「六龍が飛ぶ」第11話あらすじと予告動画:統制できない爆豆バンウォン!安辺策を巡る3つの思惑

2016年11月29日11時50分ドラマ
©SBS
イ・インギョム(チェ・ジョンウォン扮)

"安辺策"が、チョン・ドジョンが目指す新国家の陣地を造るための法案とは露知らず、都堂会議で可決されたが、イ・ソンゲ将軍を恐れるイ・インギョムは、これに絶対反対!イ・バンウォンの存在を知ったイ・インギョムがバンウォンを利用して反撃に出る!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日11月30日(水)放送の第11話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

六龍チェ・ヨン将軍(チョン・グクファン扮)■第11話あらすじ
安辺策が可決した前日、ホン・インバンがイ・バンウォンに会っていたことを知ったイ・インギョムは、すぐさま手を打ち、イ・ソンゲの安辺策が通った背景には、ホン・インバン、キル・テミ、イ・ソンゲが「東北面の税収を山分けする」という密約があったという匿名の文書を送らせる。案の定、都堂は大騒ぎに。さらに、テミの知らないところで、彼の息子が東北面の租税を管理する監倉官になったことで、ますます疑惑がもたれる。

一方、イ・ソンゲの命令で安辺策を撤回するために都に来たバングァは、兄のバンウに相談するが、父の命令である軍律には絶対に従うべきだと一喝される。咸州に向かおうとするバンウォンの元にヨンギュ現れ、安辺策が撤回されることを告げる。驚くバンウォンとプニ。事の顛末を知ったバンウに叱りつけられたバンウォンは、自分の過ちだったと詫びるが、巡禁府が現れ、連行される。

話を聞いたチョン・ドジョンがバンウの家に向かい、バンウォンが連行されたことを知る。ヨニは、バンウォンが拷問死すれば一石四鳥になると言う。

 ①安辺策の偽造は闇に消える。
 ②イ将軍とインギョムの対立は決定的となり、イ将軍はドジョンの望む通りに動く。
 ③真の爆豆の問題が解決する。
 ④…


イ・シンジョクは、バンウォンを犠牲にするわけにはいかないと、ヨニに反論する。ドジョンは、ヨニの考えが正しいと思いながらも、「民の命の尊さ」を訴えたタンセの言葉とバンウォンの「大業の前の犠牲」という言葉を思い出し葛藤する。そして、バンウォンの死を望む気持ちが心の中に潜む虫けらだと。

テミたちもバンウォンが自白する前に殺害しようと考える。そんな中、なんとしてもバンウォンを救おうと、プニがインバンを訪ねる。必死の形相のプニを見てインバンは二人の関係を問い、プニの才知ある答えに満足したインバンは「インバンの名も父の名も決して口にするな」という伝言を託し、バンウォンに会わせる。

獄舎を出たプニはドジョンに会い、開口一番勝手な行動をとったことを謝罪し、自分もバンウォンもドジョンが生きる希望だったから手を貸したと話す。プニとバンウォンとは違うというドジョンに、自分たちが似ていること、幼い頃、そして大人になって再会した時も危険を顧みず助けてくれたと。バンウォンは初めて自分たちを助けてくれた貴族で、誰よりもドジョンの計画の実現を願っている。だからあの洞窟でじっと待ち続けたと。
プニのこの言葉にかつて洞窟で自分を待ち続けて餓死した子供たちを思い出したドジョンは目頭が熱くなる。

その頃、咸州では東北面に侵入したホバルト(胡拔都)に対する最後の攻撃を確認していた。そこに撤回願いの提出をせずに咸州へ到着したバンウは、父イ将軍に、“安辺策”についての疑惑とバンウォンが巡禁府に連行されたことを報告し、これがインギョムの宣戦布告だと伝える。

一方、洞窟ではドジョンが一石四鳥の最後のひとつをヨニに尋ねる。
 ④ドジョンが胸に抱える葛藤が大業を台無しにするのではという恐れが解消できる。
これを聞いたドジョンは、ヨニの提案とは違う答えを出し、バンウォンを救うことを決心する。

その頃、インギョムは決定的な証拠としてインバンの筆跡で密約書を偽造し、バンウォンの部屋に忍ばせる。だが、ドジョンの命令でヨニがこれをすり替える。翌日、バンウォンの部屋の捜査が行われ、都堂会議で発表され、大騒動になる。

■見どころ
オネエ言葉の高麗一の剣士、キル・テミが面白い。安辺策の密約の一件でつるし上げされる場面で、「過ちを改たむるに憚るな」を意味する“過側勿憚改”という難しい言葉を使い、知的な一面を披露する。あきれ顔のホン・インバンに訂正されても自己満足顔の表情をお見逃しなく。剣アクションとコミカルな演技といい、演じたパク・ヒョックォンが本作でSBS演技大賞の特別演技賞に輝いたのも納得。パク・ヒョックォンは、この後もまた違う演技で楽しませてくれるのでお楽しみに。

六龍プニ(シン・セギョン役)巡禁府での拷問で変わってしまったインバン。そんなインバンをプニはどんな言葉で納得させるのか?また、獄舎でプニが去り際に行った「バンウォンを気に入った理由」もお聴き逃しなく。

また、今回、中盤でまたタンセが切なく歌う「青山別曲」がたっぷり聞けるのでお楽しみに。

ドジョンの深い読み「賢い蛇はイノシシを呑みこまない」とはどんな意味を持つのか?そして、ドジョンがすり替えさせた手紙には何が書かれていたのか?バンウォン救出のために別々に動いたイ将軍とチョン・ドジョンの作戦が、まるで打ち合わせしていたかのようにつながる最高のラストシーンをお楽しみに!

■豆知識
①三者三様の安辺策
安辺策とは、都堂の干渉を受けない自治権を与えるという法案。つまり、その土地で集められた税金で兵力を養成することが可能になる。
●新国家設立を目指すチョン・ドジョンはこの資金で東北面を新国家建設の陣地にしようとした。
●時の権力者イ・インギョムは国民の信頼篤いイ将軍が自治権を持てば大きな勢力を育てて自分に挑戦してくるかもしれないと、これに反対。
●生粋の軍人チェ将軍は、外敵から高麗を守るためにこの法案に大賛成。

この法案を巡って未来を見るドジョン、現在の権力にしがみつこうとするインギョム、過去の英雄チェ将軍の三者三様の思惑が水面下でどう動くのか、その答えは次回へ。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

kandoratop【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】



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