「ホジュン~宮廷医官への道~」(全64話)第26-30話あらすじ:失明事件~ユ・ウィテの死

2017年02月14日10時00分ドラマ
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ユ・ウィテとホ・ジュンとの師弟関係に涙腺決壊必至の、前半のクライマックス!BSフジで最放送中のイ・ビョンフン監督の不朽の名作「ホジュン~宮廷医官への道~」第26話~30話のあらすじを紹介、YouTube「MBCClassic」で全話の予告動画が公開されている。但し日本語字幕なし。

【「ホジュン宮廷医官への道」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ豆知識などをまとめて紹介しているので、初めての方はもちろん、すでに視聴された方もこの機会に再視聴をされては?

■キャスト人物相関図(公式サイト)
ホ・ジュン役:チョン・グァンリョル
イ・ダヒ役:ホン・チュンミン
イェ・ジン役:ファン・スジョン
ユ・ドジ役:キム・ビョンセ
ユ・ウィテ役:イ・スンジェ

■第26話 失明事件
科挙へ行く途中でホ・ジュンが治療をした母親の息子、ドルセが母親を背負ってユ医院に駆けこんで来た。ホ・ジュンが処方した薬を飲んで母親の目が見えなくなったと言い、ホ・ジュンに治してもらいに来たのだ。当時、毒草を使った薬を処方し、必ず処方どおりに飲ませるよう念を押して男に託したが、無知なドルセはその薬を飲んで母親がよくなったことから、ホ・ジュンの教えた処方を守らず、3度も与えてしまい、母親の目をくらませてしまったのだ。もちろん責任はドルセにあるが、危険な薬を安易に任せてしまった自分にも非はあると、ホ・ジュンは目を治そうと治療に取りかかる。
一方、漢陽のドジは、王子様の病を診るチャンスに命をかけて取り組み、見事に治療。その功労は王にも伝えられ、王から褒美が下賜される。新人医官のドジは、千載一隅のチャンスを見事ものにし、出世街道を上り始める。

科挙に急ぐためとはいえ、危険な薬を託してしまったのはホ・ジュンの過ち。果たして、ホ・ジュンはドルセの母の目を治すことができるのか?また、毅然としたイェジンの姿にも注目したい。

hojyun■第27話 不治の病
ホ・ジュンの必死の努力でドルセの母親の目が治る。一時は事故を起こした医員として信頼を落としたホ・ジュンだが、無事治療したことで再び名医の評判が高まった。
ところが、ほっと胸をなでおろしたのも束の間、ユ医院の一角で、大変なことが起きていた…。ユ・ウィテが血を吐いては折れていた。言葉を失うサムジョクとイェジンに、ユ・ウィテは自分の体は反胃に犯されており、すでに余命いくばくもない事実を告げる。
一方、内医院での地位固めに余念がないドジは、上官たちを自宅に招いて接待することに。ドジが独り身なことを心配した上官の1人は、訳官として最高の身分にあるグォン様の娘との結婚を勧め、母親も乗り気になる。しかし、どうしてもイェジンへの未練を断ち切れないドジは、最後にもう一度だけ自分の思いを込めた手紙を送る。

ユ・ウィテのかかった病、反胃とは、食べたものをすぐ吐いてしまうような状態のことで、今でいう胃がんのこと。自らの死に際し、医家の鉄則に反する指示を出す。ユ・ウィテは、17世紀に実在した柳爾泰(ユ・イテ)をモデルとした架空の人物。

hojyun■第28話 イェジンとの別れ
トゥシ村に伝染病が発生し、ユ・ウィテたちの後を追ってホ・ジュンも村へ向かう。毎日数十名が死に、死体を焼く煙が辺り一面に漂うなか、自らも病身のユ・ウィテは懸命に治療にあたり、後を追ってきたホ・ジュンを厳しく追い返そうとするが、ホ・ジュンは決して帰ろうとしない。さすがのユ・ウィテもホ・ジュンの頑固さに根負けし、3人で治療にあたることに。
一方、漢陽の内医院では6ヶ月の研修期間が終わり、新人医官の品階と所属が発表され、王子様の治療で功労を挙げたドジは、新人にもかかわらず従八品を受け、王子様の診療にあたる宮医に任じられる。喜びに浸るドジと母親。そんな中、山陰のユ・ウィテのところへ結婚の承諾を得るために向かった使用人が戻ってくる。彼は、トゥシ村で伝染病が発生したために山陰へ入ることができず、そのまま帰って来た。ドジが個人的に頼んだイェジンへの手紙も届けられず、持ち帰った。

今回の見どころは、ラストのイェジンの手紙。果たして、誰に宛てたどんな内容なのか…お見逃しなく。

hojyun■第29話 ドジの結婚
反胃の特効薬を求め、ヨンダルとコクセを連れて山に入ったホ・ジュンは、めったに手に入らない霊薬と呼ばれる山参を発見する。大喜びする3人だが、翌朝、山参が籠から消えており、お供のヨンダルもいなくなっていた。貴重な山参をヨンダルが持ち逃げしたのだった。怒りに震えるホ・ジュンは、逃げたはずのヨンダルを見つけたが、同じ薬草採りたちに集団で奪われ、彼の手に山参はすでになくなっていた。
その頃、漢陽では上官の仲立ちでドジの婚礼が進められていた。医官としてこれ以上ない相手を得て喜びに浮かれるドジの母親だが、使用人たちが奇妙な知らせを持ってきた。市場でイェジンに似た人を見かけたというのだ。母親は早速、使用人にイェジンを探させ、何としても結婚の日までドジに近づけないよう命じる。

山参は山岳地帯の奥地に自生する高麗人参の一種で、山参を見つけるのは「大海に浮かぶ落ち葉を捜すように難しい」と言われているほど難しく、収穫したものはとても貴重。「太祖王権」125話でも登場、豆知識で詳しく紹介しているので参考にどうぞ。

hojyun■第30話 ユ・ウィテの死
先祖の墓参りと行くといってサンファをお供に旅立ったテユ・ウィテだったが、サンファが一人戻って来て、ユ・ウィテが、まったく関係ない密陽の天皇山へ向かい、指定時刻までにホ・ジュンとサムジョクに天皇山まで来いと言づけしたことなどを伝える。2人は不審に思いながらも、あわてて旅立つホ・ジュンとサムジョクとグァンイク。指定された場所は大きな岩でできた洞窟。いぶかりながら中へと入っていくと、暗い中にロウソクの明かりが見え、その明かりに照らし出されてユ・ウィテが横たわっている。駆け寄って見ると、ユ・ウィテはまるで寝ているように静かな表情で横たわっており、手首からは止めどなく血が流れていた。自ら命を絶ったのだった。顔は穏やかで、体にはまだぬくもりすら残っていたが、すでに脈はなかった…。

涙なくしては決して見られない、ユ・ウィテとホ・ジュンの師弟関係。ドラマ前半のクライマックスを決してお見逃しなく。これで、ユ・ウィテに扮したイ・スンジェは降板となるが、イ・スンジェは1991年、「小説 東医宝鑑」を原作としたMBC月火ドラマ「東医宝鑑」でもユ・ウィテ役を担当している。ちなみに、ホ・ジュンはソ・インソクが演じた。そそて遡ること15年の1976年、映画「執念」では、イ・スンジェ自らがホ・ジュンを演じている。まさに、イ・スンジェありきの“ホ・ジュン”だ。

kandoratop【作品詳細】【「ホジュン宮廷医官への道」を2倍楽しむ】

BSフジ「ホジュン 宮廷医官への道」番組公式サイト
 2017.01.12スタート 月~金9:54-10:59
YouTube「ホジュン予告動画」(日本語字幕なし)