チン・セヨン、これまでにない嬉しさと大役の重圧!「オクニョ 運命の女(ひと)」取材会再現レポート①-予告動画

2017年05月16日08時07分ドラマ
写真と取材:navicon

5月15日(月)東京・渋谷NHKにて、NHKBSプレミアムにて好評放送中の韓国ドラマ「オクニョ 運命の女(ひと)」(原題:獄中花、日曜よる9時~)の取材会があり、主演のチン・セヨン(23)、パク・チュミ(44)、チョン・ウンピョ(51)が登壇し、記者からの質問に答えた!ナビコンでも取材したので、いつものように90%再現レポートでご紹介!番組公式サイトで予告動画が公開されている。

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「獄中花」は、イ・ビョンフン監督の最新作で、監獄で育った女性・オクニョが、数々の困難に立ち向かい、愛と人生を取り戻す波乱の物語。詳しい各話のあらすじと見どころ、ドラマの背景や豆知識などは【「オクニョ」を2倍楽しむ】で紹介している。

以下、 (赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線

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「オクニョ 運命の女(ひと)」取材会
日程:2017年5月15日(日)
会場:NHK
ゲスト:チン・セヨン(オクニョ役)、パク・チュミ(チョン・ナンジョン役)、チョン・ウンピョ(チ・チョンドク役)

【紹介と挨拶】
会見では、最初に5分間の番組紹介のVTRが流れた。その後、大勢の記者たちの拍手とカメラのフラッシュに迎えられてゲスト3人が登場。続いて、深野淳子番組チーププロデューサーからの挨拶と番組紹介、スペシャル番組の案内などがあった。(スペシャル番組の放送は、6月18日(日)午後9時~10時までの予定)
ゲストの3人については、主人公のオクニョ、オクニョの最大の敵と最大の味方になる3人と紹介した。

okunyoチン・セヨン(以下、セヨン):こんにちは、私はオクニョ役を演じたチン・セヨンです(でーす、と伸ばして発音する日本語が何とも愛らしい。体のラインに沿った紫のワンピース姿の彼女は可憐で華奢なイメージ。アクションもこなすオクニョのイメージとはずいぶん違ってびっくり。大拍手)
この様にたくさんの皆さまが来てくださってありがとうございます。このドラマが韓国で始めて放送された時に感じたドキドキ感をまた改めて感じるようにしてくださった皆さん、ありがとうございます。

okunyo パク・チュミ(チュミ):(まだ、セヨンの話が続くのかと思っていたらしく、急にマイクが来たのでビックリ。会場からも笑いが起きた)私も少し日本語を準備させていただきました。こんにちは。私はパク・チュミです。(大拍手)私は「オクニョ」でチョン・ナンジョンという役をやらせていただきました。韓国で放送が終わって6ヶ月ほどたつかと思いますが、本当にやり終えたと思っていたのに、また再び悪の枢軸として強い姿で皆さんの前でご挨拶をさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。(彼女が演じたチョン・ナンジョンは、華やかな今日のドレス姿からはとても想像がつかない超悪女。朝鮮三代悪女の1人とも言われる女人。詳しくはコチラ)。

okunyoチョン・ウンピョ(以下、ウンピョ):こんにちはチョン・ウンピョです。「オクニョ」ではチ・チョンドクという役をやらせていただいております。私は、典獄署(今でいう刑務所)に勤めている平凡な人間ですが、オクニョと出会って我が子のように思い、その成長を助けながら、オクニョに愛を注ぎながら父親らしい人間になろうと努力する役をやらせていただいております。
今日は私宛の質問はあまりでないと思いますので、ここでたくさんしゃべりたいと思いますので、ここで一旦通訳をお願いします。(これには記者たちも大爆笑!)
「オクニョ 運命の女(ひと)」というドラマは、昔の日本もそうかもしれませんが、当時女性の地位がとても低いものでした。「オクニョ」は成長していく過程で、男性と対立したり恋愛したりと波乱万丈な人生を生きていくドラマになっています。とても面白くて興味深いです。ストーリーも日本の皆さまも大いに楽しめると思います。まだ、未放送の回がたくさんあるので、ぜひ最後まで楽しみながらご覧ください。少し長くしゃべってしまったようです。皆さん飽き飽きしていらっしゃるようです。(いえいえ、そんな事はありませんよ)この後にある質疑応答の際には、パク・チュミさんとチン・セヨンさんのお二方にたくさん質問していただきまして、私にはしていただかなくても結構です。ありがとうございます。(笑、大拍手)

【質疑応答】
ここからは記者からの質問。

Q1:本作への出演が決まった時の気持ちと作品への印象は?
okunyo セヨン:出演が決まった時はこれまでになかったくらいとてもうれしく思いました。(オーディションで勝ち取った役。詳しくは放送直前インタビューで ドラマのタイトルがヒロインの名前を冠していることで、日本同様韓国でもこうしたことは少ないので、とても大役だとプレッシャーも大きかったんですが、頼りがいのある監督(イ・ビョンフン監督)や両隣の先輩方もいらっしゃるので大丈夫だと思いました。オクニョについては、本当にいろいろなものをうまくこなせる多才な女性の役です。賢さと明るさをどのように一緒に見せていくことができるかということを考えました。例えば何かを暗記するとか、頭の良さプラス、アクションもうまくできる役だったので、それをどう見せるかという役作りに気を配りました。

okunyoチュミ:(セヨンの熱のこもったコメントに感心して)私は少し短めに話しましょうか。(笑) 私はデビュー初の悪役。映画の場合はキャラクターへの変身はそれほど難しくないかと思いますが、ドラマの場合はこれまで積み重ねてきたイメージが大切で、本作は私にとっては大きなチャレンジでした。コインの裏面を演じるほどのことで、役を受けるにあたり大いに悩みましたが、イ・ビョンフン監督とは15年ほど前に作品をご一緒させていただいており、その時に監督の信頼を得ていて私自身のスキルも上がっていたのがよかったと思います。「ホジュン~宮廷医官への道~」では王の第一側室の恭嬪(コンピン)役を演じた)また、キャストもありふれた一次元的なキャストではなかったんです。今まで悪役を演じたことのなかった私が悪役を演じたり、同じ悪役に文定大妃役のキム・ミスクさんや旦那さん役のユン・ウォニョン役のチョン・ジュノさんの悪役3人衆の登場もあります。このような多彩な役が配置されたことでこのドラマの魅力がアップしていい作品になったんだと思います。

okunyoウンピョ:私は「オクニョ」にキャスティングされる1年ほど前、妻と一緒にレストランに行った時に偶然イ・ビョンフン監督とお目にかかりました。会計をしようとしたとき、イ監督が私の分も払って下さったと知り、いつかこのご飯代の恩を返そうと思っていました。(笑)それで、「オクニョ」へオファーをいただいたときに、何の役かも聞かされていないまま「やらせてください」と答えました。ところが、実際に台本を受け取ったら第1話、2話で私の出番がとても多く大役だったのでプレッシャーもありました。私の役は、オクニョを最後まで愛して最後まで見守る役。ユン・テウォン(コ・ス扮)のように表立った役ではありませんでしたので、父親のように陰から見守るにはどうすればいいのかと、心配しながら準備をしましたが、最後までこのオクニョを愛することができて幸せだと思いました。(チョン・ウンピョといえば、「太陽を抱く月」でキム・スヒョン/ヨ・ジング扮する王/世子の付きの内官役で好演した。今回は守るべき人が愛らしい女性だけになおさら力が入ったのかも?)

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NHKBSプレミアム|韓国ドラマ 「オクニョ 運命の女(ひと)」
 2017.04.02スタート 毎・日21:00-22:00


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