【最終回ネタバレ】NHK「ツバキ文具店」最後の代書は鳩子(多部未華子)の想いを書く! NHKオンデマ見逃し配信
カシ子(倍賞美津子)の死を看取ってやれなかったことを激しく後悔する鳩子(多部未華子)はバーンアウトになって手紙が書けなくなった。そんな鳩子を優しく見守る鎌倉の人たち…ドラマ最後の代書は鳩子自身の想いを認める!NHK総合「ツバキ文具店」最終回(第8話)ネタバレあらすじを紹介!NHKオンデマンドで全話見逃し配信中。
ゲス不倫でもない、ビューティー研究もしない、派手なアクションもない、密室の取り調べもない、誰も「目力」を出さない、貴族も出ない…民放ドラマに比べるとちょっと地味目なドラマだった「ツバキ文具店」。しかし視聴者にはその地味さが心地良く、見終わった後ふしぎと心が満たされる…そんな意見がSNS等で見られるドラマだった。
前回(第7話)で祖母・カシ子(倍賞美津子)の本当の思いを知った鳩子(多部未華子)。祖母からずっと疎まれていた、顔なんか見たくもないと思われていると感じていた鳩子。本当は、自分の心を正直に表に出せない不器用な祖母と孫だったのだ。
「ツバキ文具店」は毎回、鳩子が書く代書で依頼人や手紙を受け取った人、誰かしらが幸せになっていた。最終回で幸せになったのは鳩子自身。カシ子宛てに書いた手紙は決して本人に届くことはないが、その想いは天国にいるカシ子に届いたことだろう。最後の最後まで、視聴者の心をあったかくさせてくれるドラマだった。
■最終回(第8話)「解き放たれた言葉」ネタバレあらすじ
祖母・カシ子(倍賞美津子)の手紙を読み、どれほど自分が愛されていたかを知った鳩子(多部未華子)。自分はずっと祖母から疎まれていたと思い込んでいた鳩子は、カシ子をたった一人で死なせてしまった、看取ってやれなかったことを悔い、仕事も何も手が付かなくなってしまった。
何日も店を閉め家に籠もる鳩子。見かねたバーバラ婦人(江波杏子)が鳩子に声をかける。バーバラ婦人は「さぁ、自分を責めるのはもうオシマイ。桜が咲いたらうちでお花見をしましょう」と言って鳩子を元気づけた。
満開の桜の下、鳩子をはじめ男爵(奥田瑛二)、パンティー(片瀬那奈)、白川(高橋克典)、魚福の旦那(江良潤)と奥さん(大島蓉子)が集まった。守景(上地雄輔)は店を継ぎたいという人が内覧に来るので、遅れて花見に参加することになった。守景ははーたん(新津ちさ)を連れ、長野の実家に戻る準備を始めていたのだ。
バーバラ婦人宅の庭で盛大なお花見が始まった。するとパンティーが立ち上がり「報告があります!」と言い、男爵と婚約したことをみんなに報告した。白川は鎌倉を訪れる観光客用のゲストハウスを運営することになったと報告。
遅れて守景がバーバラ婦人宅にやって来た。守景は鳩子に「ぼく、長野に戻るの止めます。だからこれからもよろしくお願いします」と言った。鳩子は久しぶりに心からの笑顔で一杯になった。そして守景は鳩子に「これからもぼくらのそばにいてくれますか」と言い、鳩子は「はい」と答えた。
心を清めた鳩子は、久しぶりに筆をとる。今回の差出人は自分、そして宛先は天国にいるカシ子。鳩子は今まで口に出して言えなかった感謝の気持ちを手紙に認める。そして最後に「追伸 私もあなたと同じ代書屋になりました」と書いた。
番組公式サイトにて、鳩子がカシ子に書いた手紙(実物)を公開中。
NHK総合 ドラマ10「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」最終回(第8話)は6月2日(金)放送された。再放送は総合7日(水)深夜24時10分より。原作:小川糸著『ツバキ文具店』(幻冬舎刊)。出演:多部未華子/高橋克典/上地雄輔/片瀬那奈/新津ちせ/江波杏子/奥田瑛二/倍賞美津子ほか。NHKオンデマンドにて全話見逃し配信中。
◇NHK総合ドラマ10「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」番組公式サイト
◇NHKオンデマンド「ツバキ文具店 鎌倉代書屋物語」公式サイト
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