【創作テレビドラマ大賞受賞】NHK23日「デッドフレイ」謎めいた人妻(ミムラ)は夫を殺した!?予告動画
日本放送作家協会×NHK共催「創作テレビドラマ大賞」受賞作をドラマ化!主人公・直樹(井之脇海)は「夫と旅行しているように写真を加工してほしい」という人妻(ミムラ)からの依頼を受けるのだが…NHK総合23日(金)夜10時より「デッドフレイ 青い殺意」を放送!予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
1976年から続く「創作テレビドラマ大賞」。日本作家協会とNHK共催で脚本家5名、NHK演出家5名による厳正な審査を経て、優秀作・脚本家を選んでいる。受賞した作品はNHKにて映像化され放送される。2017年10月には、第42回創作テレビドラマ大賞受賞作が決まった。この作品も、後に映像化される予定である。
23日放送の「デッドフレイ」は第41回大賞受賞作で、脚本を手がけた佐々木由美は本作で脚本家デビューを果たした。今後、ドラマや映画で佐々木氏が手がけた作品を観る機会も増えるであろう。
本ドラマの主演・井之脇海は1995年生まれの22歳。劇団ひまわり出身で子役として芸能活動を行っていた。そんな井之脇海が注目されるようになったのは、NHK朝ドラ「ひよっこ」で主人公・みね子(有村架純)らが参加していた向島電機コーラス部の指揮者で、みね子の同僚・幸子(小島藤子)の恋人(後に結婚する)の高島雄大役。
さらに昨年放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」では井伊家に仕えた小野万福役を熱演した。今後注目の若手実力派である。
劇中、ミステリアスな人妻を演じるのはミムラ。だれもツッコミを入れないがよく見れば不思議な芸名である。芸名の由来はご想像通り、「ムーミン」に登場する「ミムラ姉さん」である。ミムラ本人が大のムーミン好きで、女性らしいミムラ姉さんに憧れていたという。
たしかに芸名が「ミー」なら、傍若無人な振る舞いをするキャラで大変なことになっていただろう。デビュー当時は本名を明かしていなかったが、デビュー10周年を機に公表した。
主役から脇役まで、幅広い役をこなし、女優業のほかにもエッセイなどを執筆。今年はNHK大河ドラマ「西郷どん」にも出演。瑛太演じる大久保利通の妻・満寿を熱演している。
井之脇海×ミムラが演じるミステリアスなドラマ「デッドフレイ」。新人脚本家のデビュー作だが興味深い展開になりそうなドラマである。
■あらすじ
人付き合いが苦手だった直樹(井之脇海)は、なかなか定職に就けなかったが、やっと小さな写真事務所で画像加工の仕事に就くことができた。社長(水橋研二)の指示のもと、直樹は毎日インスタ映えするようなウソの画像加工をほどこしていた。
そんなある日、事務所に訪れた女性・紗耶(ミムラ)から、奇妙な依頼が持ち込まれる。「夫が失踪しているが、一緒に旅行したように画像を加工してほしい」と…。それがきっかけで、直樹は紗耶、そして娘の葵(粟野咲莉)とも親しくなる。
しかし紗耶は、失踪した夫のことは一切口にしない。そんな紗耶に直樹は「もしかして、彼女が夫を殺しているのかも!?」と疑いの目を持つようになるのだが…。
NHK総合3月23日(金)夜10時より第41回創作テレビドラマ大賞受賞作「デッドフレイ 青い殺意」を放送。脚本:佐々木由美。出演:井之脇海/ミムラ/千葉哲也/千葉雅子/粟野咲莉/水橋研二。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。
◇NHK総合「デッドフレイ 青い殺意」番組公式サイト
【2018春ドラマ】