「女人天下」も「チャングム」もここから始まった!朝鮮王朝の原点「龍の涙」配信開始!
「龍の涙」は、王朝の初期を描いたドラマで、韓国三大悪女を描いた「女人天下」「張禧嬪」「王の男」や「宮廷女官チャングムの誓い」などを始めとした朝鮮王朝歴史ドラマの原点となる作品だ。韓国では1996~98年、KBSで全159話で放送され、最高視聴率49.6%をたたき出し、金字塔を打ち立てた超大作。この作品を、ショウタイムが配信開始した。
ドラマは、朝鮮建国のきっかけとなったイ・ソンゲ(第1代王・太祖)によるクーデター 「威化(ウィファ)島回軍」から、「ハングル発明」という王朝最大の偉業を成し遂げた第4代王・世宗までの朝鮮王朝初期の激動の時代を描いている。(詳しい王朝の系図は、表朝鮮王朝系図でご確認を)
出演者数7950人、総製作費160億ウォン、エキストラ5万人というケタ違いのスケールで映像化された作品は、政権争い、肉親同士の確執、女たちの策略…など、あらゆる人間ドラマを濃厚に描いている。監督は、韓国初の歴史ドラマ「国土万里」を手がけて以来、「女人天下」「王の女」「王と私」と、歴史ドラマ一筋40年の大ベテラン監督、キム・ジェヒョン。監督の描いた「女人天下」「王の女」「王と私」が韓国版“大奥”というなら、この「龍の涙」は、実在の英雄を映画にも引けをとらない圧倒的スケールで描いた“骨太”の歴史エンターテイメントだ。
歴史については、表年表、同時代を描いたドラマは、表ドラマの朝鮮王朝で確認しよう。また、それ以外の歴史ドラマについては、『韓ドラ』ここが知りたい!のページで、詳しく紹介しているので参考にして欲しい。
史実は、時には創作よりドラマチックなもの!歴史を超えた「龍の涙」は、8月7日に第16話まで配信開始し、順次更新予定。
◆ 作品情報
・話数: 全159話
・制作: KBS 放送年: 1996-1998
・監督/演出: キム・ジェヒョン
・脚本: イ・ファンギョン
・出演者: キム・ムセン、ユ・ドングン、チェ・ミョンギル、キム・ヨンラン、キム・フンギ、カン・インドク、パク・ビョンホ、イム・ヒョク、キム・ヘリ
◆ ショウタイム「龍の涙」