「六龍が飛ぶ」第12話あらすじと予告動画:イ将軍vsイ・インギョム!息子バンウォンのために過去と決別
イ・インギョムがイ・バンウォンを捕らえ拷問を受けさせるがバンウォンは一向に口を開かない!"安辺策"が、チョン・ドジョンが目指す新国家の陣地を造るための法案とは露知らず、都堂会議で可決されたが、イ・ソンゲ将軍を恐れるイ・インギョムは、これに絶対反対!イ・バンウォンの存在を知ったイ・インギョムがバンウォンを利用して反撃に出る!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日12月1日(木)放送の第11話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。
■キャスト(子役)⇒相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)
イ・インギョム(チェ・ジョンウォン扮)■第12話あらすじ
イ・インギョムが仕掛けた罠であったはずが、都堂で証拠に出された文書は予定していたものとは違いタンセの「ペク・ユン」を殺したという内容に替わっていた。文書からは、イ将軍の仕業ともとれるが、東北面に侵入したホバルト(胡拔都)との戦で大勝した高麗の英雄を疑うことなどできない。それでも、堅物のナム・ウンはバンウォンの捜査を続けようとするが、イ将軍を恐れる士大夫たちは密約の件をあやふやにし、バンウォンへの追及を止めるよう訴える。計画が失敗したインギョムは影の人物を疑い始める。
チョヨンのところへ出向いたインギョムは、影の人物について考えを巡らせチョン・ドジョンの名を思い浮べる。チョヨンもまた、チョンニョン和尚がインバンの頼みでドジョンを探していたと伝え、インギョムはドジョンへの疑いを濃くする。堅物で実直と思われていたナム・ウンを抱き込んでいたインギョムは、今後尋問では影について訊き出し、報告はインギョムだけにするように命じる。さらに咸州の家別抄(私兵)の中止と書を忍ばせたヤクサンの始末を命じる。
一方、インバンとテミのもとへチョンニョン和尚を連れて訪れたバンウは、バンウォンを助けるために動き出す。バンウは書を忍ばせたヤクサンを探し出し、巡軍府につき出すが、すでにインギョムの側についたナム・ウンによって自白は握りつぶされる。
獄舎の中で1人孤独に耐えるバンウォンは、イ・ソンゲが戦に負け生死が分からないと聞いて弱気になる。インギョムはバンウォンが自暴自棄になるのを待つが…。
ムヒュルが家族とホン・テホンを連れてバンウの開京の家別抄に合流。そこでバンウォンが捕らわれていることを知る。一方、プニはバンウォンを助けるためにドジョンの命令で動き始める。ドジョンは、タンセを訪ねるが追い返されてしまう。
ヨニと会い洞窟に戻ったドジョンは、今、イ将軍とインギョムは交渉の時機を探っているとヨニに教え、バンウォンを助けないのかと訊くヨニに、あいつの過ちの責任まで取る必要はない。敗北感を味わい、それが責任ということだと自覚するだろうと。
獄舎で目覚めたバンウォンは、自分のせいで父が死んだかもしれないと考え号泣する。
インギョムがヤクサンを殺させたことを知ったインバンたち。テミは剣を使うものは筆を使うときにも痕跡が残ると、謎の剣士と剣を交えたチョンニョン和尚と手合わせし、批国寺へ侵入した剣士とインバンを襲った剣士、そしてペク・ユンを殺害しバンウォンの部屋にあった手紙を書いたのがすべて同一人物だと推測する。
計画通りに事が進みご満悦のインギョムは、イ将軍が息子を救うために交渉に来るだろうから、安辺策を破棄させてインバンらを排除しようと考える。そのためにもバンウォンを尋問して影の正体を暴かなければならなかった。
なかなか口を割らないバンウォンを泣き落としで白状させようとしたが、誰よりも父の戦をよく知るバンウォンは、ナム・ウンの言葉の嘘を看破し嘲笑う。
そんな折、イ将軍が弓を持ってインギョム邸にやって来る。戦勝を祝いながらも脇には6人もの護衛を引き連れているインギョム。そんなインギョムをにらみつけ、バンウォンの即刻の釈放を申し出る。インギョムは安辺策破棄と咸州へ戻ることを条件にするが、イ将軍に取引する気はないと。かつて自分に忠誠を誓ったはずというインギョムに、息子が捕えられた今、形成は変わった。裏切りを隠し名誉に固執したのは、誰も守れないと思ったから。だが、わが家族に手を出したからには許さないと、弓を出し、明日までの猶予を与える。
イ将軍が開京に現れたと聞いたドジョンは驚き、すぐにイ将軍を探すようヨニに命じるが、イ・シンジョクが独断でイ将軍を洞穴に案内する。イ将軍は、自分は家族や家別抄たちを守ること以外はできないと、新しい国を共に造ろうというドジョンの提案を断る。だが、自分の大切な者たちを守るために政治に関わり都堂に入ることを宣言する。
そして、自分の策士になりたいならバンウォンを救う戦略があるのかと問う。
その頃、インギョムはペク・ユン殺害容疑でイ将軍を逮捕する手はずを整える。翌朝、ナム・ウンはバンウォンに袋をかぶせどこかに連れていく。
一方、チョンニョン和尚から謎の剣士が講談師と訊いたテミは、タンセに会い仮面を外してくれと言う。
都堂ではイ将軍がやって来たことを話し、イ将軍を捕えて取り調べをしようと提案する。チョン・モンジュはその必要はないといい、イ将軍を都堂に招き入れる。イ将軍はバンウォンの部屋にあった書が何者かの罠だといい、証人を連れてこさせる。そこに現れたのは…。
■見どころ
序盤、ヤクサン確保のシーンでバンウ役のイ・スンヒョの素敵な剣さばきが見られる。
一方、父が戦に大敗したとの偽情報を聞かされ、バンウォンはその後どうなったか、ドラマで確かめよう。インギョムを仰天させたバンウォンの大物ぶりがうかがえるエピソードだ。
ムヒュルが家族を連れて開京にやって来るが、プニも懐かしい仲間と再会する。果たしてどこで会うことができるのか、お楽しみに。
拷問の後の泣き落としの場面。バンウォンがナム・ウンのどんな言葉に嘘を看破したのか?
桃花殿(インギョム邸)に乗り込んだイ将軍。インギョム相手に凄んで見せるシーンは、全50話通しても演じたチョン・ホジンの1、2を争う名シーンといってもいいだろう。お見逃しなく。
さあ、なぜ弓で射られたヤクサンが生きているのか?バンウォンはどこに連れていかれたのか?全ての謎が今回ラストで一気に明らかになるのでお楽しみに。
今回、重要な働きをするのはナム・ウン。演じたのはチン・ソンギュ。「武神」で主人公の弟分カビ役や、現代ドラマ「スリーデイズ」で殺し屋役を演じている、出演本数は少ないが存在感のある俳優だ。
■豆知識
①家族思いな李成桂
今回は、イ将軍の家族思いで弓の名手だということがよくわかるエピソードが描かれていたが、「第7話の見どころ」でも紹介した通り、実在した李成桂もとても家族思いで、弓の名手だったと伝わっている。
李成桂は1335年、李子春の嫡男として生まれ、幼くして聡明で、大胆、そして特に弓に長けていた。李成桂について詳しくはコチラで紹介⇒太祖(李成桂)は易姓革命を成功させた愛妻家!
②元を裏切り高麗についた李家
隠しておきたかった裏切りとは、高麗が元の総管府を陥落させたとき、父イ・ジャチュン(李子春)に命じられて義兄弟をだまし討ちにしたこと。イ・インギョムが第1話ラスト~第2話で寸劇にさせたあのエピソードだ。詳しくは「第1話の豆知識-②裏切者の木子って誰のこと?」で説明している。
◇DVD公式サイト
◇KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
2016.02.27-08.14 土・日 22:00-23:15 日本初放送
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】
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