民が時を知る！編磬が作った再起のチャンス！「チャン・ヨンシル」第16話あらすじと予告動画

ソックと共に南陽の町でヨンシルと再会したチョンは、愛を拳に込めてヨンシルの頬を打った！ついにヨンシルが宮殿に戻ってくる！実在の科学者、蒋英実の波乱の生涯を描いた「チャン・ヨンシル～朝鮮伝説の科学者～」（BS-TBS）明日6月22日（木）放送の第16話のあらすじと見どころ、豆知識などを紹介！予告動画は番組公式サイトで公開している。本作はDVDも好評発売中で公式サイトでも予告動画が公開中だ。

【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】には、ドラマの時代背景や豆知識や、放送にあわせて各話のあらすじと見どころを紹介するので、視聴の参考にどうぞ。

■キャスト⇒相関図BS-TBS
チャン・ヨンシル役：ソン・イルグク
世宗役：キム・サンギョン
太宗役：キム・ヨンチョル
ソヒョン王女役：パク・ソニョン
チャン・ヒジェ役：イ・ジフン

■第16話「人文の才」
ヒジェが密かに作っていた水時計“水運儀象台”の渾象は、イ・スンジやソヒョンの手伝いでみごとに回った。ヒジェは感慨深げに水時計を見つめるソヒョンに、ヨンシルは5年前に北京でこれを造っていたことを話し、ヨンシルに命を救われたことを打ち明けた。しかし、それは感謝以上に屈辱だったこと、ヨンシルの才能を思い知り、北京でやったことへの罪悪感と後悔の中で暮らした。ひょっとすると今も邪心が宿っているのかもしれないとも。ソヒョンはその邪心に打ち勝ってほしいと慰める。
ヒジェはここでやっとソヒョンへの思いに気づく。格物だけでなく恋のライバルにもなってしまう瞬間だ。

漢陽に戻ったパク・ヨンは、南陽でヨンシルが生きていたこと、そこで編磬（へんけい）を造ろうとしていたことを世宗に報告。ヨンシルがかつての自分の言葉を憶えていたこと、世宗に累が及ぶのを恐れ、下野しても民のために尽くしていることに感動する世宗。
生き延びたヨンシルがどう暮らしていたかは、パク・ヨンの言葉と感動の映像で明かされる。

南陽。ヨンシルを探し出したチョンは、朝鮮に滞在中の明の皇族チュ・テガンとブリョンを南陽に呼び寄せる。ヨンシルはテガンたちを市場に連れ出す。小さな日時計を中心に活気づく市場は、5年前にテガンが話してやったヨーロッパの天文時計の話、そのものだった。感心するテガンに、民から教えられることの方が多いと謙虚なヨンシル。市場の活性化は民だけでなく役人の考えまでも変えた。テガンは“天文”を極めるうちにヨンシルが、“人文”を悟ったと称賛した。
自分以上にテガンに会うのを楽しみにしているヨンシルにやきもち焼くイ・チョンが可愛い。もう一人焼きもちを焼くのはブリョン。せっかく訪ねて来たのに、ヨンシルの目には父のテガンしか見えない。強がり言うブリョンもいじらしい。
ヨーロッパ（仏朗機国）の話は第10話でテガンがヨンシルにしてやった「民が時を知ることで商業活性化できた」という話。
「民こそ天だ。そうなるといずれ王は…」と話が弾むテガン。テガンの言葉はどう続くのか？傍で心配顔のチョンの様子を記憶にとどめておこう。

ヨンシルは自分の技術を人々のために役立てたいと願い、危険を承知で上京を決意する。その夜、チョンは「天文により人の暮しを変える」と考え出したのかいつからかと問い、ヨンシルは仲間のパク・ヒョンウォンとイム・ミョンドクが死んだあと、1人生き残ったこと、復讐できないことなどを考え、苦悩の日々から立ち直るまでを話した。
回想シーンで明かされる世捨て人時代のヨンシル。そんなヨンシルに再起のきっかけを与えたのは柿！ニュートンはリンゴの落ちるのを見て万有引力を発見したが、ヨンシルは柿が落ちるのを見て人生を変えた。

漢陽、景福宮では、反世宗派の大臣たちが、パク・ヨンが見つけた編磬を称賛し、すべては自分たちの手柄と喜色満面。音楽の大切さを力説し、磬石を削った者を君子呼ばわりまでする。その成果が朝会で披露され、参列者はその音の美しさに聞きほれる。ハ・ヨンまでが明に劣らぬ楽を奏でることができたと喜ぶ。ついに製作者としてヨンシルが世宗に謁見し、大臣たちを驚かせる。
死んだと思っていたヨンシルの登場に、唖然とする参列者の表情をお見逃しなく。特に反世宗派や、ヨンシル殺害を目論んだハ・ヨン、決して世宗の前に出てこないと確信していたヒジェの表情に注目。

テガンへの感謝の宴が盛大に開かれ、テガンはあふれるほどのヨンシル愛を言葉にして、明に帰国。一方、世宗はヨンシルの作った日時計を使った民自らの力で活気づく南陽の町に興味を示す。

繁盛するソックの店に感激するヨンシル。ソックは、自分は奴婢から富商になって有名になってやると誓う。ソックの店にソヒョンがやってくることに。恋しいソヒョンと会えるのを心待ちにするものの、ソヒョンはなかなかやってこない。
その頃、ソヒョンは、ハクチュや役人ファン・イゴンたちからヨンシルを生かしていたことに対する制裁を加えられているヒジェを助ける。意識のないヒジェはソヒョンの手を握り、うわごとでソヒョンの身を気遣う。知らせを聞いて駆けつけたヨンシルがそんな二人の様子を目撃。ソヒョンはヒジェの造った簡儀をみせ、ヒジェもまた苦しんでいたことを話す。水時計“水運儀象台”も見せ、ヨンシルが5年前にすでにこれを造っていたこともヨンシルが生きていたことも知らなかった、ヨンシルについて知らないことが多すぎるとつぶやき、再会を喜ぶと同時に、ヨンシルが手の届かない存在になってしまったような寂しさを覚えるとも伝える。
ヨンシルとヒジェに対するソヒョンの気持ちが、けが人を寝かせる場所でも明らか。たしか“杖刑”を受けたヨンシルを寝かせたのはソヒョンの布団だったような…。第11話。

翌日からの豪雨で日時計が役に立たず、水時計も故障し、朝鮮は時を失ってしまった。時を知らせることができずに民たちが混乱に陥る中、世宗は大臣と書雲観判事ヒジェ、ヨンシルを集め、至急実用的な水時計の製造について議論する。国財を投じてまで新たに製造する必要はないと言う大臣たちに、チョンは民の混乱や、疲労困憊する役人たちの窮状を訴え、明からの許可が出たにも関わらず、相変わらず尻込みする大臣たちを口撃。その時、ヒジェの時報装置付きの水時計の話が出る。しかし、ヨンシルはヒジェが“海東禁漏”と名付けた水時計に…。

◇BS-TBS「チャン・ヨンシル」番組公式サイト
　2017.06.01スタート　月～金17：00-17：54
◇DVD 公式サイト
　「チャン・ヨンシル ～朝鮮伝説の科学者～」
　DVD-SET１＆レンタルDVD Voｌ.1～8リリース中
　DVD-SET2＆レンタルDVD Voｌ.9～16リリース中
　各22,800（税別）
　発売・販売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント

【作品詳細】【「チャン・ヨンシル」を2倍楽しむ】