「六龍が飛ぶ」第36話あらすじと予告動画:ポウンを殺害しろ!大業が強奪に代わる時…分銅鎖って?
ポウン=チョン・モンジュを殺すことを誓ったバンウォンは、バンジ、ヨンギュ、そして家別抄の武士たちを従えて家を出る!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日4日(水)放送の第36話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
※チョン・ドジョンを三峰、チョン・モンジュをポウン、タンセとバンジと表記しています。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。
■キャスト(子役)⇒相関図KNTV
イ・ソンゲ役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)
■第36話あらすじ
プニからバンウォンとヨンギュ、イ・バンジのポウン殺害計画を聞いたムヒュルは、ポウンの隣にいる女がチョク・サグァンであることを知らせるために走って行く。ポウンの護衛としてお供するサグァンは、途中で殺気を感じ、ポウンを先に王宮へ行かせる。
サグァンは自分を殺さなければ、ポウンを殺せないと話す。サグァンに押されて傷を負うバンジ。だが、さすがのサグァンもバンジの強さには舌を巻き、手加減をしない。
チョンニョン和尚から報告を受けたヨニャンは、バンジが殺されると聞き動揺するが…。
その頃、王宮に向かうポウンの前に姿を見せたバンウォンは、高麗を憂う民の気持ちを代弁し、ヨンギュにポウンを殺害させる。バンウォンは三峰=チョン・ドジョンにポウン殺害を報告し、プニの膝で泣く。
翌日、ポウンの死が恭譲王やイ将軍にも報告される。一方、ムヒュルの祖母ミョサンとプニは、バンジとムヒュルを心配する。満身創痍のバンジが戻るがムヒュルはまだ戻らない。その頃サグァンと共に出下術で崖下に堕ちたムヒュルは、サグァンに息があるのを確認し、息の止め止めようとするが…。
最後までポウンを説得しようと試みた三峰は、突然の兄弟子の死に取り乱す。その頃、バンウォンは父イ将軍に呼び出される。父に殺されるかもと不安がるバンウォンに唯一、妻ミン・ダギョンが「ご立派でした」と声をかける。
病床の父の前で謝罪するバンウォンにイ将軍は短刀を渡し、自害を命じる。ポウンに手を出すなという父の命令には背きながらも自害せよとの命令に素直に従おうとする息子バンウォン。その性根が気に入らないと怒声を浴びせるイ将軍。そんなイ将軍に、「私も、難しく考えすぎる父上の性分が嫌いです」と反論し、「三峰たちを死なせるべきだったのか」と父に聞き返す。「大業を強奪に変えた」となおもバンウォンを罵るイ将軍に、「責任を負うことが怖くて、非難されるのが怖くて、汚い水に手を染めるのが嫌なら王になるのを辞めればいい」と言い捨てて部屋を後にする。
バンウォンへの怒りはまだ続く。長兄のバンウがバンウォンに殴り掛かり斬りつけようとする。次兄バングァが必死でとめる。ポウンを慕う官吏たちが、バンウォンが処罰を受けるまで戻らないと、全員辞職願を出す。市場にはバンウォンを処刑しろという内容の壁紙が貼ってあるのを見つけるのだが…。
冷静さを取り戻した三峰は、破り捨てた資料をつなぎ合わせ、ヨニにポウンを死に至らしめたのは結局自分だと言う。今後どうするのかと問うヨニに、「過酷に生きるか、過酷に死ぬか」の2つの道が残されていると三峰。そして大業の前に失った正当性は、これから我々が作る国で取り戻すしかないと、続ける。
街を歩くバンウォンに陰口が飛び、ハ・リュンが現れる。酒を飲みながら、自分が来るまでおとなしくしていろと言ったことを話すハ・リュン。他のどんな方法があったかと聞くバンウォンにハ・リュンは…。
その頃三峰はイ将軍の病床でポウンを逆賊としてさらし首にすべきと提案する。驚愕するイ将軍に、我らは責任を負うべき、それが政(まつりごと)であり、我々の務めだとも。さらに三峰は、もしポウンが死ななければ自分も自分が育てた人材もみんな死んでいたかもしれない。われらの計画にポウンが相違すると誤解したこと、敵を排除するより身近なものを排除する方が困難だと知りながら目を背けたこと、そしてポウンに認めてほしかった欲心…この3つが三峰の『犯した責任だと。生きているならこの責任を取るべきと…。この言葉を扉越しに聞くバンウォン。部屋から出てきた三峰は、バンウォンを責めない。覚悟しているというバンウォンに、お前の居場所はないと、三峰。立ち去ろうとする師匠の背にバンウォンは…。
■見どころ
天下の剣士バンジをも圧倒するサグァン(ハン・イェリ)の華麗な二刀流谷山剣法。劣勢ながらも初めてサグァンを傷つけるバンジ(ピョン・ヨハン)の剣!決戦早々に腹部を斬りつけられたバンジは何を思い出すのか?ムヒュルを驚かせた馬人斬りは出るのか?バンジとムヒュルの息ぴったりの実践型剣法は無敵の谷山剣法を破ることができるのか?
ポウンが口にする「儒者の忠義」を真正面から否定するバンウォンは何と言うのか?ポウンを殺害するしかないと覚悟の涙を流すバンウォンにポウンはなんというのか?バンウォンも辛いがヨンギュ役のミン・ソンウクの血まみれの表情が憐れだ。とにかく、ヨンギュの引きずる分銅鎖(鉄棍)の音が不気味だ。
街を歩くバンウォンに浴びせられる罵声。ここでまたホン・インバンを思い出すバンウォン。結局インバンのいった通りに進んでいるバンウォンの人生。そんなバンウォンにハ・リュンはどうすべきだったというのか?
ただただ息子の仕出かした「ポウン殺害」の事実に怒り嘆くイ将軍。今後の対策を話し合う三峰は「政治をするものは全ての責任を負うべき」というが、これこそがバンウォンが嫌いだと言った父イ将軍に不足している気質。
■豆知識
①分銅鎖って?
今回、鎖につながれた棍棒(こんぼう)を使ってヨンギュがポウン=チョン・モンジュを滅多打ちするが、これは分銅鎖、鎖分銅または鉄棍などと言う。朝鮮王朝を舞台にしたドラマではほとんど見ることができない武器だが、「武人時代」や「太祖王建」など高麗時代を舞台にしたドラマでたびたび登場する。ただ、剣や弓矢に違って殺傷能力は低いので、劇中ヨンギュがしたように、何度も何度も殴打し、致命傷を負わせることになるので残酷な殺害となる。
◇DVD公式サイト
◇KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
2016.02.27-08.14 土・日 22:00-23:15 日本初放送
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】
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