有村架純主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ひよっこ」は、5月1日から本格的に東京編がスタートしたが、NHK_PRにはみね子が東京で出会う個性豊かな面々を紹介する「新キャスト発表！」会見動画が公開された。

「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和のオリジナル。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。東京編は、大家族の農家でのびのび育った少女・谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったことをきっかけに、集団就職で上京するという展開から始まる。

会見には以下の面々が登壇し、意気込みを語っている。
・有村架純（ヒロイン・谷田部みね子 役）
・竹内涼真（大学生・島谷純一郎 役）
・シシド・カフカ（会社員・久坂早苗 役）
・浅香航大（漫画家の卵・坪内祐二 役）
・岡山天音（漫画家の卵・新田啓輔 役）
・三宅裕司（和菓子屋の店主・柏木一郎 役）
・白石美帆（バーの店主・竹内邦子 役）
・生田智子（五郎の妻・福田安江 役）
・島崎遥香（省吾の娘・牧野由香 役）

新キャストで注目したいのが、すでにドラマに出演している竜星涼と磯村勇人、そして会見動画に登場した竹内涼真の3人。いずれも特撮ドラマ出身のイケメン俳優。竜星涼は「獣電戦隊キョウリュウジャー」のキョウリュウレッド（桐生ダイゴ）役、磯村勇人は昨年秋まで放送された「仮面ライダーゴースト」で仮面ライダーネクロム（アラン）役、そして「ラストコップ」でコミカルな演技を披露した竹内涼真は「仮面ライダードライブ」で主演した。

竜星涼は、同郷のよしみでみね子の父・実の行方を捜してくれている警察官・綿引正義役。磯村勇人は赤坂の洋食屋「すずふり亭」の見習いコック・前田秀俊役。そして竹内はどこか陰のある御曹司である大学生・島谷純一郎役を演じる。

竹内が演じる島谷は、どうやらヒロイン・みね子の相手役の“本命”とされている人物のようだ。会見では、初の朝ドラ出演に「率直に嬉しいです」と感激している様子で、演じる役については「御曹司のお坊ちゃま」と分析し、「ちょっと癇に障ったしゃべり方をするが、そんなところが可愛いな、憎めないなと感じてもらえるように頑張りたいな」と紹介している。
竹内は、3人の中では一番遅く第10週から登場し、みね子とはアパートのお隣さん同士となる。

個性的な面々の中で目を引くのは会社員・旧坂早苗役を演じるシシド・カフカ。シシドも初の朝ドラ出演で「考えてもいなかった…光栄です。いい歯車になれるように楽しみながら演じていきたいと思います」と語っている。シシドにとって本作はドラマ出演3作目。「これまでは、とりあえずメンチ切ってください、といわれる暴力的な女性だった」と会場の記者たちを笑わせ、「今回の早苗も強い女性ではあるんですが、にじみ出てくる優しさだとか、気持ちを上手に表現できないもどかしさとかの細かいところを大切に演じていけたらなと思っています」と語っている。

他の出演者たちの意気込みと演じる役柄については会見動画でどうぞ。

◇NHK_PR「新キャスト発表！」会見動画

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