1993年日本で一世を風靡したドラマ「あすなろ白書」があった。この伝説のドラマの台湾版リメイクドラマが、25日（金）より、Vienaから配信開始された。ドラマの原作は、カリスマ作家の柴門ふみが書いたコミックで、バブルで沸いた1990年代の若者を描いた青春群像劇としてコミックも大ヒットした。

日本では、フジTVが1993年に筒井道隆と石田ひかりの主演でドラマ化した。このドラマで、主演の二人以上に輝いた人物がいる。キムタクこと木村拓哉だ。彼の演じた取手は主役ではないが、キムタク演じる取手が石田ひかり演じるなるみを後ろから抱きしめたシーンは特に好評で、“あすなろ抱き”という名前までついたほどだ。木村拓哉が役者として大ブレークしたのもこのドラマがきっかけてといってもいいだろう。

本作は、2002年に台湾でもリメイクされ、石田が演じたなるみ役をレイニー・ヤンが演じている。彼女は、同年にリメイクされた台湾版「花より男子」にも出演している人気女優だ。気になるキムタクが演じた取手はエディ・ボンが、筒井道隆が演じた主人公の掛居は、ショーン・ユーが演じている。

特に、ショーン・ユーはこの掛居役でブレイクし、これがキッカケであの大ヒット香港映画「インファナル・アフェア」の主人公ヤン（トニーレオン）の若い頃の役を射止めたといわれている。

日本と台湾とで大スターを生み出した「あすなろ白書」の台湾版で、あの“あすなろ抱き”が登場するのか？チェックしよう！

※台湾でのテレビ放送は「あすなろ白書」は「情白皮書」、「花より男子」は「流星花園」というタイトル名でオンエアされた。

◆ 作品紹介
【原作】
柴門ふみ「あすなろ白書」小学館刊
【キャスト】
掛居保：ショーン・ユー、取手治：エディ・ポン、
園田なるみ：レイニー・ヤン、東山星華：ファン・ウェイチー、松岡純一郎：レイモンド・リー
【視聴料金】
◆各話：税込 210円／7日間、5話パック　税込 840円／14日間
　6話パック 税込 1,008円／14日間、◆全話パック 税込 2,856円／30日間
※第1話～第5話は、無料配信

Viena「あすなろ白書」