「六龍が飛ぶ」第34話あらすじと予告動画:三峰流刑!立ち上がれ若者たち!王建って?
ポウン=チョン・モンジュの計略で三峰=チョン・ドジョン、イ・スンシン将軍までがピンチに!また道に迷いそうになったバンウォンだったがたくましい民の姿に意を決した!バンウォン率いる若者たちは窮地を脱することができるのか?KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」来週2017年1月2日(月)放送の第34話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
※チョン・ドジョンを三峰、チョン・モンジュをポウン、タンセとバンジと表記しています。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。
■キャスト(子役)⇒相関図KNTV
イ・ソンゲ役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)
■第34話あらすじ
「大業のためには大切な者を捨てる覚悟が必要。覚悟がないならやめろ」と母親に冷たく突き放されたプニは、1人悲しみを抱きながら帰ってくる。気持ちのやり場のないプニは、ヨニに母親に会ったことを打ち明ける。誰にも言えず悲しんでいるプニ。偶然、その話を聞いたバンジは驚く。そんな兄にプニは、母がムミョンそのものだと言ったことを告げ、自分がバンジほど母を恋しがっていないと強がりを言う。
一方、三峰は出自を理由に朝廷から追放され捕らわれる。そのことを朝廷に訴えたのはポウンだった。三峰が連れ去られる姿を見ているポウンに怒りをあらわにするイ・バンウォン。
ヨニャンは、今は六山=ユクサンを討つわけにはいかないと、恨みの心を押し殺し、六山の意見に同調してポウンの行動を把握するよう指示する。
その頃ポウンは、イ将軍の不在の内に三峰を流刑にするよう王に願い出る。一時的な罷免だと思っていた恭譲王はポウンの変身ぶりに驚くも、これを認め命令書を出す。
巡軍府へ出向いたポウンは、高麗を終わらせることは絶対に出来ない。だが三峰もまた緻密な改革計画を捨てることをしないはずだろうから、殺すしかないと、三峰に告げる。
ムヒュルから三峰の捕縛を聞いたバンジたちがバンウォンのもとに集まる。これもまたムミョンの仕業かと問うバンジに、ポウンとムミョンの関係が明確でない今はわからないとバンウォン。
そこに三峰が流刑になったという知らせが入り、バンウォン、バンジ、ムヒュルは檻車を探すが、見つからない。バンウォンはポウンのもとに乗り込み、卑劣なやり方を非難し怒りをぶつける。
一方、狩りに出ていたイ・ソンゲは突然飛んできた矢を避けようとして落馬し、このことを聞いたポウンは、三峰をはじめとするイ・ソンゲ一派を追放しようとする。王はすぐに自分の力となるイ・セクたちを復職させる命令書を出す。
戻ってきたイ将軍が事の顛末を聞き驚く。ポウンが協力するふりをして当初から計画していたはずだというバンウォンの言葉を聞き、剣を握ってポウンに会いに行くイ将軍。約束が違うと怒るイ将軍に、三峰が説得できない人物だからとポウン。三峰を殺す力はあると言うポウンに、三峰が死ねば自分たちが大業を継ぐ。三峰が死んだその日が高麗が滅びるときだと、ポウンに剣を突きつけ、三峰を呼び戻せというが、ポウンは承服しない。
イ将軍は王の謁見し官職を辞職する旨を伝えるが、王は認めようとしない。翌日、イ将軍を慰留にきたポウンの前で、家別抄が自分の命令でいつでも動けるようにしておけとバングァに命じる。
その頃流刑地では、三峰がイ将軍の決断が先か、ポウンによるイ・セクらの復帰が早いか考えを巡らしていた。
ムミョン。ヨニャンはイ将軍を殺すことでポウンが三峰を討つはず。そののち、ポウンを支持して国を安定させればいいと言う。いつになく事を急ぐヨニャンを心配するキル・ソンミ。ヨニャンはこれ以上、六山の前で平静を装えなくなっていたのだ。
狩りをしながらポウンをどうすべきか悩んでいるイ将軍の様子を何者かがうかがっていた。一人になったイ将軍の前にキル・ソンミが現れ対峙するが、落馬して大けがを負う。
これを好機と見たポウンは、すぐに三峰の一派を一掃するよう上疏し、王は玉璽を押す。
これを見越していたバンウォンはすぐにチョ・ジュンの元へ駆けつけ、有事に備えてほしいと頼むが、時すでに遅し。チョ・ジュンをはじめ三峰の腹心たちが全員捕縛されてしまい、パングァの官職も剥奪される。
不安がる連絡係の仲間たちをプニが何とかなだめ、ムヒュルは掌を返したような彼らの薄情ぶりを嘆くが、バンウォンはそんな民をみて、今何をすべきかを思いつく。意を決したバンウォンは残った同志を集め指示を出す。
その頃ポウンは三峰の一派の処刑命令を出してほしいと切望する。だが、イ将軍を恐れる王は、まずはイ将軍の生死の確認が先だと、これを認めない。見かねたチョク・サグァンがイ将軍の暗殺を名乗り出る。
父のもとに到着したバンウォンは、すぐに開京に戻らないと危険だと伝えるが、とても動ける状態ではない。それでもバンウォンは、三峰の腹心3人の捕縛、バングァの解任、三峰にも処刑命令が下るはずと伝え、父が行かなければみんな死ぬと話す。怒りに震え起き上がろうとするが動くこともできない父。すでに何も者かの気配も感じとるバンウォンは…。
■見どころ
なぜヨニャンがムヒュルの頭である無極=ムグクとなる道を選んだのかが回想シーンで明らかになる。
巡軍府で三峰に引導を渡すポウンはまるで別人、怖い。巡軍府の役人に、三峰を流刑地に送るのは檻車ではなく籠にしろと言うが。これはなぜ?弟分への最後の憐憫の情か?それとも…その答えはバンウォンたちが三峰を探す場面で明らかになる。
なぜイ将軍が落馬したのか?そしてイ将軍を開京に連れ帰れるかどうかが一派の生死のカギを握っている。果たして、バンウォンは瀕死の父をどのように連れ出すのか?バンウォンの知略が冴えわたる。ところで、このころすでに剣士ムヒュルの凄腕は知れ渡っており、“桃花殿の夜叉”なる異名を持っている。終盤では、そんなムヒュルも目が点になるチョク・サグァンのスーパーアクションと華麗な二刀流が見られるのでお見逃しなく。
■豆知識
①王建(ワンゴン)って?(877年1月31日-943年7月4日)
今話のラスト。父イ・ソンゲがバンウォンに王建を見たと話すシーンがある。高麗を建国した偉大な武将であり始祖、太祖だ。
9世紀後半になると、統一新羅がほころび、新羅、後百済、後高句麗の“後三国”の英雄たちが覇権を争った(半島の年表参照)。そんな中、後高句麗では僧侶クンイェがそのカリスマ性で民心を掴むが、次第に権力に固執して暴政を敷くようになり、見かねた王建が反旗を翻し、自ら王となって高麗を建国したのだ。(在位:918年 - 943年)
王建を主人公にしたドラマに「太祖王建」がある。他にも、「輝くか、狂うか」「麗<レイ>」などが王建の治世を舞台にしている。
◇DVD公式サイト
◇KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
2016.02.27-08.14 土・日 22:00-23:15 日本初放送
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】
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