【韓国芸能】東方神起、驚きの契約内容と所属事務所の言い分を動画ニュースでチェック!

2009年08月04日10時16分芸能
視聴サイトへ

韓国、日本をはじめアジア中にK-POP旋風を巻き起こした東方神起と、所属事務所との間でおきている契約問題が深刻化している。このニュースを韓国MBCが動画ニュースで報じている。

ニュースでは、東方神起と所属事務所との間で交わされている契約内容や、所属事務所の言い分を報じている。東方神起に課せられている13年という専属契約は、徴兵期間の2年を加えると、15年にものぼる。若いアイドルグループとしては、事実上、終身専属契約に等しい。

ニュースでは、東方神起以外のトラブルについても報じており、こういった芸能人の人格を無視するような契約に関して、公正取引委員会では専属契約期間の短縮などを盛り込んだ「標準契約書」を作成したが、これに関してはなんら強制力もないという。
韓国芸能界では、ビジネスライクに契約を交わすことは少なく、まだまだ「情」や「義理」に頼るところが多いだけに、一度問題がこじれると、泥沼化することも少なくない。解散を危ぶむファンたちの声がますます大きくなりそうだ。

*** 以下、記事翻訳 ***

◀ANC▶
韓流スター東方神起のメンバーたちと所属事務所が専属契約問題で攻防している。
これだけではなく、最近の芸能界には訴訟が並んでいる。
こんなに紛争が絶えない理由を記者が取材した。

◀VCR▶
韓国だけではなく、中国と日本、東南アジアで爆発的な人気をあつめている「東方神起」。
このグループの三人のメンバー、ヒーロー・チェジュン(ジェジュン)とミッキー・ユチョン、シア・ジュンスが所属事務所のSMエンターテイメントと結んだ専属契約が不当だと主張した。

契約期間が約13年にも達して、アイドルグループの特性の上、事実上の終身契約となり、アルバム販売収益金もアルバム1枚当たり1% 以下で、100ウォン内外に過ぎないということ。彼らは裁判所に専属契約効力停止の仮処分申請を提出した。

しかし、所属事務所は直ちに反駁した。専属契約期間が長いことは、海外市場進出のために不可避な側面があって、待遇についても不当ではなかったと主張した。

◀SYN▶ チョ・ウソン弁護士/“SMエンターテイメント”代理人
「東方神起は、これまで現金だけでもSMから110億ウォン相当を受領したのに比べて、SMは東方神妙デビュー後の4年あまりの間、営業赤字を記録していました」
大衆音楽界とファンは、韓流を代表する東方神起が今回のことで解散しないか心配している。

ドラマ「内助の女王」で人気絶頂のタレントのユン・サンヒョンは、「一方的に契約を破棄した」と、前所属事務所から、10数億ウォンの損害賠償請求の訴訟があり、電子バイオリニストのユジン・パクの場合、前所属事務所がパクを監禁して暴行までしたといううわさが広がって、騒動となった。

紛争は、いつも芸能人が人気スターになった時に出てくる。「スターにふさわしい待遇」を願う芸能人と、「初期投資費用の回収」を主張する企画社。またスターの寿命があんまり短いので、人気のある時に大きい収入をあげようとするためだ。

韓流熱風に乗って芸能産業の図体は大きくなったが、管理システムは相変らず「情」と「義理」にだけ寄り掛かるどんぶり勘定式なので、感情がこじれると、極端な紛争になる場合が多い。

◀SYN▶ キム・ジェチョル弁護士「アメリカやこんな先進国とは違い、なぜ堅苦しい弁護士家に自問を得て締結するのか、東洋的な考え方も助けにならなかったのか...」

公正取引委員会が去る7月に標準契約書を作ったりしたが、強制力がなくて有名無実だ。専門家たちは、芸能産業全般に対する法と制度を整備して、公正なゲームのルールを作る作業が至急だと指摘している。

◆ MBCニュース終わらない芸能界混乱・・「不当契約」並ぶ訴訟