2008年10月この世を去った人気女優のチェ・ジンシルさんの遺骨が盗難に遭った！このショッキングなニュースに韓国の科捜研が動き出した。これをYTN-STARが動画ニュースで報じている。

このなんともやりきれない事件は、14日から15日の間におきたと見られている。警察では、チェさんの熱狂的なファンによる犯行の可能性もあるとし、国立科学捜査研究所に証拠物件を送り、総力を挙げての犯人の割り出しにかかっている。

映像には、現在操作中のチェさんの墓の様子が収録されている。

***　以下、記事翻訳　***

＜記者＞警察は故チェ・ジンシルさんの墓の前で確保した焼酒瓶2個と割れた大理石の欠片などで指紋を採取し身元の確認作業にかかっている。警察はまたこれらの証拠品に容疑者のDNAの残っている可能性があると、今日(17日) 国科捜（国立科学捜査研究所）に精密鑑識を依頼する計画。

＜捜査関係者＞すべての可能性を念頭に置いて現場で収集した資料たちを土台に分析作業を続けています。

墓所を照らすCCTVは故障で作動しておらず、遺骨盗難当時の画面はないようだ。しかし警察はメモリアルパークに通じる国道沿いにあるCCTV 2台の画面を確保して、公園周りに出入りした車を精密分析している。

警察は墓の壁面が金槌のような道具で割られた点から推察し、計画的な犯行である可能性が高いことと見ている。しかし追慕客などが偶発的に犯行におよんだ可能性もあると思って、芳名録を手に入れて訪問者たちを確認している。

遺骨盗難の知らせが入ってから二日間、チェさんの墓地には追慕客たちの足が途切れない。

◆ 故チェ・ジンシルさん遺骨盗難事件“証拠品分析”に総力