全英オープン、シンクがプレーオフを制してメジャー初優勝-テレビ朝日

2009年07月20日10時10分スポーツ
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第138回全英オープンの最終日、スチュワート・シンク(アメリカ)がプレーオフの末にトム・ワトソン(アメリカ)を振り切ってツアー通算6勝目、嬉しいメジャー初勝利を飾った。

18番でバーディーを奪い、2アンダーでホールアウトしたシンクは、プレーオフの望みに懸け、最終組のワトソンの結果を待つ。そのワトソンは、17番でバーディーを奪い一時は単独首位に立つも、最終18番で決めれば優勝という約3mのパーパットを外してしまい、まさかのボギー。2アンダーで2選手が並び勝負は4ホールで行われるプレーオフへ。しかし、4日間72ホールを戦ってきた59歳のワトソンにプレーオフを戦う力は残っていなかった。パーセーブするシンクに対し、ワトソンは1ホール目でボギーを叩くと、3ホール目では痛恨のダブルボギー。最後はプレーオフを呼び寄せた18番での4ホール目をシンクがバーディーフィニッシュで飾り栄冠。メジャー初勝利のシンクと大会を大きく沸かせたワトソンには最後に大きな拍手が送られていた。

14位タイから最終日スタートした日本の久保谷健一は3番でバーディーを奪い、いいスタートをきるもその後は1バーディー4ボギーとスコアを崩してしまい、通算4オーバー27位タイでフィニッシュ。今田竜二は3バーディー2ボギーの1アンダーの好成績で最終日を終えるも、前日までのスコアが響き通算11オーバーの64位でフィニッシュとなった。

全英オープンを連日放送してきたテレビ朝日の番組公式サイトでは、全英オープンのハイライト動画および、シンク、ワトソンのインタビュー動画が配信されている。

テレビ朝日「第138回全英オープンゴルフ」