【赤と黒】二人のテソン(キム・ナムギルvsキム・ジェウク)の魅力と共通点は?予告動画

2017年10月04日14時06分ドラマ
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 グッド・ストーリー  NHK

自分の人生を狂わせた財閥グループに復讐すべく“悪魔”に心を譲り渡し、危険な野望に体を任せた一人の男の哀しい運命を描く「赤と黒」!主人公のゴヌク役を演じたキム・ナムギルと因縁の関係にあるテソン役のキム・ジェウクには、実生活でも何やら縁があるようだ!今回はそんな2人の共通点と魅力に迫りたい。(以下、2011年の記事をリライトしました)

2017年の新作「名不虚伝<ミョンブルホジョン>(原題)」での演技も大好評のキム・ナムギルの、兵役前最後の主演作品が「赤と黒」だ。

「赤と黒」は、韓国で「悪い男(ナップン ナムジャ)」というタイトルで2010年にSBSから放送されたドラマで、自分の人生を狂わせた財閥グループに復讐すべく、“悪魔”に心を譲り渡し、危険な野望に体を任せた一人の男の哀しい運命を描いている。貧しい男が上流階級の欺瞞を打ち破るべく仕掛ける復讐と愛が複雑に絡み合うストーリー展開が秀逸で、主人公とヒロインとの悲恋にあまたの女性の母性本能をしびれさせた。また、撮影終了前にキム・ナムギルの軍入隊があるため、結末は主人公出演分だけ先取りして編集したという苦肉の作をとったことでも話題になっただけに、放送が終了するや多くの視聴者が“ナップン ナムジャ ロス”に陥った。

赤と黒キム・ナムギルが演じるのはパラグライディングからスキンスキューバ、アクション専門スタントに流ちょうな外国語力まで兼ね備えた優れた才能をもつ、アクションスクール スタントマンのシム・ゴヌク。幼少期に育ての親から引き離され、財閥ヘシングループの後継者ホン・テソンとして育てられるが、DNA鑑定で本人ではないと判明すると容赦なく捨てられ、ヘシングループへの復讐を誓う。

赤と黒ゴヌクとは因縁の関係にあるもう一人のホン・テソンは「コーヒープリンス1号店」「メリは外泊中」で大ブレイクし、新作「ボイス~112の奇跡~」で初の悪役を演じて高評価を得たキム・ジェウクが演じている。

因縁の関係にある二人はやがて恋のライバルにもなるが、心を閉ざしたキム・ジェウク扮するテソンがゴヌクに心を開き兄のように慕い始めるシーンもある。このキム・ナムギルとキム・ジェウクは、実生活でも“影の演技、日本人、同性愛、兵役”など実に共通点が多いのだ。

赤と黒まず1つ目の影の演技について。2人共に整ったルックスに鋭い目つきで、どこか“影”を感じさせる役どころが多い。この影が女性の母性本能をくすぐるのだ。

赤と黒次に日本人。キム・ナムギルは映画『モダンボーイ』のシンスケ役で、キム・ジェウクは「コーヒープリンス1号店」のワッフルのソンギ役でそれぞれ日本人役を演じている。もっともソンギは韓国人とのハーフの役だが、揃って日本人といっても通用するようなシャープな容姿で日本の侍姿も似あいそうだ。特にキム・ジェウクは日本でも暮していただけに、日本語もネイティブ並みの上手さだ。

3つ目は同性愛。もちろん実際の話ではない。二人は、それぞれ映画で同性愛の演技をし、そのあまりの完璧さが話題になった。確かにあの目で迫られると男でもぐらりときちゃうかも。

そして最後は兵役どちらも本作の最終回、または最後の公開を待たず兵役に就いた。

「赤と黒」で、“テソン”をめぐって共に悲しい運命を歩かされた二人。私生活でもこんな共通点があったのだ。

キム・ナムギルとキム・ジェウクのプロフィールと演じたキャラクター、吹替えキャストについては【「赤と黒」を2倍楽しむ】の「「赤と黒」キャストと声優の魅力に迫る!二人のテソン編」で詳しく紹介している。ここでは各話の詳しいあらすじと見どころ、ロケ地情報など豆知識もまとめているので、視聴の参考にどうぞ。

kandoratop【作品詳細】【「赤と黒」を2倍楽しむ】

「赤と黒」公式サイト