【韓国政治】イ・ミョンバク大統領、全財産を苦学生に寄付!詳細を動画ニュースで見る。

2009年07月06日23時09分社会

韓国のイ・ミョンバク(李明博)大統領が、6日、自宅を除く全財産、331億ウォン(約25億円)を恵まれない子供たちの奨学事業に寄付すると発表した。この記事をMBCが動画ニュースで報じている。

イ大統領は、貧しい家庭に生まれ、マッチやのり巻き売りをして、名門大学に進学した苦労人。苦学の末、遂には財閥企業の会長にまで上り詰め、大統領となった人物。大統領は、2007年の大統領選で、「妻と暮らす家があれば十分。全財産を寄付する」と公約していた。
大統領は同日発表したコメントで、自身が学生のとき、大学登録料を立て替えてくれた人や学費稼ぎのための仕事を世話してくれた恩人たちに感謝をし、「貧しくても頑張ってきている人々のため、財産を使いたい」と述べた。

*** 以下、記事翻訳 ***

イ大統領、財産献納・・・331億ウォン社会に寄付

◀ANC▶
イ・ミョンバク大統領が財産331億ウォン以上を社会に寄付すると決定した。
このお金で財団を作り、青少年の奨学事業たや福祉事業に使うことを計画している。

◀VCR▶
イ・ミョンバク大統領の財産寄付のために構成された‘財団設立推進委員会'は、今日、イ大統領の財産 331億4千2百万ウォンを財団に出演する事にしたと明らかにした。
イ大統領の寄付する財産は、ソウル瑞草洞と良才洞の建物 3軒と、イ大統領名義の預金8千1百万ウォンなど。残りの財産は現価 44億ウォンのソウル論硯洞自宅と、スポーツ関連会員券、預金など 49億ウォンで、退任後住む家を除けば事実上の全財産を出すことになる。
寄付される財産は、青少年奨学事業と福祉事業に使われる計画。

◀SYN▶ ソ・ジョンホ/財団法人設立推進委員長
大統領の財産寄付は、お金がなくて勉強をあきらめるとか、生まれながらにして貧乏という事はあってはいけないという大統領の持論と心から出た行為です。

このために、財団設立推進委は、来月初旬に法人の設立を終えて、本格的な事業に入って行く予定だ。財団はイ大統領の雅号をつけ‘財団法人清渓'という名前で建てられ、この建物の賃貸収益で年間 11億ウォンほどの財源を用意する計画だ。

李明博大統領の財産寄付の決定は、国民との約束を履行するという意味とともに、広くは親庶民政策をもっと強化して社会統合を成すという意志に解釈される。

◆ MBCニュースイ大統領、財産献納・・・331億ウォン社会に寄付