志田未来、全財産は3万円…「ウツボカズラの夢」第2話で早くも立ちはだかる格差の壁!予告動画と1話ネタバレ
志田未来7年ぶりの連ドラ主演、フジテレビ「ウツボカズラの夢」(土曜、夜11時40分~)初回で、主人公・未芙由は母を亡くした上に継母に家を追い出されてしまった!第2話では、家事を引き受けることを条件に母の従妹の婚家・鹿島田家に居場所を見つけた未芙由(志田未来)だったが、お金のないことの絶望感を改めて味わう!そんな中、未芙由は鹿島田家のみんなの実情を知っていき…12日(土)放送の第2話予告動画と、1話ネタバレあらすじを紹介。
8月5日に放送した初回の平均視聴率は4.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。前作「屋根裏の恋人」の初回3.2%から0.8ポイントも高い数字で、この時間帯としてはまずまずの滑り出し。ツイッターでもトレンド入りし、面白かったと話題になっている。
清純派のイメージが強かった志田にとって初の悪女役。自分と未芙由は似ていないと言いながらも、「もともと悪女というわけではないですが、回を重ねるごとに、どうしてもそう見えていってしまう部分があります」と演じる未芙由を評している。また、「自分の居場所をしっかり見つけていく」とか「自分が一人で生きていくには」という未芙由の覚悟はすごい、と感心もしている。
「頑張ったからと言って報われない!だからチャンスは逃さず飲み込む!」というウツボカズラ的精神で、これから志田未来扮する未芙由がどんな“悪女”になっていくのか。最終回まで見守りたい。
■前回(第1話)ネタバレあらすじ
長野県中野市に住む高校3年生の斉藤未芙由(志田未来)は、入院している母・幸恵(芳本美代子)の看病につきっきりの毎日を送っていたために、卒業後の進路が何も決まっていなかった。「大丈夫。まっすぐに生きていれば、絶対誰かが助けてくれる」と励ましてくれた母は死去。ところが父は、すぐ愛人を家に引き入れ未芙由は、たった3万円だけ渡され家から追い出されてしまった。
母の従妹・鹿島田尚子(大塚寧々)を頼って上京したが、豪勢な二世帯住宅の1階に暮らす尚子の姑・久子(松原智恵子)は、未芙由の訪問を快く思っていない。それでも明るく優しい尚子に歓迎され、家事をしない叔母に替わって家事を引き受け、ここで暮らしていくつもりだった。しかし、尚子に「1ヶ月くらい?」と期限を聞かれ、焦った。
そんな未芙由にチャンス到来。尚子の夫・雄太郎(羽場裕一)に忘れ物のおつかいを頼まれて届けるが、それは愛人へのプレゼントだった。雄太郎を尾行して恋人と二人でホテルに入るのを目撃したmに冬は、ホテルで尚子の友人仁美(国生さゆり)と遭遇。告げ口するのかと聞かれ、否定して帰宅。
その夜、尚子と二人で夕食を食べた未芙由は、尚子が鹿島田家で孤独な生活をしていたことを知った。未芙由の作った料理も喜んでくれて、1ヶ月で追い出されずに済むかと安心したが、1階で暮らす姑・久子がやってきて、「一つ屋根の下に他人がいるのは尚子だけで十分」と、ダメ出し。
雲行きが怪しくなった未芙由は奥の手を使うしかなかった。雄太郎と二人っ気になり、その胸に抱き付き、浮気を知っており、アリバイ作りも手伝うと交渉し、居座りに成功。雄太郎の後押しもあって鹿島田家で暮らせるようになったが、条件として尚子から進学、もしくは習い事でもするように言われてしまった。尚子は軽く、5万円あればできるでしょうと言ったが、未芙由の全財産は3万円。働くことも考えたが、スマホが使えない。実家に連絡した未芙由は、亡き母が自分のために預金してくれた全額が、実家のリフォームに使われていることを知り、漠然としてしまった。
■第2話
尚子との約束を果たすために、専門学校に通うための軍資金を稼ごうと、とりあえず洋服店でアルバイトを始めた未芙由だったが、ここでも格差の壁に悩まされる。不安にかられる未芙由は、尚子の息子・隆平(上杉柊平)から料理の勉強をしたら?とアドバイスされ心が癒されるが、ここでも立ちふさがるのは費用。結局、貧乏人にはチャンスさえめぐってこないのだと思い知らされる。
そんなある日、未芙由は雄太郎との会話から母の遺産や保険金が受け取れる可能性に思い当たり、さっそく実家に連絡するが、父親の幸司(春田純一)も、継母のはるか(玄理)も取り合ってくれない。絶望の未芙由を雄太郎が食事に誘う。
フジテレビ毎週土曜夜11時40分より オトナの土ドラ「ウツボカズラの夢」を放送。原作は乃南アサ著同名小説(双葉文庫)。出演:志田未来/大塚寧々/国生さゆり/芳本美代子/春田純一/松本利夫(EXILE)/羽場裕一/松原智恵子ほか。予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。
◇フジテレビ「ウツボカズラの夢」番組公式サイト
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