86年の歴史に幕、ヤンキースタジアム「最後の試合」

2008年09月22日13時24分スポーツ

ニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキー・スタジアムで9月21日、当球場での「最後の試合」が行われた。86年の歴史を持つ伝統の舞台が幕を下ろすことになった。来季からは隣に建設中の新球場に移転する。
「ルースが建てた家」と呼ばれた野球の「聖地」は、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリック、ジョー・ディマジオ、ミッキー・マントルなど数々の名プレイヤーがプレイし名シーンを演じた。この間ヤンキースは26度のワールド・シリーズを制覇、まさに歴史的建造物ともいわれるほどニューヨーク市民から愛されていた。

「最後の試合」の直前に行われたセレモニーではジョー・ジラルディ監督、ヤンキースナインと往年の名選手らが登場、ルースの娘さんで92歳のジュリア・ルース・スティーブンスさんが始球式を勤めた。2003年4月ヤンキー・スタジアムのデビュー戦で満塁ホームランを飾った松井英喜が指名打者で出場し、チーム初ヒットを放った。

MLB日本語公式ライセンシーサイト「MAJOR.JP」では、「さよならヤンキー・スタジアム特集」を配信している。「聖地」ヤンキー・スタジアムでプレイした名プレーヤーや日本人選手たちの活躍を堪能できる動画が配信されている。

MAJOR.JP「さよならヤンキー・スタジアム特集」