WOWOW「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」第9-10話あらすじと見どころ:皇子たちの運命~求婚、予告動画
化粧品販売員だったス(IU)は、ソ(イ・ジュンギ)の顔の傷を化粧でうまく隠し、天に選ばれ祭主としてソはみごと雨を降らした!第9話では父である太祖(チョ・ミンギ)からの信頼も得て、ソのスへの想いが爆発!ところがそんなソを危険視する実母・皇后ユ氏(パク・ジヨン)が太祖とソの仲を引き裂こうとし…王宮ロマンチック・ラブコメ「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」明日3月31日(金、午後7時30分~)第9話、第10話あらすじと見どころを紹介、番組公式サイトではイ・ジュンギのコメント付き、プロモーション動画が公開されている。
【「麗<レイ>」を2倍楽しむ】では、イ・ジュンギはじめ、カン・ハヌルや“EXO”ベクヒョン、ホン・ジョンヒョン、ナム・ジュヒョクらイケメン8皇子とIUのコメントや、ドラマの時代背景や豆知識、各話の詳しいあらすじと見どころも紹介しているので視聴の参考にされたい。
■第9話「皇子たちの運命」
雨乞い祭で雨がふりみんなの歓喜の声があふれる中、スはソが、兄弟や臣下を殺したとされる残忍な光宗であることに気付き、恐怖に震える。一方、祭主の座を守れなったヨは皇后ユ氏に頬を打たれる。ジモンの元に確認に出向くス。スの口から光宗という名が出たことを指摘したジモンは、天の御心は変えられないから何もするなと忠告する。
一方スのお陰で太祖の信頼を得たソは、スを抱きしめて喜びを伝え、自分を変えたのはスだと告げる。スは優しいソの表情に、自分が手助けすれば光宗の未来が変えられるかもしれないと考え、今後は決して他に危害を与えないでと頼む。
太祖は、兄弟たちの前で国を救ったソに褒美を遣わすと言い、ソはスが欲しいと願い出る。太祖はスを上級女官に昇進させ、ソに仕えるように命じる。さらに雨祝いとしてスンドクとウンを婚姻させることにする。ウンはかたくなに拒むが…。
一方、森で剣舞の練習をするウヒは、笛の音にひかれてペガと再会。会うたびに小言をいうウヒにペガは興味を持つ。スは前にもらった腕輪のお礼に手作り枕をウクにプレゼント。喜びながらも雨祝が皇子の婚礼で、女官の解放がなくなったことを済まなく思うウクは、スにノートを手渡す。スは不安な気持ちを隠して、ウクさえ待っていてくれたら解放の日まで待てると強がる。そんなスにオ尚宮は、ソに情を抱かせてしまったのはス自身。その気がないなら離れろと忠告し、自身のかつての悲しい恋物語を話し、自分が誰かの人生を変えられると思うのはやめろとも。
婚礼の日になってもスンドクとの結婚を拒否するウン。スンドクはスに第二夫人にしてもいいので何とかウンを説得してほしいと頼む。スンドクの思いを知ったスはウンを説得し、ウンは渋々婚礼へ。和やかな宴で、スはソとウンの恐ろしい未来を見てしまう。スの異変に気づいて駆けつけたウクに、とにかくソに注意して決して敵対してはいけない、皇宮から出ていきたいと涙で訴える。
ソとヨに太祖から命令が下る。ヨには松獄を離れて、盗賊たちの頻出する各地の浦の視察を命じ、これまでのヨが担当していた軍需品管理はソが引き継ぐことに。正胤を守るために自分を捨てたと察したヨ。これに危惧を抱いた皇后ユ氏は、兄弟3人との食事会を開く。ジョンは無邪気にソとの食事を喜ぶが、ソは初めて優しく接してくれる母ユ氏の変貌ぶりに戸惑う。食事のあと、ユ氏とヨは恐ろしい頼み事をソにする。初めての家族の食事会を喜んだ自分の愚かさを思い知ったソ。その頃、スは今後起きるだろう恐ろしい出来事に怯える。庭に出たスをソが抱きしめる。その手を払ったスはソが怖い、自分にはソ皇子を変えられない、と拒絶。ソは…。
雨で少し化粧のとれたソの顔が何とも美しい。同時に鋭い目で彼は何を思ったのか?光宗については【「麗<レイ>」を2倍楽しむ】「(2)時代背景、実在の人物、豆知識 」で詳しく紹介している。今回初めて太祖がソの顔を真正面から見つめる。やっと人間扱いされるソが初めて「父上」と呼ぶ歓びの表情をお見逃しなく。
一方、スはジモンが現代から来た人物だと確信する。果たしてジモンにはどんないきさつがあるのか?
ついに子犬系皇子ウンが結婚!スンドクが子供っぽいウンを選んだことが気に入らないパク将軍だったが、太祖やジモン相手に、愛娘の結婚相手をウンにもっていく様子が笑える。果たしてスはウンをなんといって説得するのか?熊をも恐れない勇者で一途な乙女スンドクとの可愛いカップルの未来は?スンドクを演じたのは歌手チ・ヘラ。【「麗<レイ>」を2倍楽しむ】に彼女のインタビュー動画を紹介している。
ウクがスに渡したノートには、学生時代誰もがやったことのあるパラパラ漫画。さあ、どんな絵が出てくるのか?
食事会の席で、母ユ氏と兄ヨがソに何を頼むのか?ソはこれになんと答えるのか?
今回と次回の2回にわたって、オ尚宮と太祖との恋物語が明らかになる。これこそが、皇后ユ氏がオ尚宮を敵視する理由だ。
■豆知識:ペガと聞いて「それなら私はチョン・ジャギだ」とウヒが返す。これは「伯牙絶絃」の故事にちなんでのこと。伯牙(ペガ)は、中国春秋時代の晋の地位ある人物(大夫)で琴の名人。そして鍾子期(チョン・ジャギ)はその良い聴き手。鍾子期亡きあと、伯牙は生涯演奏をしなかった。
■第10話「求婚」
「お前は自分のモノ。勝手に私から離れることも死ぬことも許さん」と、ソはスを抱き寄せ口づけ。震えるスの手を取り馬で皇宮から連れ出す。海辺で、自分が去るべき理由を聞くソにスは、皇宮から離れたところで笑顔で暮らしてほしいと言う。スが一緒ならと答えるソに、好きな人がいるとス。そんな事は構わないといい、スに髪飾りをプレゼントする。
ウクはソがスを連れ出したと聞き、焦りを感じスに求婚する。ところが2人の密会を目撃したオ尚宮は、スを連れ戻す。オ尚宮は療養のために皇宮から出ることが許されていた。一緒に故郷に行こうとスを誘い、かつての恋人、太祖のように男は皇位の前では心変わりするものだと諭す。しかしスは、ウクは心変わりする人ではないと断言する。心配して様子を見に来たソにスは、傷を隠す化粧法を伝授する。そして、ソの自分への想いは愛ではなく友情だと説得するが、ソは愛情も友情も同じだと告げ、突き放そうとしても無駄だとスを抱き寄せる。
その頃、皇后ユ氏はパク・ヨンギュと共に太祖とソの離間作戦を立てる。ヨもまた西京でワン・シンニョンに会っていた。変わっていく母や兄を見てジョンは、ソが松獄に戻ってきたせいだと、スに愚痴る。同腹の弟にまで疎まれソの味方はペガとスだけと考えるソ。そんな中、事件が起きる。正胤と外戚が税の二重徴集したと、豪族たちが正胤ムの廃位を求める。では代わりの世継ぎは誰が適任かと聞く太祖に、パク・ヨンギュはソの名前を挙げる。仕上げはウォンだ。自分がこの事実をソに知らせたと正胤に報告。これこそがパク・ヨンギュの太祖とソの離間作戦だった。太祖は、すべてが皇后ユ氏の策略と見抜きながらも、ソに信州に戻れと命じる。
一方ヨナは、ウクがスとの婚姻を太祖に申し出ると言い、母・皇后ファンボ氏までがこれを認めたことで、一族存続の危機を感じる。そして、ユ氏とともに正胤の毒殺を企てる。重陽節の宴。母ユ氏から毒殺の話を聞いていたソは、正胤を助けるため代わりに毒入りの茶を飲む。
海辺で。ソのペガに対する信頼の厚さが感じられる言葉がある。聞きようによっては恐ろしい言葉だが、それほどペガを信頼しているということ。一方、自分にはできなかった、スを皇宮から連れ出すことを、簡単にやってのけたソ。ウクの焦りが弓の腕前にも出ている。的に誰かを思い浮べろというヨの忠告。ウクが的に見た人物は?
ウンが結婚したことでスにぐんと近づいたのがジョン。この二人の関係も要チェックだ。ところでウンの新婚生活。新妻スンドクに悪態をつき寝台も占領。ウンの寝顔を見るだけで幸せなスンドクは床で眠る健気さ。さあ、この夫婦が真に夫婦になるのかいつか?そしてスの見た恐ろしい光景は実際におきるのか?
重陽節の宴の席で、ペガが誰かと菊花酒でラブショット(腕を絡ませて飲む)する。果たしてペガが相手に選ぶのは?そして、ソは毒入りと知りながら何故正胤の茶を飲んだのか?
■豆知識:重陽節とは、旧暦9月9日の菊の節句のこと。日本でも古代宮廷では、菊花の鑑賞や長命の効能があるとされた菊酒を嗜む会を開いた。菊花宴とも呼ばれる。
目でもハートでも耳でも楽しませてくれる「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子~」は、WOWOWにて2話連続で放送。
◇WOWOW「麗<レイ>」番組公式サイト
2017.03.03スタート 毎・金19:30~21:45 2話連続放送
◇予告編
【作品詳細】【「麗<レイ>を2倍楽しむ】
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