「六龍が飛ぶ」第39話あらすじと予告動画:波乱の世子決定!バンウォン、プニに悲痛な求愛!金春秋とムミョン
八男バンソクを世子にすると決めた太祖=イ・ソンゲは、三峰=チョン・ドジョンにバンソクを守ってほしいと告げる!KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日9日(月)放送の第39話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。
ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。
■キャスト(子役)⇒相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン(ナム・ダルム)
チョン・ドジョン=三峰(サンボン)役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)
■第39話あらすじ
太祖=イ・ソンゲから話を聞いた三峰は、他の王子たちの反発を考え、軍事まで含めた全権を与えてくれることを条件に、バンソクを王世子として守ることを誓う。
一方、批国寺。バンウォンと会ったムミョンのヨニャンは、バンウォンの味方になり、機会を与えることを告げる。バンウォンはムミョンを造ったヨムジョンが反乱の中でピダムに殺害されているはずなのに、700年も続いたことを疑問に思う。ヨニャンは、ヨムジョンの死後キム・チュンチュの配下になり、三韓統一したキムの情報組織を担ったと答える。だがその息子のキム・ボンミンがムミョンを討とうとしたので再び闇に隠れたと、答える。
批国寺からの帰り道、バンウォンは花事団の女忍軍・黒蝶に尾行され襲われる。捕らえた黒蝶を殺せと命じるがためらうムヒュル。そんなムヒュルにあとの処理は任せ、バンウォンは立ち去る。
便殿。太祖からバンソクを世子にすることが発表され、三峰が世子の教育係・世子師に任命される。続いて開国功臣者の発表をするが…。
バンウォンとダギョンは開国功臣にバンウォンや他の大君(王子)たちの名が挙がっていないのを知る。イ・シンジョクもこの発表に納得がいかない様子。義父ミン・ジェも功臣にはなれず、バンウォンに近い者は全員除外されたのかと考えるが、違った。ムヒュルは兵曹に属する従六品、軍器寺主簿、ヨンギュも二等功臣、正三品礼曹典書に任命される。一方、三峰は財政と人事権、軍権まで独占することになる。
ヨニはプニのもとに集まる膨大な情報が全てバンウォンに流れることを危険視し、プニを村に返すべきと三峰に提案する。一方、自分には荷が重いと官職を固辞するバンジは、自分の事よりバンウォンが功臣となっていないことを気にする。そんなバンジに、バンソクのためにバンウォンを弱体化させる必要があると、説明する三峰。さらに、バンウォンを補佐するプニを辞めさせると告げる。まるで仲間割れのような状態に憂鬱になるバンジ。
殺害された黒蝶が遺した暗号からバンウォンがムミョンと手を組んだことを確信したヨニは、組織の仲間を自分にまかせて村に帰るようプニに勧める。
バンソク世子冊封の知らせに納得のいかないバングァとバンガンが弟のバンウォンを訪ねる。
チョ・ジュンもバンソクを世子にすることを賛成しないが、チョ・ジュンの関心は別にあった。前王朝の王氏一族を放置するのが危険だと考え、禍根を残さぬように皆殺しにすべきと考えていた。その頃、王氏の1人である定昌君(元、恭譲王)は、流刑地でチョク・サグァンと慎ましくも穏やかに過ごしていた。
ムミョンの情報組織の再建を任された六山とチョヨンは、湾商客主とファド客房を連結させて花事団の代わりに情報収集させるべく、湾商客主に向かう。
悩んだプニは、バンウォンに王子として穏やかに暮らしてはどうかと勧めるが、他でもないプニがそういったことにバンウォンは怒り、三峰か自分のどちらを選ぶかと激しく迫る。二人のやり取りを聞いていた妻ダギョンは、プニの組織を三峰に奪われないためにもプニを側室にすべきと勧める。
便殿。太祖は不当に奴婢となった者を平民に戻すべく、チョ・ジュンに対して奴婢弁正都監の運営を任せる。さらにこの場で、三峰に都安撫使の官職も任命して国境に赴くように命じる。軍事権を手にした途端に三峰が北方の国境に赴くことに大臣たちは驚く。
ヨニは、チョヨンの人脈を利用して湾商客主に当たり、女真族の首長の一人と会う段取りをつける。三峰は商団の団主に身分を偽装して義州へと赴く。
湾商客主の主人から女真族の首長と商団の団主が密会すると報告を受けた六山は、自ら義州に確認しに行くことにする。
三峰の突然の北方行きを疑問に思うダギョンは、三峰を尾行するようプニに頼む。気が進まないまま、プニは三峰に顔が知られていないチルボクとソンドル少年に尾行を任せる。
ヨニはバンウォンがムミョンと手を組んだこと、また、700年前にヨムジョンがファド客団と黒名団という情報組織を運営していたことを三峰に報告する。
一方、三峰の北方行きのヒントを得ようとバンウォンを訪ねたチョンニョン和尚は、バンウォンがヨムジョンのことを三峰に話したと聞き、三峰が新羅の歴史を調べていたことに合点がいく。バンウォンもチョンニョンとの会話から、宮中のいたるところにムミョンの間者いること、そして三峰がムミョンの始祖を調査していることを知る。
湾商客主に到着した三峰は、主人の仲介で国境中間点の幕舎でサリャン商団の団主として女真族のモエンパ首長と会う。さっそく取引を始めるが、三峰は物ではなく土地を取引すると言いだし、一介の団主に土地が売れるのかと首長が怒る。三峰が素性を明かし、イ・ソンゲ将軍を尊敬していた首長は三峰の事も知っていたために、取引はスムーズに行われる。
だが、帰路に就こうとする三峰を湾商客主の主人が引き留める。別室に通された三峰は、そこであるあるものに気づく。
■見どころ
バンウォンの変心に誰より早く気づきそのやり方についていけなくなったムヒュル。黒蝶をムヒュルは殺害するのか?黒蝶の手の動きをお見逃しなく。
冒頭、バンウォン役のユ・アインのイッちゃってる目が怖い。この目を見れば、なぜバンウォンでなく幼いバンソクに新しい国を任せたいのか、太祖の気持ちも分かる。とはいえ、やり方は乱暴だったものの建国ができたのはバンウォンのおかげ。それなのに功臣と認められないのは我慢ならないバンウォンの気持ちも分かる。その一方で三峰は、バンウォンの護衛武士のヨンギュとムヒュルの功績は認めている。果たしてこれにはどんな狙いがあるのか?二人が配属される先にヒントがある。
それにしてもむさくるしかったムヒュルの官服姿が可愛い。みんなの反応をお楽しみに。ムヒュルの官服姿にはバンウォンも久々に明るい笑顔を見せてくれる。
今回は、膨れ上がった連絡係の組織とプニを三峰とバンウォンが取り合う。さすがヨニは、プニがバンウォンを裏切って三峰に就くとは考えていないのか、それとも妹のような存在のプニをこれ以上危険な目に遭わせたくないのか、故郷に帰れの一点張り。一方、バンウォンはどっちに就くかとプニに迫りながらも、最後は「お前が必要だ」と猛烈な求愛。そんな夫の言葉を聞いたダギョンが、プニを側室に進めるが、これは嫉妬からなのか?
今回もラストはハラハラドキドキ。湾商客主の部屋で三峰は何に気づくのか?
■豆知識
①キム・チュンチュとキム・ボンミンって?
バンウォンとヨニャンの会話の中で、出てきたこの2人。キム・チュンチュは、ヨムジョン、ピダムと共にドラマ「善徳女王」でも登場した人物。実在した金春秋のことで後の新羅第29代武烈王(ムヨル王)。キム・ボムミン(金法敏)はその息子で第30代文武王(ムンム王)のこと。
ドラマの年表で確認しよう⇒【ドラマの神話(古朝鮮)~三国時代】、【ドラマの南北国(渤海・統一新羅)~高麗時代】
②奴婢弁正都監って?
奴婢問題を主管する部署のこと。旧、高麗王朝の生き残り勢力の経済基盤を崩し、かつ個人で所有する私奴婢・私賤を公奴婢・公賤に変えることで、新王朝の財政基盤を固め、新しい身分秩序の確立を図ることを目的に、1395年に設置された。
◇DVD公式サイト
◇KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
2016.02.27-08.14 土・日 22:00-23:15 日本初放送
【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】
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