「六龍が飛ぶ」第4話あらすじと予告動画:“四之龍”イ・バンジの約束!悲劇の七夕…ユ・アイン&ピョン・ヨハン登場!

2016年11月18日11時50分ドラマ
©SBS
イ・バンウォン(ユ・アイン扮)

長平門の騒動で拷問を受けたホ・インバンは、志を捨て権力者イ・インギョムの側についた!師と仰ぐインバンの変心を知ったイ・バンウォンは、力を持つまでは正義のために善人になることを辞めると覚悟!いよいよ、今回ラストでは子役から大人の俳優ユ・アインとピョン・ヨハンにバトンタッチ!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」来週11月21日(月)放送の第4話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

六龍タンセ/イ・バンジ(ピョン・ヨハン扮)■第4話あらすじ
成均館の儒生たちが犠牲になる事件が次々と起こる中、師としてあがめるホン・インバンがキル・テミと取り引きをしていたことを知ったバンウォンは、ホン・インバンの家で待ち伏せる。善とは何か、正義とは何かを問答しているうちに興奮したバンウォンは、正義は悪を容赦しない、悪を放伐すればこそ正義なのだと叫び帰っていく。
自分が雇った刺客がイ氏3兄弟を殺したのではないことを知ったインバンは、まさかと思いながらバンウォンを訪ねる。ところがインバンの顔を見るなり、死人の手にホ・ガンの服のひもを握らせたのは師匠だったのかとバンウォンに聞かれ、意表を突かれたインバンはバンウォンが犯人だったことを確信する。

一方、母親ヨニャン捜しに出た少年タンセは老女官からキル・ソンミのことを聞く。訪ねていった先で襲われそうになったタンセをキル・ソンミが助ける。ソンミはヨニャンが高麗の大罪人で、ヨニャンを探せばタンセたちが皆殺しにされると教えるが…。

その時、謎の老人がソンミを襲う。老人は、弟子を殺害した剣士を探しているといい、ソンミはその武芸者がおそらくチョク・サグァンだろうと答え、タンセが成人するまで守ってほしいと頼む。

力自慢のムヒュルは紅巾族と倭寇に両親を殺され、祖母と幼い弟と妹と11人で貧しく暮らしていた。気丈な祖母は、庶民のキル兄弟が剣1本で大出世したことを引き合いに出し、乱世を生き残るためにムヒュルに武術を習えと命じた。さっそくキル兄弟の師匠だという触れ込みのホン・デホンの元を訪ねてムヒュルの弟子入りを頼む。

母を探すことを断念したタンセは妹プニの待つ家に戻り、母が死んだようだと伝え、自分のいない間プニの面倒も見てくれたヨニに礼を言う。七夕祭りで織姫になるヨニは、好意を寄せるタンセに牽牛の服を渡す。

一方、腐敗しきった都堂(最高の行政官庁)では官職を金で買った高官たちが、政事を顧みず自らの利益と互いの足を引っ張り合っていた。紅巾族や倭寇など外敵の襲撃にも高官たちは私兵を出すのを拒んでいた。国庫も底をついて万策尽きたイ・インギョムに「戦で商いをする」妙案を出したのはホン・インバン。侵略された地域の民の土地を取り上げ、出兵した高官に報奨として分け与えるのだ。自らそれを取り仕切り自分の莫大な利益を手にする。タンセたちの村にはキル・テミの使用人たちが検分に来るが、村人たちに追い払われる。

いよいよ七夕祭りの日、キル・テミの使用人たちにより村が襲撃されてしまい、ヨニに目をつけていた男がヨニを暴行する。タンセはそれを目の当たりにしながらもどうすることもできなかった。ボロボロになったヨニはタンセを恨み、事情を知ったプニは泣きながら、死を覚悟でヨニを助けるべきだったと非力な兄を責めた。

タンセは、村を襲った男を成敗しようと男を襲うが…。誰一人守ることのできない役立たずな自分を呪って崖から飛び降りようとするが…。

6年後、腐敗しきった高麗は何も変わっていない。そんな高麗に嫌気をさしたバンウォンは1人の刺客による暗殺現場を目撃する。
刺客の後をつけたバンウォンがたどり着いた先は…。

■見どころ
ホン・インバン役を演じた名優チョン・ノミンと堂々と渡り合った子役俳優ナム・ダルムがスゴイ。彼の視線の演技も素晴らしいが、これまでイ・バンウォンが生まれ育った咸鏡道(함경도、ハムギョンド)の方言を可愛く話していた少年が、正義のために善を捨てると標準語で言い捨てる熱演が、目的のためには兄弟を虐殺する後のバンウォンを予感させる。

キル・テミの双子の兄ソンミ登場。テミとは違って男らしい風貌。だが、その腕前はテミに負けず劣らず。チャン・サムボンとの迫力の手合わせに注目。チャン・サムボンは第3話でキル・テミと手合わせした謎の武芸者。演じたのは「太陽を抱く月」「夜警日誌」「サンショウウオ導師と恋まじない」にも出演している、コミカルな演技も特異なソ・ヒョンチョル。

キル兄弟の師匠だという人物ホン・デホンも登場する。演じたのは「ミセン~未生~」「三銃士」に出演したイ・ジュニョク。今後、ムヒュルの祖母ミョサン役のソ・イスクとのコミカルなやり取りが続くのでお楽しみに。

毎回いろいろな表情を見せてくれるプニにも注目!今回は不甲斐ない兄タンセに強烈なビンタをくらわす。

ついに静のユ・アインと動のピョン・ヨハンが登場する。

■豆知識
①拓俊京=チョク・ジュンギョン(?-1126年(仁宗4)って?
後に重要な人物として登場する“チョク・サグァン”の師匠としてチョク・ジュンギョン(拓俊京)の名前が出る。拓俊京は第 17代王仁宗時代に実在した武臣。黄海道谷山拓氏の始祖。貧しくて学問ができなかったが、戦功により高い官職が与えられた、韓国最強の男とも言われている。
1126年に起きた「李資謙の乱」の首謀者である李資謙(イ・ジャギョム)の部下だったが、王命で李資謙を捕えて、後に拓俊京も処刑される。
この乱の後、武臣政権が誕生し、100年続いたが、「六龍が飛ぶ」の舞台は、武臣政権が終わり再び貴族たちによる政権時代である。

②韓国の七夕
日本でもおなじみの“七夕(たなばた、チルソク)”は、“星伝説”として韓国でも年間行事としてイベントが行われている。中華圏では七夕を昔から“恋人達の日”とも呼んでおり、韓国でも、年に一度しか会えなくとも変わらぬ愛を交わす織姫と彦星を「永遠の愛の象徴」としている。かつては七夕になると恋人同士が変わらぬ愛を約束するためにイチョウの木の種を贈り合う習慣があったようだが、現代では日本の“バレンタイン”のように、恋人に限らず、家族同士でも「七夕」に花やプレンゼントを贈り合う。

また、日本では七夕に雨が降ると「二人が会えない」とされているが、韓国でこの日の雨は「再会を喜んで流した涙」と考える。第4話でも七夕の夜激しい雨が降っているが、どうやらこれはタンセの怒りの涙のようだ。
恋人たちを隔てる“天の川”に、年に一度の七夕の日にカササギが翼を並べて織姫と彦星を渡してやる橋を鵲の橋(カササギノハシ)というが、韓国ではこれを“烏鵲橋”と呼ぶ。これをタイトルにしたドラマに「烏鵲橋[オジャッキョ]の兄弟たち」がある。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

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