【最終回ネタバレ】石原さとみTBS「アンナチュラル」26人もの女性を殺害した男の罪とは!?見逃し配信
中堂(井浦新)の恋人・糀谷夕希子(橋本真実)を殺害した高瀬(尾上寛之)が警察に出頭!しかし遺体損壊は認めたものの殺人は否認!証拠がなく起訴も難しい!?宍戸(北村有起哉)が殺人の証拠を握っているのだが…TBS「アンナチュラル」最終回(第10話)は16日に放送、TVerにて放送終了後より1週間見逃し配信中。
16日放送で最終回を迎えた「アンナチュラル」。初回視聴率が12.7%、2話13.1%、3話10.6%、4話11.4%、5話9.0%、6話10.1%、7話9.3%、8話10.5%、9話10.6%となった。最終回視聴率は週明け(19日)に発表される。
石原さとみが法医学者になって遺体を解剖する…これまで石原さとみのドラマといえば、おしゃれな服を着てかわいらしい女の子を演じることが多かったが、「アンナチュラル」ではそのイメージを一変させた。
主人公・三澄ミコトというキャラは、石原さとみに新しい命を吹き込んだ。ミコトのサバサバした性格、仕事に対する実直な姿勢、そして時に見せる人情味あふれる涙。1人の女性として実に魅力的なキャラで、女優・石原さとみの当たり役となった。
海外ドラマで人気の「BONES」や「ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言」のように女性が主人公の法医学ドラマが人気だ。「アンナチュラル」もこれらに追随する人気ドラマになったと言えるのではないだろうか。
結論から言うと、最終回でUDIラボのメンバーはすべて元通りになった。これは第2シーズンへ続く予兆とみてよいのでは!?
■DVD&Blu-ray情報
2018年7月11日ドラマ「アンナチュラル」のDVD、Blu-ray発売決定。
本編+特典映像。第8話は未公開カットを追加したディレクターズカット版を収録予定。
・DVD BOX 19,000円(+税)
・Blu-ray BOX 24,000円(+税)
■最終回(第10話)ネタバレあらすじ
中堂(井浦新)の恋人・夕希子(橋本真実)を殺害した疑いのある高瀬(尾上寛之)は警察に出頭。高瀬は橘芹那については、不動産の内見中に突然死んだ、遺体の処理に困ったので点滴でホルマリンを投与したと供述。
次ぎの犠牲者・大崎めぐみも同じように不動産内見中に突然死亡。人が死んだアパートは事故物件になってしまうので、遺体をバラバラにして酸に入れて溶かしたと供述。それぞれ、遺体損壊は認めたが殺人は否定する。
検察官の烏田(吹越満)はミコトに橘芹那の鑑定書からボツリヌス菌に関する記述を削除してほしい要求。高瀬の弁護士は、芹那は昼食に悪いものを食べて食中毒になり、体内にボツリヌス菌が発生して死亡したと主張。
ミコトは、ボツリヌス菌は橘芹那の死後に発生したものだと主張するが烏田は、それでは裁判で勝てないと言う。中堂も、書き直した鑑定書を提出しろとミコトに迫る。
そもそも、どうして高瀬がボツリヌス菌のことを知っているのか!?まるでUDIラボの人間が宍戸か高瀬に情報を漏らしているかのよう…神倉(松重豊)は「週刊ジャーナル」にUDIラボの内部情報を漏らしている人間がいると言い、その真意を六郎(窪田正孝)に訪ねる。
終始うつむいていた六郎は、自分がフリージャーナリストの宍戸(北村有起哉)に情報を漏らしたことを告白し、みんなに謝罪。そしてUDIラボを辞めた。
そんな中、宍戸が高瀬の妄想として、26人殺害した経緯を1冊の本にした。世間を騒がせた大事件なだけに、本は爆発的ヒットとなった。宍戸はスクープのため、高瀬の殺人に手を貸し情報を収集。高瀬の記事を書いた「週刊ジャーナル」は大ヒット、さらに宍戸の著作もベストセラーとなった。
中堂は宍戸がまだ別の証拠を持っているはずだと睨み、宍戸のもとへ。宍戸の体に注射を刺し中の液体を注入。「フグの毒だが解毒剤がある。これがほしけりゃ証拠を出せ」と迫った。
宍戸はしぶしぶ押し入れから証拠品の「おさかなボール」を取り出す。高瀬が殺害した女性たちの口に押し込んだもの。これに高瀬の指紋と女性たちの唾液が含まれているはずだった。
ところが宍戸はそのボールを酸につけ、証拠を台無しにしてしまった。さらに中堂から奪った解毒剤を飲み干す宍戸。実は、注射器には単なる麻酔を入れ、本物の毒は、解毒剤と称した液体のほうだった。
愕然とする宍戸。そこへ中堂の後を追ってやってきたミコトと六郎。こんなやり方で不条理な死に負けてはいけないとミコトは中堂を説得。折れた中堂は、本物の解毒剤をミコトに渡した。
そのころ、UDIラボに初老の男性が訪ねて来た。その人物は糀谷夕希子の父・和有(国広富之)。これまでずっと中堂が娘を殺したと信じ、毎年娘の命日になると中堂に「早く罪を償え」と手紙を出し続けていた。
しかし、くだんの本を読み、中堂は無実だったことを知ってUDIラボに謝りに来た。あいにく中堂は不在だったため、糀谷は神倉に名詞を渡して帰って行った。その名詞を見ると住所がアメリカのテネシー州になっていた。
糀谷の話によれば、夕希子も高校までテネシーで生活しており、父は娘の遺体をテネシーで埋葬していた。アメリカでは土葬が主流…つまり、夕希子の遺体がエンバーミングされ、そのまま埋められている。
神倉が現地へ飛び、夕希子の遺体を取り寄せた。改めて最新技術を駆使して解剖に挑むミコト。そこであらたに、夕希子の口の中から、高瀬のDNAが検出される。
裁判で、検察側は高瀬が小さいころ母親から暴力を振るわれていたと報告。母は幼い高瀬にしつけと称して、くだんのお魚ボールを幼い高瀬の口に押し込んでいた。高瀬は母にやられた虐待を、被害女性に行っていた。
DNAを突きつけられても自供しない高瀬。そんな高瀬にミコトは「あなたに同情する」と言った。さらに「この人は30歳すぎても母親の呪縛から逃れられない」など、高瀬を挑発。最後には「この人は可哀想な人です」とまで言った。
言われた高瀬は顔をまっ赤にして激怒。「やりたいからやったんだ。殺したいから殺した。26人も殺害なんてこのオレにしかできない!」と興奮気味に自ら罪を告白した。そして宍戸も殺人幇助の罪で警察に逮捕された。
UDIラボでの多忙な毎日が続く中、ラボに新しいアルバイトがやってきた。神倉に紹介されたのは久部六郎。六郎は、将来法医学者になりたい、本格的に勉強がしたいので、ここで働かせてください」と頭を下げ、みんなに受け入れられた。
TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」最終回(第10話)は3月16日(金)に放送された。出演:石原さとみ/井浦新/窪田正孝/市川実日子/池田鉄洋/竜星涼/小笠原海/飯尾和樹(ずん)/松重豊ほか。第10話ゲストは国広富之。
番組公式Twitterアカウントは「@unnatural_tbs」。最新話(最終回)は放送終了から1週間、民放テレビポータルTVerにて無料見逃し配信中。
◇TBS金曜ドラマ「アンナチュラル」番組公式サイト
◇TVer
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