藤原紀香主演、産婦人科の過酷な現状描く新ドラ「ギネ」予告動画-日テレ

2009年09月30日21時22分ドラマ
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産科医療崩壊の危機を、産婦人科の過酷な現状描く視点から炙り出す藤原紀香主演の新・連続ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」が日本テレビ系列にて10月14日(水)から放送を開始する。番組タイトルにある「ギネ」という聞き慣れない言葉は、医師の間で用いる業界用語であり、産婦人科医のことを指す呼称なのだという。

いま、産婦人科は戦場だ。医師が、足らない。「ギネ 産婦人科の女たち」番組HPによれば、38時間連続勤務や月20日の当直は当たり前なのだという。あまりにも過酷な労働環境だ。しかも、被医療者からの訴訟率は他の科の3倍にものぼるという。そんな苛烈な環境は、産科医を減少させる深刻な要因となり、負のスパイラルが連鎖する。

本作で藤原紀香演じるヒロインの柊奈智は、入局5年目の無口な産科医。その命に対しての執着は凄まじく、リスクを負っても患者を見捨てるようなことはしない。一方、周囲とのコミュニケーションは器用ではなく、彼女はたびたび誤解を受け、鼻つまみ者扱いをされる。孤高、孤独のヒロインだ。そんな中、上地雄輔演じる新人医師・玉木聡は奈智の下につくことになるが、ろくに指導しない彼女のスタンスに玉木はひとり苛立つ。だが、そこは過酷な医療現場である産婦人科。重大な事件が起きてしまい・・・。

過酷極める労働環境において、産科医達の心的ストレスの大きさは想像を絶する。ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」は、そんな状況下に置かれながらも、ただ命を救いたいという一心で日夜戦い続ける産科医たちの熱いドラマを描いていく。それはまさに産婦人科版「ER」という表現が的を得る作品。生命を巡る緊張が、感動が、希望が、じっくりと描かれていく。入念に取材されたというプロフェッショナルな医療現場再現したディテールにも注目したい。

新・連続ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」は、日本テレビ系列にて10月14日(水)よる10時より放送を開始。第1話は15分拡大版での放送となる。予告動画の視聴は下記リンクより。

◇連続ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」
【キャスト】
藤原紀香、上地雄輔、板谷由夏、本仮屋ユイカ、内田有紀、八嶋智人、松下由樹、中村橋之助(特別出演)ほか。
【脚本】
大石 静
【演出】
岩本仁志、久保田 充
【原作】
「ノーフォールト」
岡井 崇 (早川書房 刊) 

連続ドラマ「ギネ 産婦人科の女たち」 予告編