「六龍が飛ぶ」第2話あらすじと予告動画:“ニ之龍”チョン・ドジョンの魂の叫び!?早くもクライマックス?
明との戦争を阻止するために立ち上がったイ・ソンゲだったが、イ・インギョムに脅されてすごすご帰郷するしかなかった…そんな父の情けない姿をみたバンウォンは、長平門で真のザントガル(モンゴル語で最強の男)を目撃する!KNTVでの一挙放送中「六龍が飛ぶ」明日11月17日(木)第2話のあらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。
■キャスト(子役)⇒相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)
■第2話あらすじ
イ・インギョムの開いた宴会でイ・ソンゲが裏切った内容の屈辱的な寸劇を見せられたイ・ソンゲ。その後、イ・インギョムは自分に忠誠を誓えとイ・ソンゲに詰め寄る。イ・インギョムに弱みを握られていることを知ったイ・ソンゲは、一度だけ見逃してほしいと頭を下げる。その様子をこっそり見たバンウォンは衝撃と落胆で混乱し、イ・インギョムに噛みつくが、インギョムはそんなバンウォンに裏切ったイ・ソンゲは悪なのか善なのかと問い掛ける。
そして、バンウォンは、友だちを助けてくれなかったと父ソンゲを非難する。
イ・ソンゲを開京から遠ざけることに成功したイ・インギョムだったが、自分の勝利ではなく誰かの勝利だとキル・テミに話し、かつて同じことがあったと思い出す。そして元の使者を出迎える迎接使にチョン・ドジョンを指名する。
ホン・インバン(チョン・ノミン扮)チョン・モンジュとホン・インバンは、イ・ソンゲが突然帰郷すると知り驚く。
一方、迎接使を引き受け長平門で歴史を変えると決心したチョン・ドジョンは、ホン・インバンに、自分が命を落とした時には私の意志を継いでほしいと頼む。ホン・インバンからドジョンが元の使節団を殺害しようとしていると聞いたチョン・モンジュは、これが士大夫たちを一網打尽にするためのイ・インギョムの罠だと察する。
芸人たちの小道具用の荷車に隠れて倉庫から抜け出したプニとタンセは山道の一角に到着する。荷車から出たタンセは捕まりプニはバンウォンに助けを求め、バンウォンはヨンギュに任せる。一方、チョン・ドジョンは倉庫に監禁されるのだが、ちょうどタンセを助けに来たバンウォンに出会い、イ・インギョムを止めてやると約束し、長平門へ。
ついに元の使臣が長平門に到着。迎接使としてチョン・ドジョンが挨拶に向かうが…。
■見どころ
イ・インギョムが脅しの中で「剣ではなく弓」と言い換えるが、これはイ・ソンゲは弓の名手だから。封印したいイ・ソンゲの過去をインギョムに教えたのは誰か?
キル・テミ(パク・ヒョックォン 扮)インギョムとキル・テミの回想シーン。キム・ネピョンという人物がある文書を届ける。そこには、「たった今、子弟衛のホン・リュンが恭愍王(コンミンワン)を弑害(殺害)した」と認めてある。この文書のおかげで、いち早く駆けつけたイ・インギョムがキル・テミにホン・リュンを成敗させ、インギョムは権力を握ることができ、キル・テミが名実ともに高麗一の剣士となったのだ。
一方、黒装束のチョン・ドジョンが、自分にもしものことがあったら…と前置きしてホン・インバンに何を頼むのか?お聴き逃しなく。
今回、子役のプニとタンセが大乱闘?!二人で泣きながら取っ組み合いをするのだ。幼いプニが予想外に大健闘するが、結局バンウォンがプニを組伏せる。すでに視聴済の方は、大人になった二人に同じようなシチュエーションがあることをご存じのはず。果たしてどんな場面なのか、お楽しみに。
第1話で尊敬する父イ・ソンゲがイ・インギョムに頭を下げる場面を目撃したバンウォが深く傷つく。貧しい民の暮しに心を痛め、友を助けようとしたバンウォンだが、ここで彼が考えた“善”と“悪”。そして“善”と“正義”…これが彼の心に狂気の火をくすぶらせることになる。
そんな彼が、父に代わって見つけたザントガル(モンゴル語で最強の男)こそがチョン・ドジョンだった。
■豆知識
①怪文書のモデルになった事件
イ・イギョンとキル・テミが回想したのは、史実にある1374年の親元派の宦官による恭愍王(コンミンワン)殺害事件をモデルにしている。恭愍王は、最愛の王妃(魯国大長公主)が1365年死んだ後改革の意思を失ってしまい、1374年崔萬生(チェ・マンセン)と洪倫(ホン・リン)によって殺害された。
②“子弟衛”って?
1372年に恭愍王が宮中に設置した機関のことで、侍女に代わって美少年達に自らの 侍従をさせた。「善徳女王」に登場した新羅の花郎集団のような良家師弟を集めた護衛部隊。
美少年を集めた子弟衛の設置で恭愍王には同性愛者説もあり、チュ・ジンモ×チョ・インソン主演の映画『霜花店(サンファジョム)-運命、その愛』は、この説を基につくられたと言われている。
③チョン・ドジョン魂の叫び
ラスト、明との戦争を避けるためチョン・ドジョンが立ち上がり、フラッシュモブ、いやミュージカル「レ・ミゼラブル」のような感動シーンがあるのでお楽しみに。
ここで聞けるのは「無以異也(ムイイヤ)」という楽曲。「何も変わらない」、「違いは何もない」という意味で、孟子と高弟たちの言行・思想を集積して編纂した『孟子』の梁恵王章句にある言葉から歌詞がつくられたそうだ。果たして何が起きるのか?⇒歌を視聴する
同曲は、OSTにも収録されており、タンセ(のちのイ・バンジ)役のピョン・ヨハン、ロック―バージョンはハ・ヒョヌが歌っている。⇒amazonでOSTをチェック
◇DVD公式サイト
◇KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
2016.02.27-08.14 土・日 22:00-23:15 日本初放送
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】
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