体探人オクニョ誕生か?NHK「オクニョ 運命の女(ひと)」第5話あらすじと見どころ、予告動画

2018年05月05日10時20分ドラマ
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夜道でオクニョを襲ったのは…?一方、文定大妃の一派を敵視する明の使臣オ・ジャンヒョンは、即位後すぐに亡くなった先代王(仁宗)の毒殺疑惑を調査していた!そんな中、テウォンに明との交易を勝ち取る絶好の機会が訪れる!「オクニョ 運命の女(ひと)(原題:獄中花)」第5話のあらすじをみどころを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

【「オクニョ」を2倍楽しむ】では、ドラマの時代背景や見どころ、キャストの紹介やインタビューなどをまとめて紹介している。

■キャスト相関図(第1話~)NHK

okunyo©MBC■第5話あらすじと見どころ
自分の商団を襲ったのがコン・ジェミョンの商団だと知ったチョン・ナンジョンは、コン・ジェミョンと交渉することに。その頃、ユン・テウォンは大行首コン・ジェミョンに、チョン・ナンジョンの商団と真っ向から対抗すべきだと訴える。そこにナンジョン側から会いたいと連絡があり、二人は指定の場所に出向くが、そこにいたのはミン・ドンジュという女大行首だった。ミン大行首はこれまで以上の利益を保証するのでナンジョンの配下になれと提案し、ジェミョンは一言の下にこれを断る。

テウォンがナンジョンの商団を襲ったのは、どうやら金儲けのためではなさそう。そもそもテウォンがこれほどまでナンジョンに敵意を抱くのはなぜなのか?その答えが分かるのはもう少し先!

オクニョが夜道で襲われる。連れて行かれた先にはなんと捕盗庁の役人カン・ソノだった。カン・ソノは無礼を詫び、自分の本来の姿が体探人だと明かし、オクニョを体探人に誘う。3日間の猶予を与え、誰にも相談せずに一人で決めるように念を押す。
寝付けないオクニョは地下牢のパク・テスの元へ。パク・テスから体探人について話を聞くが、もし体探人に誘われても決して応じるなと忠告される。その時足音が聞こえオクニョが隠れると、チョン・ナンジョンの命を受けた内禁衛のキ・チュンスが現れる。チュンスは、暗殺という任務をもってパク・テスに体探人への復帰を打診するが、テスは一言の下に断る。

パク・テスが、なぜ体探人になってはいけないと忠告したのか?そして、体探人への復帰を断ったのはなぜ?

典獄署では、常連チョン・ウチとチ・チョンドクが相変わらず囚人たちと賭博に興じている。オクニョは、悩んだ末、体探人になれば母の死の真相が明かせるかもしれないと体探人になることを決心する。

時代劇、現代ドラマにかかわらず韓ドラには賭け事がよく登場する。賭博につきものがイカサマ。チョン・ウチはどんなイカサマを仕掛けるのか?韓国史劇初の賭博をメインに描いたドラマに「テバク」がある。パク・テス役のチョン・グァンリョルとチャン・グンソクが激突する見ごたえたっぷりの作品だ。

ある日、テウォンは何かと面倒を見てくれる素素楼の女主人ファン・ギョハに頼まれてコン・ジェミョンを素素楼に案内する。ジェミョンが引き合わされたのは明の使臣オ・ジャンヒョン。二人は涙を流して手を取り合った。オ・ジャンヒョンはかつてジェミョンが仕えていた人物。己卯士禍で逆賊として親が処刑され明へ逃亡した。そして彼の逃亡を助けたことでジェミョンの両親も殺されたのだった。ジャンヒョンは、その仇をとるために宦官となって今の地位に就いたのだ。
話を聞いたテウォンは、チョン・ナンジョンに対抗できる絶好の機会だと考え、コン大行首の許可を得て、使臣が明に帰る時に自分たちの商団を同行させてほしいと頼み込む。

宦官とは、去勢して宮中に仕える男の役人=内侍(ネジ)のこと。実在の宦官キム・チョソンの半生を描いた作品に「王と私」がある。また、2017年「クルミシンドローム」を巻き起こした「雲が描いた月明り」は、男装のヒロインが宦官となって皇太子と恋に落ちる胸キュンラブコメ史劇だ。
“己卯士禍(キミョサファ)”とは1519年、中宗の治世に起きた弾圧事件。詳しくは【「師任堂(サイムダン)」を2倍楽しむ】の(2)時代背景-「第11代・中宗は担ぎ上げられた弱腰の王?」で説明している。


ユン・ウォニョンは体探人たちに、使節団をもてなすための施設、慕華館に滞在する使臣オ・ジャンヒョンの監視を強化させる。そんな中、何者かがジャンヒョンに密書を渡す。侵入者を捕えた体探人たちから、密書の内容を聞いたユン・ウォニョンは密書が明の皇帝に渡れば自分も文定大妃も窮地に追いやられると焦る。文定大妃はオ・ジョンヒョン殺害を命じる。

密書を届けたのは誰?密書に書かれているのは先代王である仁祖の死に絡んだこと。実在の王・仁宗については「文定大妃をのさばらせた聖君、朝鮮王朝第12代王・仁宗って?」で詳しく紹介している。

明の使臣オ・ジャンヒョンから、帰国の途に同行を許されたテウォンは、明との交易を勝ち取る絶好の機会を得る。大行首コン・ジェミョンから託された全財産5千両を軍資金に準備を進める。

今話から新たなキャストとして登場するイ・ソジョン。テウォンの後見人・素素楼の女主人ファン・ギョハに引き抜かれて松都(ソンド)から漢陽(ハニャン)にやってきた超売れっ子の妓生。明に渡る準備でテウォンが協力を求めることになるが、さっそく、テウォンの胸キュンセリフがあるのでお聴き逃しなく。ソジョン役を演じたのは「Dr.JIN」でも妓生役を演じた美人女優のユン・ジュヒ。

典獄署。地下牢に文定大妃が現れ、パク・テスと20年ぶりの再会を果たす。自分を生かしたのが大妃だと知り恨んだというテスに、どうしても死罪にすることができなかったと謝罪する大妃は、テスに体探人への復帰を願う。
一方、自分でも手が出せない明との交易をコン商団が行うと聞き気をもむチョン・ナンジョンは、ユン・ウォニョンにジェミョンを始末してほしいと頼む。しかしウォニョンは明の使臣団は都に着く前に死ぬから心配いらないと素っ気ない。

これまで非情な顔をみせていた文定大妃が、パク・テスの前では女性の顔になるのをお見逃しなく。

オクニョは体探人としての訓練を始めるが、武術の能力が高くすぐに最終試験に入ることに。最終試験は謀反を企てている捕盗庁の元対象の暗殺。オクニョは元大将の屋敷に侵入するが、あと少しのところで捕えられてしまう。誰の差し金か明かせと酷い拷問を受けるオクニョは…。

今話は冒頭からオクニョのアクションシーンがある。インタビューで語っていた、撮影の3、4か月も前からアクションスクールに通って特訓を受けたという腕前がたっぷり見られる。剣アクションも大変だったようだが、水の拷問はとても大変で、その時ばかりは尊敬するイ監督がちょっぴり憎らしかったそうだ。
オクニョを指導する体探人チュ・チョルギ役を演じたのは、「イ・サン」「ホ・ジュン 宮廷医官への道」「薯童謠」「馬医」などイ・ビョンフン監督作品に欠かせないソ・ボムシク。史劇はもちろん現代劇でもアクションといえば彼!ソウルアクションスクールの講師も務めている。


kandoratop【作品詳細】【「オクニョ」を2倍楽しむ】

NHKBSプレミアム|韓国ドラマ 「オクニョ 運命の女(ひと)」
 2018.04.08スタート 毎・日23:00-24:00 再放送、地上波初
 2017.04.02-2018.04.01 毎・日21:00-22:00 BSプレミアム、BS初