映画製作オーディションで小学生の企画が特別賞に!?PR動画公開中

2017年08月30日09時04分芸能

監督(オリジナル映画企画)部門の審査結果発表が8月29日(火)にGYAO本社にて発表となり、映画監督の文晟豪(Moon Sungho/ムン・ソンホ)さんと脚本の蛭田直美さんよる「五億円のじんせい(仮)」がグランプリに、小学生ながらに斬新な発想と見事なプレゼンテーションが審査員の目に留まり、のだすすむくん(11歳)の「新人小野」が急遽設定された審査員特別賞に選ばれた!公式サイトでPR動画が公開されている。

本企画は、GYAOとAmuseが、これからの時代を担う新たな才能の発掘を目指して共同開催しているも。オリジナル映画の企画・出演者・ミュージシャンを広く公募するオーディションを開催し、選ばれた監督(オリジナル映画企画)・出演者・ミュージシャンを起用して1 本の映画作品を作り上げるという、業界でも異例のユニークな取り組みとなっている。

グランプリを受賞した映画監督の文晟豪(ムン・ソンホ)さんと脚本の蛭田直美さんによる「五億円のじんせい(仮)」は、幼少期、善意の募金五億円により難病から命を救われた少年が、健康な高校生に成長し、あるSNSのメッセージをきっかけにが「五億円を返して死のう」と決意する物語。
二人は受賞の喜びを以下のようにコメントしている。
■文さん
授賞できて大変光栄です。一次通過をした作品をサイトで見たのですが、選ばれるだろうなと思ってました。チームの人が他にいなかったので、倍の能力使っているのに負けたら寂しいなって。思い通りになって良かったです。

■蛭田さん
ありがとうございました。(彼が)生意気な口きいてすいません(笑)
彼が大好きで、仲が良すぎてケンカをたくさんするんです。朝まで電話で語ることもあります。
彼といつか仕事がしたかったので、チャンスを頂きありがとうございました。

また、ランプリは逃したものの、小学生ながらに斬新な発想と見事なプレゼンテーションで大人たちを驚かせたのだ君は受賞の喜びを以下のようにコメントしている。

■野田君
もともとなかった特別賞をわざわざ作ってもらい、心の底からうれしいです。今回の受賞は思ってもいないことでした。

「新人小野」はロボットの存在が浸透した近未来を舞台に、ロボットと子供の切ない友情の物語。
ロボットが“新人”として人間関係などにおけるさまざまな問題のシミュレーションに利用されてる中、不登校になる子供の実情を解明するため、小学校に“新人小野”が送り込まれる。小野の正体を知らない子供たちは、大人の思惑通り小野を不登校に追いやっていくが、唯一の友人、住田は...。

同プロジェクトは企画を考案した監督自身が製作することになっているが、のだ君が小学生で監督を務められないため、企画は一時凍結されることになる。

なお、プロジェクトでは今後は「五億円のじんせい(仮)」の出演者、主題歌を担当するミュージシャンのオーディションも開催し、出演者とミュージシャンの決定は2018年1月を予定しており、映画完成は2018年度を目指して進行していく予定となっている。

「NEW CINEMA PROJECT」公式サイト