【韓国映画】「海雲台」ハ・ジウォン会見、“水より怖いソル・ギョング”の真相は動画ニュースで!
今年最も期待の高い、韓国初の災害映画「海雲台」の舞台挨拶が、16日午後ソウルで開催された。このニュースをNAVERが動画配信している。
「海雲台」は、釜山・海雲台(ヘウンデ)の海辺を襲う巨大な地震津波と平凡な市民の涙ぐましい死闘を描くパニック映画だ。主演は、先ごろソン・ユナと結婚したばかりのソル・ギョングとドラマ「黄真伊(ファン・ジニ)」のハ・ジウォンが主演し、ユン・ジェギュン監督がメガホンを取った。
パニック映画といえば、ハリウッド映画が数々の名作を世に送り出してるが、「海雲台」は、ハリウッドのパニック映画とは大きく違っている。ハリウッドがひとりの英雄の登場と、映画のスケールやCGの技術を全面に押し出しているのに対して、「海雲台」には、英雄は出てこない。災害に立ちあった人々の姿をていねいに描いている。特に、災害が起きるまでの人々の平凡な生活の中にちりばめた笑いの部分は、この後、巨大な地震津波に飲み込まれる人々の涙ぐましい死闘を際立たせるのに、大きな効果をもたらしている。
それもそのはず、ユン監督は、「マイ・ボス マイ・ヒーロー」「セックス・イズ・ゼロ」などのコメディ映画をヒットさせた人物で、コメディとドラマを調和させることには、常々定評のある監督だ。
ヒロインを演じたハ・ジウォンは、ドラマ「茶母(チェオクの剣)」や映画「デュエリスト」などでアクション女優としても実力が認められているが、彼女は会見で津波よりソル・ギョングが怖かったと語っている。いったい彼が何をしたのか?早速動画ニュースを見てみよう。
*** 以下、記事翻訳 ***
映画「海雲台」会見
「水のため苦労したのは、他の俳優たちで、私は、それよりソル・ギョング先輩が怖かったです」
映画「海雲台」で無許可の刺身屋を営業するあくどい釜山の娘役を演技した女優ハ・ジウォンが、「水災難映画」に臨んだ特別な感想を明かした。
16日午後、竜山CGVで開かれた映画試写会と会見に出席したハ・ジウォンは、「もうアクションは鍛えられているので、電柱にぶら下げられて走る位しか大変なことはなかった」といい、さらに「水のため苦労したことは他の俳優たち」と語った。
撮影を振り返り、一番苦しかったことはマンシク(ソル・ギョング)とヨニ(ハ・ジウォン)が襲い掛かる津波を避けて逃げ、電柱にぶら下げられたヨニが水に流されるマンシクの腕をつかまえる場面(だと打ち明けた)。
「ソル・ギョング先輩が全体重を腕にかけたんです。腕が折れる程の痛みを感じ、鉄の音がするんですよ。水よりソル・ギョング先輩がもっと恐ろしかったです」
ハ・ジウォンは「今回の映画で、(釜山)方言のマスターを頑張った」と「同じ年齢の友達みたいな方言指導の先生とほとんど生活を一緒にして、方言を使って、毎日録音しどのくらい上達したかチェックしながら勉強した」と語っている。
ハ・ジウォンはマンシクがプロポーズする場面のリハーサルで、ソル・ギョングが指輪を本当に海に落としたエピソードを紹介し、「ソル・ギョング先輩が、愛嬌を振りまくのができないと照れていたが、やってみればとてもお上手だった。新しい姿を見せてくれて可愛かった」とも語っている。
「海雲台」は、ハ・ジウォンの前出演作の「色即是空」と「1番街の奇蹟」についで、ユン・ジェギュン監督の作品だ。ハ・ジウォンは、「『海雲台』を選択したことは、監督への信頼から」と言い、「もっと苦労をしても良かったが、思ったより苦労が少なくてまだ元気が余っている」と語っている。
ユン・ジェギュン監督はこれに対して「『浪漫刺客』の失敗以後、『1番街の奇蹟』の時、ハ・ジウォンだけが私の手を握ってくれた」と「ハ・ジウォンと仕事を共にするのは人間的で義理あるから」と応えた。
◆ NAVERハ・ジウォン「水よりソル・ギョングがもっと恐ろしくて」