【韓国】キム・ミョンミン、20キロ減で挑んだ感動作「私の愛私のそばに」、会見と見どころを動画で。
昨年10月、クォン・サンウの主役降板で話題になった映画「私の愛私のそばに」で、主役を演じるのは「ベートーベン・ウィールス」でカリスマ指揮者のカンマエを演じたキム・ミョンミン。本日、24日午前に開かれた映画制作報告会の様子を、NAVERが動画配信している。
映画は、筋肉が衰え次第に体が麻痺していく“ルーゲリック病”にかかった男(キム・ミョンミン)と、献身的な愛で男を支える女(ハ・ジウォン)との感動のラブストーリー。役になりきるため、落とした体重は20㎏!体格のよい彼が骨と皮だけになった姿で映画に登場する。
モムチャン(体格がいい)に人一倍気を使う韓国俳優としては、今回の役作りは相当な勇気がいっただろう。台本を手にしたとき「死ぬかも知れない」とまで感じたという過酷なシーンをのぞいてみよう。
*** 以下、記事翻訳 ***
映画「私の愛私のそばに」制作報告会
「後半に行くほど感情をもっと入れ込まなければいけないのに、どんどん気力が落ちて演技に没頭することができなかったことが一番辛かった」
映画「私の愛私のそばに」でルーゲリック病にかかった患者役を演じるため、体重を20㎏落とした俳優キム・ミョンミンは、24日午前鴨鴎亭CGVで開かれたこの映画の制作報告会で、「食事制限はこの役を引き受けたから当然すべきことであってたいしたことではない」と言っている。彼は「ルーゲリック病」は意識と感覚はそのままで、筋肉だけが死んで行く病気なのに、僕は患者ではないから痩せながら意識と感覚が一緒に麻痺したんです」と打ち明けた。
映画は「ルーゲリック病」にかかった男ジョンウ(キム・ミョンミン)と彼のそばで見守る妻ジス/チス(ハ・ジウォン)の至高のラブストーリー・「君は私の運命」で、300万人の観客を動員したパク・ジンピョ監督が再び贈るメロドラマ。この日公開されたフィルムでキム・ミョンミンは脊筋と肋骨がむき出しで、顔は肉がほとんどない位に痩せこけた姿で苦しむ演技に臨んだ姿を見せている。
キム・ミョンミンは「はじめは監督とハ・ジウォンさんが一緒に絶食して、一緒に我慢してくれたが、後には二人でトッポキを食べに行って、一口位は試食させてくれるかと思ったが「君は食べてはいけないでしょう!」と少しさびしかった」と冗談を言ったりした。
しかし「メイキングフィルムで監督が洗っていたドロップは、私が低血糖になって甘いものを食べないと倒れるからと、私のために準備してくださり、私のためにたくさんの我慢をしてくれた」とも言い、「一日一日とても大変だったが、監督に不満があったことはなく、撮影場で生きていることを感じた」と語った。
パク・ジンピョ監督は「ハ・ジウォンが、激しいダイエットをするキム・ミョンミンの横で、一緒に苦しみながら看病しなければならなかった」と言い、「トッポキはハ・ジウォンが憂鬱になるときに食べる食べ物だったし、僕は絶対食べたくなかったけれど、ジウォンが食べるために一緒に食べた」と言った。
葬儀指導士であるジス役を引き受けたハ・ジウォンは「仕事が想像したより複雑で難しかった」と言い、「実習して勉強しながら本当に美しい手を持った人ができる職業だと思いました」と語った。また「キム・ミョンミン先輩がダイエットして辛がるのを見守ること自体がとても辛かった」とも言い、「先輩があまりに没頭していたので、私は自然に切なくなって看病することができた」と打ち明けた。ハ・ジウォンは「今までも運命的な愛を待っていたが、この映画を撮って、もっとその思いが強くなった。運命的な愛がいつかは現われないかしら」と微笑んだ。
◆ 20kg痩せたキム・ミョンミン「しきりに脱力..演技が大変」