誘拐された5歳の女の子を救い出せ!「視覚探偵 日暮旅人」第2話で旅人がキセキを起こす…!?予告動画
スペシャルドラマの時のあの空気感はそのままに、第1話から“伏線”が数多く張り巡らされていた連続ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」!初回視聴率は11.2%というまずまずの滑り出しで、ドラマ視聴者からの評判もいいだけに、第2回以降、上昇も期待できそうだ!明日29日(日)放送の第2話のあらすじと前回(第1話)の詳しいあらすじを紹介、番組公式サイトで予告動画が公開されている。
本作は、2015年11月に放送したスペシャルドラマを見ていたかどうかで、かなりドラマの見え方が変わったかもしれない。
例えば、陽子と灯衣の関係。スペシャルドラマから灯衣ちゃんのツンツンぶりはあったものの、本当に嫌いなわけではなくて、甘えられているからこそ陽子にはツンツンできる、というのがスペシャルドラマ視聴者としての意見である。
さらに、旅人の目についても。実は、旅人は視覚以外の五感も生きている。しかし、自らそれらの感覚を感じないようにしてしまっているのだ。かつて“ある事件”に巻き込まれたことがきっかけで…。
そして、陽子と初恋の“たーくん”の関係について。陽子はなぜかたーくんに対し、特別な感情を抱いていて、それは彼女がいつも腰に下げているクリスタルのキーホルダーからも表れている。じつは、このキーホルダー。もともとは“たーくん”のもの。
保育園の頃、陽子は幼い恋心から大好きな“たーくん”のキーホルダーを取ってしまった。人のものを取ってしまった罪悪感から、泣きながら保育園の先生に“たーくんの、取っちゃった”と、打ち明けるのだが、保育士たちは顔色を変え、まるで“たーくん”という園児はもともといなかったかのように振る舞われる。
宙ぶらりんの思いで、返すに返せなくなったキーホルダー。彼女にとって、それは保育士になった今でも消化しきれない思いになっている。
突然、態度を変えた保育士。その原因になったのが保育園で起きた“事件”。5歳の園児が誘拐され、劣悪な環境下で監禁されていたのだ。
突然、消えた“たーくん”。起きた事件。そして、旅人の謎。あくまでもこれらはスペシャルドラマにおいて描かれたものなので、この連続ドラマでも引き継がれていくのかどうかは明らかではない。
が、第一話を見る限り、やはりスペシャルドラマと繋がっているようなので、もしもまだ見ていない人、もしくは見たけど忘れてしまった、という人は、Huluで配信中のドラマをチェックしてみては。
■第1話 おさらい
五感のうちの四つ、視覚以外を全く感じることの出来ない探偵・日暮旅人(松坂桃李)。彼は、人並み外れた視力とその推理力を武器に私立探偵として活躍している。
そんな彼を“パパ”と呼ぶ、この世に一人の存在・灯衣(住田萌乃)。保育園児とは思えないほどしっかりした彼女は、旅人、そして探偵の助手をしている雪路(濱田岳)の3人で楽しく暮らしていた。
旅人と雪路に送られて保育園に向かうと、そこで灯衣に笑顔で挨拶をする保育士・陽子(多部未華子)が。旅人は意味ありげな表情で、陽子のことを見つめるのだった。
その後、旅人と雪路が向かったのは、何やら怪しげな町医者・の元。旅人を病院の入り口で待たせると、雪路は榎木に旅人の“目”の状況について尋ねていた。旅人は、目を酷使してしまった影響で視力が非常に弱くなっているのだ。失明の可能性さえあるという。何とか一時期よりも症状は回復していたものの、やはり旅人の視力は落ちてきている。
海外であれば手術が出来るかもしれないということを聞き、雪路が旅人の元へ戻ると、そこで旅人がパーマの女性(戸田恵子)から依頼を受けようとしていた。
旅人の目を守るため、依頼は厳選している。雪路は勝手に依頼を受けるな!”と怒る。と、そこへ、何やら強面な男たちが現れ、二人は拉致られてしまうのだった…。
その頃、のぞみ保育園では陽子がある歌を懐かしく聞いていた。代々、のぞみ保育園に伝わる歌だという。
拉致されて連れていかれたのは、いかにも怪しい事務所。なんでも、金庫破りの被害にあったらしく、その犯人を旅人に見つけてほしいというのだ。
早速“目”を使った調査を始めた旅人。その結果、たどり着いた犯人像はハイヒールの女性。社長の愛人・ネイルのようだ。
陽子が一人、のぞみ保育園伝統の歌を歌っていると、先輩の小野(木南晴夏)が。“まだ付き合ってないのか”と、旅人との関係を茶化すと、さっそうと帰って行ってしまうのだった。
その後一人で延長保育が行われる教室に向かうと、そこには一人遊ぶ灯衣の姿が。駆け寄る陽子を灯衣は冷たくあしらうのだった。お迎えにやってきた旅人と雪路。その姿を見つけ、駆け寄った灯衣を陽子が見送ると、園長(木野花)が旅人に話しかける姿が。
陽子は慌てて近寄るのだが時すでに遅しで…。
園長が旅人に話していたのは“タイムカプセル捜しの依頼”。のぞみ保育園で陽子が埋めたタイムカプセルがまだ見つかっていないのだ。園長は、のぞみ保育園が元々あった土地に明日からパチンコ屋を建てるための工事が始まることを知って、タイムカプセル捜しをしなくては、と思ったようなのだ。
雪路の制止を聞かず、旅人はタイムカプセル捜しに協力する、と言い出してしまうのだった。
仕方なく、雪路は自分の知り合いに声をかけタイムカプセル捜しをさせることで手を打った。雪路に恩義があるというチンピラが集まり、陽子も参加して行われたその作業。明日、工事が始まる前に、と、捜索は深夜も続いたのだが、突然現れた刑事・増子(シシド・カフカ)に陽子はとらえられてしまうのだった。
何とか誤解を解き、警察署を後にした陽子は、タイムカプセルの中身に思いを馳せていた。一体、何を入れたのか全く思い出せないのだ。それ以外にも、陽子は保育園に関する記憶、特に、初恋の相手・たーくんに関する記憶をほとんど思い出せないのだった…。
あくる朝、灯衣の遠足の日。玄関に見かけぬ男の姿が。その男は、昨晩、雪路の呼びかけで集まった子分の一人で鶴田亀吉(上田竜也)という男だという。
なんでも、亀吉は25歳の誕生日までに立派になって博多にいる母親を安心させたかったそうなのだが、昨晩、刑事が来た騒ぎで、全財産が入っていたリュックを失ってしまったという。そこで、旅人の事務所でパパッと大金を稼がせてくれないか、というのだ。
このままだと灯衣が遠足に遅れてしまうということもあり、仕方なく亀吉を探偵事務所に一時的に雇い、タイムカプセル捜しに付き合わせることに。
陽子と灯衣は遠足へ。一方、旅人と雪路、そして亀吉はタイムカプセル捜しの手がかりを得るために保育園の古い資料を調べていた。雪路には工事の足止めをさせるために先に現場へ行かせ、亀吉には灯衣が忘れたお弁当を届けに行かせて、一人になった旅人はある名簿を手に取り…。
何とか工事現場で足止めを成功させた雪路。旅人はタイムカプセルを見事に見つけ、その中身を見ていく。
ガラクタばかりの中身の中から、旅人はある画用紙をそっとポケットに入れる。さらに、中から出てきた陽子のビデオテープをみんなで見ていると、突然、旅人が電源を消してしまう。まるで、何か知られたくない情報があるように。
やっと灯衣が居る公園へやってきた亀吉。灯衣にお弁当を渡そうとした、そのとき。公園の奥の方に、先日、旅人へ金庫破りの犯人を突き止めるように依頼してきたヤクザ一行が。すると、亀吉は全速力で走りだしてしまう。亀吉が持ったお弁当を追いかける灯衣、そして、その灯衣を追いかける陽子…。三人は遠足の群れから離れていってしまうのだった。
なんと、組長の愛人・ネイルと亀吉は付き合っていたのだ。追われる身となった亀吉に、陽子は灯衣を連れてみんなの元へ帰ろうとするのだが、公園内の古い井戸に落ちてしまう。助けようとした亀吉までその井戸へ落ちてしまい、3人は極寒の中、助けを待つ。
灯衣が消えた、という知らせを聞いた旅人と雪路は急いで公園へ。刑事の邪魔を何とか切り抜けて、二人は灯衣と陽子、そして亀吉を探しに行く。
その後、なんとか雪路を説得して目を使い、灯衣たちを見つけ出すことが出来るのだった。
その後、亀吉の誕生日会をしていた事務所に、以前、町医者の前で見かけたパーマの女性が。なんと、その女性は亀吉の母親だったのだ。たまにしか連絡を寄越さない息子を心配した母親が亀吉を探しに来ていたのだ。
感動的な親子再会のシーン。それに感動したヤクザのボスは亀吉を不問とし、亀吉は旅人の探偵事務所で働きだすことがなんとなく決まってしまうのだった。
あくる日、保育園で陽子の残したビデオレターを見るのだが、旅人と見たときにはあったはずの“私の好きなお友達は…”という部分がばっさりなくなっていた…。
その頃、旅人は一人、タイムカプセルに入っていた画用紙を広げていた。そこに書かれていたのは“ひぐらしたびと”とクレヨンで名前が書かれた絵だった。
さらに、旅人は一人“あの計画”について思いを巡らせていた…。
■第2話 あらすじ
5歳の時にある事件に巻き込まれ、過酷な環境で監禁されていたことが原因で視覚以外の感覚を自ら拒絶するようになったという日暮旅人(松坂桃李)。灯衣の通う保育士・陽子(多部未華子)は、20年前に自分の保育園で起きた誘拐事件の被害者で思い出したくても思い出せない謎の初恋の相手・たぁ君が旅人だったのではないかと思い始める。しかし、旅人の主治医・榎木(北大路欣也)は、旅人は未だに過去を封印しており、無理な詮索は旅人の精神を崩壊してしまいかねないと忠告し、陽子はそのことを旅人に聞けずにいた。
一方、旅人のもとには、シングルマザーの宮川恵理(入山法子)がやってくる。2日前から行方不明の5歳の娘・さくらを探して欲しいというのだ。
旅人がこのまま目を酷使すると失明してしまう。と、心配して止める雪路(濱田岳)を尻目に、5歳児の誘拐と聞いた旅人はいつになく事件に肩入れし、依頼を受ける。
手掛かりを探すため、さくらが暮らすアパートの住人、矢口凜子(矢田亜希子)と狭川(栗原類)から事情を聴く旅人と雪路だったが2人にはアリバイがあった。そこで、さくらの失踪以来姿を消しているという隣人・江園(今野浩喜)の部屋に入る。
すると、そこで旅人が視たものは、盗聴に使っていたと思われるコップと本棚の植物図鑑、流しの下のドッグフードからの“強い執着心”だった。
同じく事件を追う刑事・増子(シシド・カフカ)の邪魔が入り、重要な手掛かりが得られないものの、旅人は江園の部屋の天井のあたりに視えたあるものが気になっていた。
翌日、灯衣(住田萌乃)が「ファミリー」と名付け可愛がっていた近所の野良犬がさくらのアパート前に現れる。その首輪にくくりつけられていたのは、なんと行方不明のさくらが身につけていた指輪。
さくらからのSOSを察知した旅人は雪路とともにファミリーを追い、急いでさくらの居場所を探す。
その頃、陽子と亀吉(上田竜也)は、事件にかかりきりの旅人に代わり灯衣の世話をしていた。しかし、ファミリーが保健所に連れて行かれるという噂を聞いた灯衣が外に飛び出し、3人でファミリーを探すことに。
そして、一頭の野良犬・ファミリーをきっかけに、捜査線上に意外な人物が浮かび上がる……!!
原作は人気ミステリー小説、山口幸三郎著『探偵・日暮旅人』シリーズ(KADOKAWA 10作品)。演出:堤幸彦、脚本:福原充則。番組公式Twitterアカウントは「@tabitohigurashi」。Huluにて全話配信中。
【2017冬ドラマ】 【「視覚探偵 日暮旅人」関連・各話あらすじ】
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