地上波初放送「客主」第49-50話あらすじと見どころ!米、塩、綿布を守れ!ボンサムvsソンドル!予告動画

2017年06月08日09時00分ドラマ
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大院君と王妃ミン氏の争いに巻き込まれたボンサム!ソンドルはミン都承旨に両班だと知られ、都承旨と手を組んだ!いよいよボンサムはケトン(メウォル)を受け入れる決心をし、ボンサムとソンドルの商戦が始まる!テレビ東京「客主」明日6月9日(金)第49話~50話のあらすじと見どころを紹介!DVDも好評リリース中で、公式サイトで予告動画が公開されている。

【「客主」を2倍楽しむ】では舞台となった時代背景や放送に合わせて各話のあらすじと見どころ、豆知識などをまとめて紹介している。テレビ東京ではオリジナルの全41話を52話に編集して放送。以下のあらすじが多少前後する場合もあります。ちなみにDVDは全60話版。

■キャスト相関図(テレ東番組公式サイト)
チョン・ボンサム 役:チャン・ヒョク
チョ・ソリン 役:ハン・チェア
ケトン(メウォル、真霊君)役:キム・ミンジョン
キル・ソゲ 役:ユ・オソン
チョン・ソレ(ソホン)役:パク・ウネ
シン・ソクチュ役:イ・ドクファ
チェ・ドリ役:イ・ダリョン
ソンドル(ナム・ソニュ)役:チョン・テウ
チョ・ソンジュン役:キム・ミョンス
ソン・マンチ役:パク・サンミョン

客主■第49話(DVD版第56話)
 ソンドルを味方につけることに成功したミン都承旨。王妃は無事に宮殿に戻る。王妃を救ったケトン(メウォル)は、王から“真霊君”の名を授けられ、宮殿への出入りはもちろん王や王妃との謁見も自由となり、領地や屋敷など王族と同格の待遇が受けられることに。一方、ソリン殺害の黒幕がケトンだと信じるウォルは、ケトンの罪を明かしてくれると約束したソンドルを訪ねるが、ソンドルは松坡馬房とは縁を切ったとケンモホロロ。
 ケトンは大きな屋敷に両親を招待するが、両親は巫女であることを理由に冷たくあしらう。訪ねて来たボンサムがその様子を目撃し、憐れなケトンを受け入れる決心をする。
 そんな中、ソンドルが六矣廛大行首となり鐘路に海東商店を開店する。主な客主はすべて祝いに駆けつけ、任房の接長であるボンサムにも招待状が届く。商いの中心地である鐘路に日本の商人を招き入れたソンドルを諌めるボンサム。だが、ソンドルはこれまでのボンサムのやり方に不満をぶつけ、二人の考えは平行線。
 行商人を集めたボンサムは、開港が時代に流れだと認めたうえで、米、塩、綿布の商いだけは守ると告げる。ついにボンサムとソンドルの米を巡る戦いが始まる。
 ケトンはボンサムを支えようとするが、純潔であるべき巫女の婚姻など認められない。そこで王妃の元へ出向き国師堂を出たいと願い出るが、王妃の逆鱗に触れてしまう。
客主 ケトンの両親がひどすぎる。せめて母親だけでも優しい声をかけてやればいいものを。夢にまで見たボンサムの胸に抱かれるのが、こんな悲しい場面とは。ボンサム語録、今回は愛…「人のぬくもりに触れたければ俺の所に来い!」に痺れる。
 ソンドルの両班然とした姿も板についたもの。海東商店開店記念式典ではなんとテープカットまで!朝鮮王朝は500年以上も続いたが、王朝のいつの時代を見ても政争や服装、民の暮らしぶりは大差ない。日本は室町→安土桃山→江戸→明治と変遷し、近代化が進んだ。朝鮮は完全に近代化に乗り遅れてしまった。「客主」のこの場面はすでに日本は明治に入っているだけに、テープカットもあり得る。(【韓国歴史年表】【「客主~商売の神~」を2倍楽しむ】「(2)時代背景①」参照)
 ボンサムとソンドル、2人の商哲学は2人の会話からじっくり確認しよう。結局、ボンサムはシン・ソクチュの精神を継ぐことになる。すんなり六矣廛を引き受けておれば…と今さらながら思ってしまう。


客主■第50話(DVD版第57話)
 ボンサムとの婚姻を願うケトン(メウォル)は、命懸けの席藁待罪(ソッコテジェ、豆知識)をしてとうとう倒れてしまう。ケトンの恋心に心を打たれた王妃は、その相手がボンサムだと知り、婚姻祝いとして人参の専売権、黄帖を与える。ソンドルはそれを阻止しようと、ケトンをソリンの墓の前に呼び出し、ウォルにボンサムを連れてこさせる。ソンドルとケトンの会話を聞いたボンサムはケトンがソリン殺しの真犯人だと知り、衝撃を受ける。それ以上にそのことを知っていながら自分に黙っていたこと、黄帖のためにそれを利用したソンドルが許せない。ボンサムはソンドルとの友情に終止符を打つ。
客主 ソリンの臨終、シン・ソクチュの最期を思い出し、真実に気づくことのできなかった自分が情けないボンサム。だがボンサムも黄帖が必要。ケトンのことは後回しにすることにしたボンサムは、ドリにだけ打ち明け、他のみんなにはしばらくこのことを伏せる。
 そんな中、黄帖の一件が噂になり、六矣廛と米の取引を約束した客主たちがボンサム側に寝返る。さらに、ボンサムが米、塩、綿布を扱う朝鮮流水組合商会を開店すると聞き焦ったソンドルは、ミン都承旨と対策を練る。しかし、下手に動けば20万人の行商人たちが騒乱を起こしかねない。都承旨は任房を閉鎖する名分を考えつく。
 一方、ボンサムの気持ちに気づかないケトンは、黄帖を届けにボンサムの元へ。だがボンサムの様子がいつもと違うことに不安になる。
 朝鮮流水組合商会開店の日。そこにソンドルが日本の商人と現れて…。
 テープカットに続いて今回はソンドルの雨傘や懐中時計など出てくる。“黄帖”とは人参と紅参の販売独占権のこと。人参(インサム)とは高麗人参(朝鮮人参)のことで、不老長寿の薬。紅参(ホンサム)は6年間栽培し続けた高麗人参を加工したもので、人参の中でも最も高級で効果が高いとされたもの。「高麗人参NAVI」より。 人参は国内はもちろん、日本や中国、英国やロシアも狙っており、これがあれば莫大な利益を生むため、ソンドルは必死になったのだ。
 ソリンの墓前、ソンドルとの友情の絆を絶ったボンサムの男泣きが辛すぎる。いったい都承旨はどんな名分を作り出すつもりなのか?


テレビ東京「客主」番組公式サイト
 2017.04.04スタート 月~金8:15-9:11 地上波初放送
「客主」DVD公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「客主」を2倍楽しむ】



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