朝ドラ【わろてんか】第8週 伊能(高橋一生)と啄子(鈴木京香)も寄席経営参戦で風鳥亭快進撃始まる!あらすじ・場面写真と予告動画

2017年11月18日16時30分ドラマ
©NHK

伝統派落語家の重鎮・文鳥(笹野高史)の高座のおかげで風鳥亭夢の満員御礼を果たした第7週のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」…11月20日からの第8週「笑売の道」は、おちゃらけ派芸人の太夫元である寺ギン(兵動大樹)の申し出により芸人探しに奔走する必要はなくなったのだが、これにも問題があり・・・各話のあらすじと写真を紹介!予告動画は番組公式サイトで公開中。当日昼12時からNHKオンデマンドで見逃し配信する。

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第7週、なんとか迎えた風鳥亭の初日。客入りは上々。ところが肝心の落語家が大遅刻したうえに高座が全くウケない。おまけに客が笑わないのは寄席のせいだと理不尽に激怒し、風鳥亭は落語家抜きの寄席に。なじみの芸人仲間で回すも客入りは激変、最後の客も出て行った。そこに伊能(高橋一生)が現れ、藤吉(松坂桃李)と初対面。

風鳥亭の開業から4日目、大赤字の状況にてん(葵わかな)はまた内職を始める。他の落語家や芸人との出演交渉も失敗し、意気消沈の藤吉を飲みに誘った伊能は、寄席経営に手を出した理由や落語家(噺家)にこだわる理由を尋ねる。藤吉の理由づけを一蹴した伊能は、「一番大切なのは客」と意見。素人(と藤吉が思い込んでいる)の伊能に好き勝手言われ二人は大ゲンカ。その後打ち解けた二人はてんと藤吉の家へ。
藤吉は、伊能の「活動写真(映画)を日本中に広める」という夢に感化され互いの夢を語りながら酔いつぶれて寝てしまう。

一方、伊能は夜中に内職の針仕事をするてんに、自身の生い立ちを話す。自分が妾の子で、活動写真は消息不明の母が好きだったということ、そして自分の作った活動写真で日本中を感動させたいという思いなど。そして「伝統派を束ねる落語家に会ってみないか」と藤吉への伝言をてんに託し帰って行った。その落語家こそ、藤吉が心酔する喜楽亭 文鳥(笹野高史)だった。

伊能に付き添ってもらい、風鳥亭への伝統派の落語家の出演を文鳥に依頼するものの話はまとまらない。帰路、突然伊能が全身で悔しさを表し情熱的な一面を見せた。(このとき、藤吉は伊能を“栞くん”と呼んでいた)

相変わらず風鳥亭は同じ芸人、同じネタ。ついにてんの判断で寄席を休業し、てんと藤吉はもう一度文鳥に会いに行くことに。伊能から聞いた「日本一辛い(本当は甘い)カレー」の話をヒントに甘口カレーうどんを用意したてんは、伝統派の落語家ではなく文鳥師匠本人の出演を依頼する。二人の熱意に文鳥は「カレーうどんの礼」と一回限りの出演を快諾。

文鳥が高座に立つ日、風鳥亭は初めて満員御礼に。伊能の計らいで新聞記者も詰めかけ、その中には藤吉の元許嫁で歌人を夢見る楓(岡本玲)もいた。
文鳥の高座は“時うどん”で大成功。翌朝各紙がこれを報じ、伝統派に負けられないと、寺ギンが専属の太夫元になってやるとやって来る。ところが、寺ギンは一方的に、自身へ七割、風鳥亭三割の取り分という風鳥亭圧倒的不利な条件で話をつけていき…。

※番組公式サイトでは、見事な“時うどん”を披露した笹野高史が語る稽古の裏話を公開中⇒ドラマのツボ 笹野高史②(NHK番組サイト)
てんの勝負料理第三弾・文鳥の心を掴んだ“あま~いカレーうどん”のレシピも⇒ドラマのあの味つくってんか・カレーうどん(NHK番組サイト)

【第8週(2017/11/20-2017/11/25)あらすじ
■第43話(月)
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が開業した寄席は客足も順調に見えるが、芸人たちを取り仕切る寺ギン(兵動大樹)への支払いが多く、儲けがほとんどない状態だった。客の回転率を上げて何とか売上げを伸ばそうと考えた二人は、寄席経営のベテラン・亀井(内場勝則)の秘策を試してみるが逆効果。かえって客足が途絶えてしまう。てんの実家から借りた開店資金返済のめども立たず、業を煮やした啄子(鈴木京香)は…

■第44話(火)
商売に不慣れなてん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)に寄席経営を任せていられないと、ついに“ごりょんさん”啄子(鈴木京香)が立ち上がった。客への団扇の貸し出しや下足を磨くサービスなどを次々と始め、客足の回復に取り組む。てんは寄席で冷やし飴を売ることを思いつき、売り方も一工夫して売り上げをぐんぐんと伸ばす。そんなてんの才覚を目の当たりにした伊能(高橋一生)は、藤吉にとんでもない事を言い出す。

■第45話(水)
斬新な冷やし飴の売り方を考案したてん(葵わかな)の発想力と商才にほれ込んだ伊能(高橋一生)は、自分の商売にてんの力を貸して欲しいと頼み込んだ。そのかわり伊能は藤吉(松坂桃李)と一緒に、寄席の表で客の呼び込みをする羽目に。昼間の通りには女性や老人がたくさんいることに気づいた伊能は、夜営業だけの寄席を昼にも興行してはどうかと提案する。その読みはぴたりと当たり、女性客や老人客が風鳥亭につめかけた。

■第46話(木)
昼興行を始めた風鳥亭は客足も伸び、てん(葵わかな)は充実した日々を送っていた。ところが、いつもと様子のまったく違う、暗くて無口な風太(濱田岳)が突然現れ、てんは幸せな日常から奈落の底に突き落とされる。妹の結婚式の様子や家族が元気にやっているかを聞きたがるてんに対して、やっと重い口を開いた風太が告げたのは、てんの父・儀兵衛(遠藤憲一)のことだった。

■第47話(金)
父の死を乗り越え、てん(葵わかな)は再び寄席の商売に身を入れて働く。その姿を見た風太(濱田岳)は安心して京都に戻って行った。ある日てんは、藤吉(松坂桃李)と啄子(鈴木京香)に寄席の入場料を半額にすることを提案する。半額でも客が増えれば儲けは増えるというてんの考えに納得した藤吉と啄子は、この大きな勝負に打って出る覚悟を決めた。そんな時、京都から今度はおトキ(徳永えり)が突然やって来た。

■第48話(土)
てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)が風鳥亭を始めて一周年の記念興行の日。客席には儀兵衛(遠藤憲一)の遺影を抱えたしず(鈴木保奈美)ら藤岡家の面々が集まり、万丈目(藤井隆)らの芸に心の底から笑う。しずと思い出を語る啄子(鈴木京香)はてんと藤吉を呼んで、北村家家訓の額を譲ると言い出した。それはつまり、てんを北村屋の“ごりょんさん”だと認め、てんと藤吉の結婚を許すという啄子の宣言だった。

NHK連続テレビ小説「わろてんか」はNHK総合にて月~土曜8:00~8:15、再放送は12:45~13:00。BSプレミアム7:30~7:45、23:30~23:45、土曜9:30~11:00は1週間分放送。NHKオンデマンドで当日昼12時から見逃し配信される。
出演は葵わかな,松坂桃李,濱田岳,広瀬アリス,大野拓朗,兵動大樹,内場勝則,藤井隆,高橋一生,鈴木京香,遠藤憲一ほか。
主題歌は松たか子の「明日はどこから」。

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