初めての共同作業!助手はKARAギュリ?「チャン・ヨンシル」第10話あらすじと予告動画
ヨンシルには適わない、とハ・ヨンにいわれ劣等感と嫉妬心を抱き始めたヒジェは、明のユン宦官から司天台には簡儀がないと聞かされ、ヨンシルの命を狙いに来たキム・ハクチュに手を貸してしまった!間一髪で命を救われたヨンシルは…実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~」(BS-TBS)明日6月14日(水)放送の第10話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。
【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。
■キャスト⇒相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役:ソン・イルグク
世宗役:キム・サンギョン
太宗役:キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役:パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役:イ・ジフン
■第10話「天上時計の修繕」
天文台で殺されそうになったヨンシルは明の皇族チュ・テガンの娘ブリョンに救われる。ところが、ブリョンとテガンはヨンシルの命と引き換えに水運儀象台の修理を命じるのだった。かつて亡父ソンフィと話した水運儀象台が目の前にあったことに興奮するヨンシルは、しばし呆然と見つめた後、直せると判断。
ヨンシルが空想する水運儀象台の完成図が、まるでヨンシルの頭の中をのぞき見しているようで興味深い。
一方、次の司令監太監に皇帝直属のユン宦官を推す声が上がるが、テガンは相応しい人選ではないとこれを一蹴。宦官たちが惑わされている皇帝の治世に、テガンは危機を感じていた。
明の宦官ユン・ボンは、朝鮮の使節団に天文台に登ったヨンシルの首を差し出せと命じ、今回の訪明の目的である世子の冊立を認めてもらうことが急務と願い出るが、聞き入れられずに使節団は軟禁されてしまう。
蘇頌 (wikipediaより)ブリョンとヨンシルの様子を見に行ったテガンは、この水運儀象台が、蘇頌(ソショウ)が天に見立てて造った機器で、太陽と月、赤道の天上のすべてが観測できることから“天上時計”と呼ばれているのだと、教える。俄然やる気を出したヨンシルは、高慢ちきなブリョン雑用担当の助手としてこき使う。ヨンシルとの会話から、テガンは世宗が民のために、朝鮮独自の暦を作ろうとしていることを察する。
ブリョンを演じたのはKARAのギュリ。父のテガン役はイム・ドンジンが演じている。「王と妃」では世宗の次男の朝鮮王朝第7代王・世祖を演じた。
文句たらたらのブリョンだが、修理の目途が立ってからは態度が一変。テガンまでがヨンシルに喜々としてこき使われるのがほほえましい。この修繕を通して、ヨンシルはテガンから多くのことを学ぶ。中でも「民にも時が分かるようにしたい」という一言はドラマ終盤、ヨンシルの人生に大きくかかわって来るのでお聴き逃しなく。
水運儀象台の製作者は蘇頌(ソショウ、1020年12月16日-1101年6月18日)。彼は、北宋の宰相で、第7代皇帝・哲宗の命を受けて世界最初の天文時計「水運儀象台」を設計した北宋最高の機械学者。
ハクチュからヨンシル殺害に失敗したと聞いたヒジェは、ユン宦官に呼び出され、テガンを暗殺すれば渾天儀を渡すと取引を提案される。
テガン暗殺のために用意されたのは小さな木箱に入った渾天儀。天文学者・郭守敬(カクシュケイ)はこれを見て“超簡略渾天儀=簡儀”を造った。ユン宦官はこれを暗殺の道具にしたのだ。いったいどんな仕掛けが?
テガンの家を訪れたヒジェは、ヨンシルと引き換えに貴重なものを渡す交渉するが、ブリョンはヨンシルを置いて逃げたヒジェが今さら助けに来たことを不審に思い、作業場に押し込める。ヒジェは300年前に燃えたはずの水運儀象台に目を奪われ、ヨンシルに何度も殴りつけられるが、その目は水運儀象台しか見えない。ヨンシルと共に修理を手伝い始めることに。
ヒジェもヨンシルと同じ、いや、少年時代に科挙以外の勉強を禁じれれていただけにヨンシル以上に興奮したかも。ここでヨンシルとヒジェが初めての共同作業を始める。
一方、漢陽では行方不明になったヨンシルたちを案じる世宗が、皇帝への謝罪とテガンへの2人の捜索を依頼する親書を書き、チョンに持たせて明に送る。ところがその後、ソヒョンが刺客に切り付けられる事件が起こる。世宗はこれが自分を暗殺しようとする者からの警告と考え、太宗もそう考える。
ソヒョンと世宗を呼んだ太宗は、世宗に警告文の書き込まれた書物をみせ、こうした警告文を見てもなぜ黙って試練に耐えていたのかを問う。太宗は、天下泰平の世を築こうすれば、王を憎み不満を抱く者が多くなると教え、良き君主を目指す王は困難で孤独な道を歩むことになり、すでに世宗がそんな道を歩いていることに胸を痛めているとも。そして太宗は、自分が死んだ後も二心を抱かず世宗を補佐する者として、ある人物を招き入れる。
果たして、太宗が呼び寄せた人物とは?なぜ、ヨンシルはその人物をみて驚いた理由は?
明に到着したチョンは、ソックとチェ・ボクからヨンシルがハクチュに殺されかけた一件を聞く。そこで火薬商人としてコ・ギルスとも出会う。
その頃、ヨンシルたちは大方の修繕を終え、最後の仕上げにかかろうとしていた。達成感に浸るヒジェに、ユン宦官からのテガン暗殺を催促する密書が届く。期限は後1日。
一方、ヨンシルはヒジェが隠し持っていた渾天儀を見つけ、触ろうとしてヒジェに突き飛ばされる。これが天文だけでなく、時間も測定できると聞き、ヨンシルは星を基準として時間まで測定でき、同時に太陽や月の高度も知ることができる機器が“簡儀”の正体だと合点がいった。仕組みも目的も分った今、実物を見ることなく簡儀を作ることができると確信。これで世宗の密命は達成したと同じ、ヨンシルたちは朝鮮に帰れると喜ぶ。
作業場では、なんとヨンシルもブリョンにほぼほぼタメ語!仲間として和やかに作業している。ブリョンがどれほどヨンシルを気に入ったかは、別れの時に知ることができるのでお楽しみに。
ヒジェに任せておけないと判断したユン宦官は、部下のムサンとハクチュに今夜テガンを襲うように命じ、ヒジェたちの犯行にしようと考える。
その頃、チョンが世宗からの親書を持ってテガンの家を訪ねていた。臣下のために丁寧な親書を送る世宗を、テガンは素晴らしい王だと称える。すぐにヨンシルたちのいる作業場へ案内する。再会を喜ぶソックとヨンシル。その時、水運儀象台が美しい音色で時を告げた。感激するテガンはヨンシル達に礼を言って朝鮮に帰ることを許す。テガンは二人のような臣下を持つ朝鮮の王はうらやましいとまで言う。
その時…。
◇BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
2017.06.01スタート 月~金17:00-17:54
◇DVD 公式サイト
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【作品詳細】【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】
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