朝鮮王朝を震撼させた三大悪女「女人天下」解説動画配信-衛星劇場
“この世を足元に跪かせてやる!”この過激なフレーズがドラマ「女人天下」のテーマだ。韓国の歴史に残る3人の悪女の一人、チョン・ナンジョンが主人公の「女人天下」を、衛星劇場が放送開始している。
「女人天下」は、韓国SBSで全150話で女の野望と宿命を綴った歴史絵巻。準備期間に1年、撮影は、ソウル(景福宮)、京畿道(民俗村)、全羅道(慶基殿)と全国に渡った。12回以上に及んだ台本の書き直し、どれをとってもこれまでの韓国の歴史ドラマの常識を覆すものばかりで、現在の韓国超大型時代劇ブームの火付け役となった作品といってもいいだろう。
200人をゆうに超える俳優が登場する超豪華キャスト陣のトップに君臨するのはカン・スヨン。主人公のチョン・ナンジョンを演じた。彼女は、1971年に子役タレントとしてデビューし、これまで数々の名作に出演している実力派女優。その経歴も輝かしく、「ベニス映画祭」、「モスクワ映画祭」、「ヴェネチア映画祭」など数々の女優賞を受賞している。「ヴェネチア映画祭」といえば、2007年に『シークレット・サンシャイン』でチョン・ドヨンが受賞しているが、それより20年も前に、彼女は映画『シバジ』で受賞している。もちろん、アジアではじめての快挙だ!韓国では、誰もが認める「国民的俳優」で、まさにこの大作にふさわしい主役だ。
稀代の悪女として歴史に名を残した女人が、“大奥”をも凌ぐどれほど熾烈な女の戦いを繰り広げたのかは、番組HPの5分15秒の「番組解説動画」で確認しよう。ナビゲートしてくれるのは、韓国エンターテインメント解説の第一人者、田代親世。
放送は、毎週月曜日の夜11時から。(詳しい放送時間はこちら→放送日時(9月))
※ ナビコンでは、三大悪女の女人(チョン・ナンジョン、チャン・ヒビン、チャン・ノクス)を、「女人天下」「張禧嬪」「王の男」の作品から詳しく紹介する特集ページを公開中。→『韓ドラ』ここが知りたい!三大悪女シリーズでご覧ください。
歴史がわかる便利な表はこちら→年表、ドラマの朝鮮王朝、朝鮮王朝系図
田代親世さん番組解説
衛星劇所「女人天下」