「龍の涙」「チョン・ドジョン(鄭道傳)」にも登場する。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

kandoratop【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】



「六龍が飛ぶ」関連商品をamazonで探す